祭具
2011年9月4日 by sporder485
片木 折敷(経木 角材張り)
薄板(経木)の内側に桧の角材で縁を付けた折敷を製作しました。
村の祭事にご使用されるもので、毎年決まった数量をおつくりしています。
他の村では、桧の縁の代りに竹ヒゴの縁の折敷(ブログNo.174)をご使用されます。
場所が変わると細かな仕様も変わりますが、
それぞれの地域で折敷の原型を、伝統として大切に守っておられます。
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2011年9月3日 by sporder484
戸帳 単仕立 布筋赤紫
戸帳をお仕立しました。
神床内部にしつらえられるもので、
人絹緞子の生地に、赤紫の布筋をお付けしております。
光沢のある生地に、布筋、朽木柄がバランスよく配置されています。
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2011年8月28日 by sporder479
金幣 釣り下げ型(吊り下げ型) 本金箔押し
金幣を製作しました。
細かな幣がつながり、下部に鈴が付いた釣り下げ型(吊り下げ型)で 、
幣には本金箔を押しています。
台座は、十字足に持ち送りのついた八双台です。
窓辺に金幣を置くと、
人が感じないような、僅かな風の流れに幣が揺れ、
『涼やかな』 という言葉どおりの 鈴の音が聞こえます。
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2011年8月25日 by sporder476
大型御幣 (幣と幣串)
大型の御幣を製作しました。
神社の当家にあたるお家が、毎年一柱ずつ奉納されるものです。
幣串は全長約160cm で材質は吉野桧材です。
幣は左右に五枚づつ垂れがあります。
御幣のかたちは、地域の風習や、神社の伝統によって様々で、
幣串の先端の形状や垂れの数(四垂れ、五垂れ等)、
紙の枚数、紙の色の組合わせ(白、紅白、五色)、
水引や麻緒の有無等、それぞれ異なります。
ただ、 それぞれが永年にわたって大切に守れていることを考えると、
できるだけ正確にお見本どおりにおつくりすることが、
私どもの務めであると 強く思います。
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2011年8月21日 by sporder472
戸帳(門帳) 社紋入り
戸帳(門帳)をお仕立しました。
生地は上紡緞子で、 布筋は赤紫、 社紋(下がり藤)を摺り入れております。
仕立ては、綿の裏地を付けた裏付き仕立てです。
純白というより、温かみのあるスノーホワイトの上紡緞子に、
茶色に刷り込まれた下がり藤の社紋が 上品におさまっています。
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2011年8月20日 by sporder471
御神体箱 木曽桧
御神体をおさめられる箱を製作しました。
材質は木曽桧材で、 正面は引き上げ式です。
寸法は、幅80×高さ180mmで厚みは、
一般のお札入れより深くしております。
御神体箱は、桧材の他に、桐材で製作することもございます。
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2011年8月17日 by sporder469
八足(八脚案) 木曽桧材 1尺5寸
八足(八脚案)を製作しました。
幅1尺5寸(約45cm) 奥行8寸(約24cm)、 高さ1尺5寸(約45cm)です。
天板は木曽桧材で、厚みは1寸(約3cm)です。
又と同じものがない桧材の木目には、
黄金比や大和比(白銀比)といった、整ったバランスとは違う、
自然がもたらしてくれる 偶然の美しさを感じます。
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2011年8月14日 by sporder468
矢 矢羽白、茶
神事でお使いになる矢をご用意しました。
矢羽が白色と茶色のもので、箆(の・・・軸)は竹製です。
神社に伝わる作法にのっとって、的に射られます。
弓矢は、実際に射られるほかに、神殿内の調度してもしつらえられます。
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2011年8月13日 by sporder467
布製 五色鈴緒 4尺
五色の鈴緒を製作しました。
神社の拝殿に鈴と一緒に掛けられるもので、
今回は全長4尺でお仕立しました。
五色の鈴緒は、単体で掛けられるほかに、
綱の鈴緒と一緒や、二組を合わせたり、
紅白のみにされたり と、
神社の伝統や地域の風習によって いろいろなかたちがあり、
製作しながらにも、興味深いものです。
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2011年8月9日 by sporder463
額表装(扁額)
額を表装し、枠を新調しました。
ご用意いただいた本紙に、金を覆輪を入れて表装し、
本紙保護のために表面にアクリル板をはめ込んでおります。
白地に金色の覆輪が入ることで、
清楚ながら引き締まった額に仕上がりました。
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