祭具

三方(三宝) 吉野桧 1尺1寸

2011年11月17日 by sporder

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三方(三宝) 吉野桧 1尺1寸  

三方を製作しました。 
幅1尺1寸(約33cm)の大型の三方で、材質は吉野桧です。 

吉野材の三方は、板目を使いますので、 
白太と赤みが混じる(源平)ことがあり、
その自然なコントラストが上品に見えます。  

ご家庭の神棚で御使用される5寸(約15cm)を傍に置くと、
大きさのちがいが良くわかります。 

大型三方は、大きな神殿だけでなく、 
これからの季節 お正月を迎えるお鏡用の台としても御注文を承っております。

円座 渦巻き 2尺3寸

2011年11月15日 by sporder

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円座 渦巻き 2尺3寸

円座を製作しました。
大きな神殿で御使用になるもので、
直径が2尺3寸(約70cm) の渦巻きです。

一枚づつ手仕事で編み上げられる円座ですが、
特に大型の渦巻きの円座は、熟練の職人であっても手間が掛かります。

畝が大きい分、手に取る僅かな草の量の誤差によって、
円形が歪み、編みが緩いと型崩れをおこします。

編み終わりに、畝の最後整えてを自然な形に仕上げることが、
熟練の職人の技になります。

 

笏(笏板) 木曽桧柾目

2011年11月7日 by sporder

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笏(笏板) 木曽桧柾目   

笏(しゃく)を製作しました。 
材質は木曽桧材の柾目で、
標準的な長さ(約38cm)のものと、短め(約30cm)の2種類です。 
厚みは、ごく僅かですが、厚めにしております。   

笏は、櫟(いちい)材をはじめいろいろな材質で製作されますが、 
無垢の桧には包み込まれるような白さがあり、
濁りのない澄み切った状態を感じます。

戸帳(神棚後背用)  

2011年10月25日 by sporder

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戸帳(神棚後背用)  

神棚の後背にしつらえる戸帳をお仕立しました。 
生地は人絹緞子で、朽木柄が入り、
布筋は胡蝶柄入りの赤紫です。 

神棚の後背に戸帳や壁代をしつらえることで、御社が引き立つつともに、
より清らかな雰囲気に包まれるように思います。

大玉串(人工榊)

2011年10月24日 by sporder

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大玉串(人工榊)    

大玉串を製作しました。  
全長120㎝の大型の玉串です。 
玉串の全長や、ボリュームは御指定いただいて製作いたします。 

今回製作のものは、中心部が透けない程度に量感を出しています。

中啓 金銀 桔梗柄  

2011年10月19日 by sporder

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中啓 金銀 桔梗柄  

中啓をご用意しました。 
朱塗りの骨に 表裏が金銀で、草花の図柄が描かれています。 
今回はご指定により、桔梗柄を描いております。  

金銀の背景に控えめに彩色された模様が、
中啓の美しさをより引き立てています。


御幌(とばり・みとばり)  白

2011年10月16日 by sporder

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御幌(とばり・みとばり)  白 

御幌を製作しました。  
社殿の扉内にしつらえれれるもので、 
生地は地模様入りの人絹緞子で、総角(房)は、紫です。 

純白無垢の生地に紫の総角が映え、 
神様が御鎮まりくださるにふさわしい、清々しい佇まいになるように思います。 

生地は、白系以外にも、赤系(ブログNo.264)で製作することもございます。

木曽桧三方 組合わせ収納型

2011年10月10日 by sporder

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木曽桧三方 組合わせ収納型 

脚部を組み合わせて収納できる三方を製作しました。(8寸)  

材質は、木曽桧材で、標準の脚と、ひと回り小さい脚をご用意し、
高さはそろえております。 

脚部の組合わせは、地鎮祭等の外祭用や、
神殿内の多数の三方をコンパクトに収納できるものとして
御注文いただいております。 

材質は、木曽桧材のほか、吉野桧でも製作しております。

鈴緒下垂れ 取り替え 

2011年10月9日 by sporder

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鈴緒下垂れ 取り替え   

鈴緒の下垂れをお取替えしました。 (全長5尺約150cm) 
八年前に新調しましたが、毎日の参拝で垂れが擦り切れたため、
下部のみの修理です。 

鈴緒本体が白の本麻のため、
垂れも同素材の本麻に取り替えております。 

生成りの本麻には、簡素でありながら、穢れのない清純さが感じられます。

神前幕 白地天竺 社紋入り  

2011年10月7日 by sporder

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神前幕 白地天竺 社紋入り  

神前幕を製作しました。 
神殿の正面玄関にしつらえられるもので、
全長560cmの大型の幕です。 

生地は、厚みのある天竺生地で、
社紋(丸に三つ柏)と奉納年月日を黒で染め上げました。 

揚巻(房)によって、程よい位置に手繰られてできる柔らかな曲線が、
無垢の幕の奥ゆかしさを醸し出しています。