ブログNo.3837
御簾 正絹本倭錦 102.5×103㎝ 麻房
御簾をお仕立てました。
新築に伴いご家庭で御霊をお祀りされる神床に設えられます。
幅102.5㎝丈103㎝、竹は綿糸表編み、
布は小葵柄が織り込まれた正絹本倭錦、房は麻房3段染めです。
神式の御簾の定番とも呼べる素材と文様の組み合わせでございます。
房職人の手仕事によって製作された麻房を眺めると、
自然素材である麻の素朴な質感と、生成り、緋色、黒の色合いが、
御簾の質感を高めていることがわかります。
ブログNo.3832 結界棒 、結界軸(台) 2-2
ブログNo.3823の続きです。
一般に神殿内における結界は、神床のある上段と参拝者の場所を区切るために設えられるため、外陣の正面に据えられます。今回製作いたしました結界は、2組製作しております。
配置は、正面に賽銭箱(ブログNo.3824)を据え、左右に結界を配する形でございます。