祭具

御神体箱(桐箱)と白座団(白羽二重) 

2011年7月24日 by sporder

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御神体箱(桐箱)と白布団(白羽二重)  

御神体箱と白布団を製作しました。 
御神体箱は、桐製のかぶせ蓋で、底部に繧繝布を敷いています。

御神体箱の下に敷かれる布団は、白の羽二重布でお仕立てしました。 
布団の寸法や厚みも、前回の御造営の時と同寸同仕様でお仕立しています。 

桐材と白羽二重の組み合わせは、
穢れのない神聖なかたちをあらわしてるように感じます。

三方 吉野材 胴太  

2011年7月23日 by sporder

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三方 吉野材 胴太  

胴太の三方を製作しました。 
材質は、吉野桧材です。 
天(折敷)の寸法が、8寸、6寸に対して、
2サイズ大きい1尺用、8寸用の胴(脚部)を取り付けております。

胴が太いため、安定感のあるかたちになりました。

遠山三方(遠山型三方) くり無し

2011年7月16日 by sporder

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遠山三方(遠山型三方) くり無し  

吉野桧材で、遠山三方を製作しました。 
遠山三方は、普通の三方に比べ脚部が低いもので、
ご指定のより 刳りを入れておりません。 

刳りのないかたちが、とても新鮮に思え、
シンプルな形ゆえに、吉野材の美しさが引き立ちます。

赤ぼんぼりの台  

2011年7月15日 by sporder

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赤ぼんぼりの台  

赤ぼんぼりの台を製作しました。 
赤のぼんぼり位置を上げるために、神殿に据えられるもので、材質は桧材です。
高くしすぎると、ぼんぼりの安定が良くないので、 
高さをやや抑え30cmとしました。 
正面には、梅鉢の紋を入れております

石の置き台(石置き台)  

2011年7月13日 by sporder

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石の置き台(石置き台)  

桧製の石置き台を製作しました。 
通常は、白木(桧)の平らな台座や厚畳に、
厚手の布団を敷いてご用意させていただきます。

ただ、今回は布団を敷いても石が不安定で、
石の立てる向きもにこだわりがあるため、
台座の上を石の凹凸に合わせて切り出し、底に布団を敷きました。 

  

たて笛(竹製) 6穴   

2011年7月12日 by sporder

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たて笛(竹製) 6穴   

竹製のたて笛を製作しました。  
獅子神楽にお使いになる笛で、 お見本をお預かりしておつくりしたものです。 
竹は篠笛の製作に使われる竹を使用し、 穴は六穴で、藤の天地巻きです。  

全国の各所で大切に伝えられている神楽には、
様々な祭具や楽器があることを再認識いたしました。

円座 組編み(トビ) 2尺2寸 

2011年7月11日 by sporder

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円座 組編み(トビ) 2尺2寸

円座を製作しました。
直径2尺2寸の組編みです。

2尺1寸以上の寸法は受注製作品で、
今回のお品も職人が手造りで編み上げるため、お時間を頂戴しました。
色合いの揃った綺麗な円座に仕上がりました。

壁代 上紡緞子 布筋赤紫  

2011年7月6日 by sporder

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壁代 上紡緞子 布筋赤紫

壁代をお仕立しました。
ご家庭の神床を改装されるにあたり、
壁面(3面)の内張りとしてしつらえられるものです。
(133×125.5cm 幅×丈 )

布地は厚みがあり質感の高い 上紡緞子で、
布筋は胡蝶柄入りの赤紫です。

白地に赤紫の筋が入ることで、 神床が清楚に明るくなりました。

神前幕 天竺 左三つ巴

2011年7月4日 by sporder

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神前幕 天竺 左三つ巴

神前幕を製作しました。
生地は天竺(綿地)を紫で染め、 左三つ巴の紋を白く染め抜いています。
左右には御奉納者、年月日を入れています。

三つ巴の紋のサイズを少し大きめにすることで、重みのある幕に仕上がりました。

御神体覆 人絹緞子  

2011年7月1日 by sporder

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御神体覆(ごしんたいおおい) 人絹緞子

御神体の覆(おおい)を製作しました。
御社の修復を機に、覆を新調されたものです。

布地には、人絹緞子に朽木柄を入れ、 布筋は紫地の胡蝶柄入りです。
正面は、上に引き上げることのできる、前開き仕様です。