祭具
2013年2月1日 by sporder943赤ぼんぼり 覆(カバー)
赤ぼんぼり用の覆(カバー)を製作しました。
全高3尺5寸(約106cm)の大型のぼんぼりに設えられるものです。
布は人絹緞子の裏付き仕立、
布筋は赤紫に丸に梅鉢の紋を白で入れております。
専門職人の手により、天井の丸い部分をはじめ
細部にわたって丁寧に縫製されております。
白い覆が掛けられたぼんぼりは、 点灯されたときとは趣の異なる、
清浄な雰囲気を醸し出すように思います。
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2013年1月25日 by sporder936
厚畳 (別注 神壇用)
厚畳を製作しました。
別注で製作しております神壇の内部に設えるものです。
寸法は42.5×17.5cm、34×17.5cm いづれも厚みは4cmです。
朱・緑・青など 色鮮やかなラインに菱等の模様が入った繧繝縁は、
畳の縁の中で最も格式の高いものです。
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2013年1月22日 by sporder933
三方 吉野桧 8寸 脚部大寸
三方を製作しました。
天幅8寸(約24cm)、材質は吉野桧製です。
脚部は標準寸法よりも二回り大きいものをお付けしております。
脚部を大きくすることで、
どっしりとした落ち着きを感じるかたちに仕上がりました。
薄い赤色のグラデーションが混じり、
艶やかな光沢のある吉野桧の三方は、
木曽桧の柾目三方とは違った美しさがあります。
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2013年1月21日 by sporder932
幕房(揚巻房) より房平頭 より房 紫 7寸
幕房(揚巻房)を製作しました。
神前幕に設えられるものです。
房に一本づつ撚りが入った『より房』で、
頭は平たい一重の平頭で、色は明るめの紫です。
太い紫の胴芯紐で、ねじれることなく、
丸みを帯びた総角結び(あげまきむすび)がなされているのは、
職人の熟練の技といえます。
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2013年1月14日 by sporder926
円座 2尺4寸 渦巻き
円座を製作しました。
神殿でご使用されるもので、
直径2尺4寸(約72~74cm)の大型の円座です。
編み方は、畝が大きく見える渦巻きです。
渦巻きの円座の場合、標準寸法が1尺9寸(約57~59cm)になりますので、
それに比べると 二廻り以上大きく見えます。
円座は大きくなればなるほど、
円形に仕上げるための難度が上がり、
職人の中でも 特に熟練の技を発揮できる限られた職人しか
編み上げることができません。
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2013年1月13日 by sporder925
幕 日の丸 綿地 250×70cm
幕を製作しました。
全長250cm 丈70cm、生地は綿地(9A)です。
日の丸をイメージされてのご注文で、 左右に赤の丸を配しています。
純白の生地に深みのある赤が映え 無垢で気高さを感じる幕に仕上がりました。
今回はご用意しませんでしたが、揚巻房は、赤や紫が釣り合うように思います。
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2013年1月7日 by sporder920額表装 白木枠 透明アクリル板入り
お預かりした本紙を額に表装しました。
縁は木曽桧材で、裂地は赤の羽二重布です。
前面には透明のアクリル板を入れております。
本紙と裂地、額縁の幅のバランスのとれた額に仕上がったように思います。
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2013年1月5日 by sporder918
布鈴緒 五色 6尺(奉納者名入り)
布製の鈴緒を製作しました。
拝殿前に設えられるもので、全長6尺(約180cm)、
五色の布製です。
鈴緒の下部には、御奉納者名と年月日を入れております。
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2012年12月31日 by sporder916
しめ縄(注連縄 ・しめなわ) 青藁
しめ縄を納入しました。
毎年年末にお届けするもので、鳥居・拝殿にしつれえられます。
全長約4m、直径約10cm、 素材は稲を収穫する前の青藁です。
青空が覗く寒風の中、青々としたしめ縄が取り替えられると、
境内の佇まいが一新し、
清々しい気持ちで新年を迎えられるように感じました。
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2012年12月29日 by sporder914
赤ぼんぼり 3尺 修理 塗り替え 2-2
ブログ912の続きです。
生地の修理、塗り替えのが完了し、
電装の取り付けと火袋の張替えで完成となります。
火袋には、正絹の赤羽二重の布を使用され、
専門職人の手により、一枚ずつ丁寧に張り上げられました。
完成までに約2ヶ月、
3人の職人の熟練の技が一つになって、
美しいに雪洞に生まれ変わりました。
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