祭具

三種の神器(三種神器) 

2016年2月28日 by sporder

bettyuu1927-3ブログNo.1925   
三種の神器(三種神器)  

三種の神器を製作しました。

 全長3尺(約91cm)の五色布に合せたものです。 

鏡の直径12㎝ 、剣の長さ18㎝、 勾玉の長さ24㎝ です。 

三種の神器の寸法と五色布の長さとの
厳密な決まりはありませんが、
向かって右に鏡と勾玉、
向かって左に剣を配する形が基本となります。

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真榊用五色布 3尺 片垂れ仕様

2016年2月27日 by sporder

bettyuu1926-3ブログNo.1924 
真榊用五色布 3尺 片垂れ仕様   

真榊用の五色布を製作しました。 

神殿内に設えられます。 

全長3尺(約91cm) 生地は化繊(ミナロン)、
仕立ては、生地の重なりが一か所の片垂れ仕様です。 

真榊用の五色布は、 片垂れの他に、
布の重なりが対称の両垂れ、
上部の形状が三角や直線、布を絞っただけ等 
様々に継承された『かたち』があります。

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胡床(相引) 白木製 座面:新倭錦 緑 

2016年2月26日 by sporder

bettyuu1925-3ブログNo.1923 
胡床(相引) 白木製 座面:新倭錦 緑 

胡床を製作しました。 

祭事にご使用されます。 

脚部は白木製(楢材)、
座面は緑の新倭錦で仕上げております。 

白木と緑の新倭錦との組み合わせは、落ち着きがあり、
十数脚の胡床が整然と並ぶさまに、
清清しくも厳粛さが感じらることと存じます。

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戸帳  上紡緞子 98.5×107cm 布筋紫胡蝶柄入り 朽木入り 

2016年2月25日 by sporder

bettyuu1924-1ブログNo.1922   
戸帳  上紡緞子 98.5×107cm 布筋紫胡蝶柄入り 朽木入り 

戸帳をお仕立てしました。 

社殿を御造営改修さるにあたり、
扉内の戸帳を新調されます。 

幅98.5cm丈107cm、
生地は上紡緞子 裏付き仕立て、
布筋は紫胡蝶柄入り、朽木摺り柄入りです。 

生地に厚みのある上紡緞子で仕上がった戸帳は、質感方高く、
織り込まれた小葵柄も品良く映えています。

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箱宮ケース 2尺5寸(HI型) 御簾 倭錦赤 切房付き 

2016年2月24日 by sporder

bettyuu1923-1ブログNo.1921 
箱宮ケース 2尺5寸(HI型) 御簾 倭錦赤 切房付き 

箱宮ケースをご用意しました。 

当店オリジナルの2尺5寸(HI型)で、
御霊舎をお祀りされます。 

ケース本体は、幅77cm奥行41cm高さ55.5cm、
御簾は上質の倭錦赤を使用してお仕立てしております。 

別注で製作いたしました、棚板(ブログNo.1919) の上にお祀りされます。

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八脚案(神饌台、八足台) 桧製 90×24×75cm 

2016年2月23日 by sporder

bettyuu1922-2ブログNo.1920 
八脚案(神饌台、八足台) 桧製 90×24×75cm 

八脚案を製作しました。 

神殿で御神饌用にお使いされます。 

幅90cm奥行24cm高差75cm、
材質は天板木曽桧材、
脚部が吉野桧材です。 

組み立ては、天板の裏にホゾを差し込む
蟻差し仕様です。 

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棚板 スプルース製 棚板 137㎝×2尺×1寸(スプルース製) 

2016年2月22日 by sporder

bettyuu1921-1ブログNo.1919   
棚板 スプルース製 棚板 137㎝×2尺×1寸(スプルース製) 

棚板を製作しました。  

ご家庭で御霊をお祀りされる台にご使用されます。 

幅137cm奥行2尺(約60cm)厚み1寸(約3cm)、
材質はスプルース材です。

板の上には、箱宮ケース(御霊舎仕様)を納められます。

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御簾 新倭錦 切房三段染め 252×55(パイプ入り40cm仕上げ) 

2016年2月21日 by sporder

bettyuu1920-3ブログNo.1918
御簾 新倭錦 切房三段染め 252×55(パイプ入り40cm仕上げ) 

御簾をお仕立てしました。 

拝殿の中央に設えられます。 

幅252cm丈55cm、竹は綿糸表編み、
布は新倭錦赤、房は切房三段染めです。 

御簾の裾にはパイプを巻き込んで質感を出し、
両面のお仕立てをしております。 

左右にも同仕様の御簾が配されます。
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幕房 揚巻 古代紫 平頭より房 7寸  

2016年2月20日 by sporder

bettyuu1919-13ブログNo.1917 
幕房 揚巻 古代紫 平頭より房 7寸  

幕房を製作しました。 

神饌所の正面に設えられる幕用の房です。 

房の本体の長さが7寸(約21cm)、
平頭より房、色は古代紫です。 

一般に幕房は、朱、赤、緑、明るい紫、白など、
明るい色を使用されますが、古代紫のような濃い色を幕に合わせると、
房が幕に馴染み、幕全体に落ち着きが感じられます。

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壁代 人絹緞子 181×91cm 朽木入り 布筋無し

2016年2月19日 by sporder

bettyuu1918-3ブログNo.1916  
壁代 人絹緞子 181×91cm 朽木入り 布筋無し 

壁代をお仕立てしました。 

村の神社の御造営で、
社殿改修の一環として、
内装等の設えを新調されます。 

社殿内部の壁面に張る布は、
一般に壁代(かべしろ)と称されます。 

幅181cm丈91cm、布は人絹緞子の単仕立て、
朽木摺り柄入り、布筋無し仕様です。 

小葵の地模様の入った布に、こげ茶の朽木柄が映え、
慎ましやかな美しさが感じられます。 

朽木柄は朽ちた木や、
木が朽ちていく様を文様としたものとされていますが、 
自然の朽ち行く移ろいにも美を感じるのは
日本人特有の感性といえるでしょう。

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