菜の花咲く 山の辺の道

2022年3月30日 by sporder

ブログNo.3846  
菜の花咲く 山の辺の道

弥生15日の山の辺の道です。 

道沿いの菜の花が満開で、青空と新緑の山との色の対比から、得も言われぬ心地よさが感じられます。

梅から始まった山の辺の道の春の彩りは、
菜の花から桜、藤、杜若と移りゆき、日本の伝統色の原点を見ることができます。

赤ぼんぼり 火袋張替え 4尺用

2022年3月28日 by sporder

ブログNo.3845   
赤ぼんぼり 火袋張替え 4尺用 

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。 

直径55㎝高さ35㎝の大型のぼんぼりの火袋です。 

赤色 正絹羽二重の布を火袋の寸法に合わせて裁断し、
1枚ずつ貼付いたします。 

火袋が大きくなると難易度が上がり、
非常に手間のかかる作業となります。 
専門職人の手によって張り上げられた火袋は美しく、完成したぼんぼりは神殿内で厳かな光で照らすことと存じます。

紙のせ台 白木製 

2022年3月27日 by sporder

ブログNo.3844    
紙のせ台 白木製 

紙のせ台をご用意しました。 

地鎮祭をはじめとする手水の儀でご使用されます。

水で清めら手を拭くための紙(懐紙、半紙)を置く台でございます。。
 
幅30㎝奥行23㎝高さ21.5㎝、材質は桧製です。 

形状は長方形の折敷に、刳りの入った板足が付いております。

御簾 51×62㎝ 新倭錦 切房二段染め  

2022年3月26日 by sporder

ブログNo.3843 
御簾 51×62㎝ 新倭錦 切房二段染め  

御簾をお仕立てしました。  

社殿の内装のお取替でございます。 

幅51㎝丈62㎝、
竹は表面を揃えた綿糸表編みです。

布は小葵柄が織り込まれた新倭錦(しんやまとにしき)、房は房本体が糸状の切房、配色は2段染めでございます。

八脚案 桧製 120×27×75㎝

2022年3月25日 by sporder

ブログNo.3842 
八脚案 桧製 120×27×75㎝

八脚案を製作しました。 

地域の自治会で、
大切に継承されている御祭礼にご使用されます。 

幅120㎝奥行27㎝高さ75㎝、材質は桧製です。 

天板と脚は蟻差しで組み立てる仕様でございます。

ご家庭の祖霊祀り(御霊祀り) 別注御霊舎 

2022年3月24日 by sporder

ブログNo.3841  
ご家庭の祖霊祀り(御霊祀り) 別注御霊舎 

別注の御霊社(ブログNo.3838)、及び御簾(ブログNo.3837 )を納入しました。 

床の間の横におつくりされた神床の上段奥に別注の御霊舎据え、
御簾は神床の裏側から設えております。 

多数の霊璽が納らえれるように床いっぱいの寸法で御霊舎を製作しましたが、お部屋の佇まいと調和した、清々しさが感じられる祖霊の祀りの空間となりました。

浅沓の修理 塗り替え 内装取替 

2022年3月23日 by sporder

ブログNo.3840 
浅沓の修理 塗り替え 内装取替   

浅沓を修理いたしました。 

長期のご使用で表面黒塗りが剥げ、
底や内装も傷んでおりました。 

塗師をはじめとする専門職人の手により、 
外装が丁寧に塗り直され、底部には底ゴムの張替え、
内装では甲当てや中敷が新しいものに取り替えられました。 

今回の修理は新調の御品以上の費用がかかりましたが、 『思いのこもった浅沓を使用できる状態にしたい』というお客様の思いを職人の間で共有し、修復に努めました。 

今回 の修復を通じて、思いを繋ぐお手伝いが出来たことに光栄に感じております。

別注)御霊舎 桧製 台幅 86㎝ 2-2

2022年3月21日 by sporder

ブログNo.3839  
別注)御霊舎 桧製 台幅 86㎝ 2-2

ブログNo.3838の続きです。 

御霊舎は御扉全体を外すことができます。 

内部の天井は格天井仕様、
床には繧繝縁の厚畳(ブログNo.3836)を設えております。

通常のバランスよりも扉幅が広く見えるのは、霊璽が納まるように内部の幅を広げたたためでござます。

別注)御霊舎 桧製 台幅 86㎝ 2-1 

2022年3月20日 by sporder

ブログNo.3838  
別注)御霊舎 桧製 台幅 86㎝ 2-1  

別注で御霊舎を製作しました。

ご自宅の新築に伴い、ご先祖様をお祀りされている御霊舎の新調です。 

代々続く御家柄のため、多数の霊璽を納められるように、台幅86㎝に対して、内部の幅をできるだけ広げ65㎝に仕上げております。

材質は総桧製、台奥行35㎝高さ97㎝に仕上げております。

御簾 正絹本倭錦  102.5×103㎝ 麻房

2022年3月19日 by sporder

ブログNo.3837  
御簾 正絹本倭錦  102.5×103㎝ 麻房

御簾をお仕立てました。 

新築に伴いご家庭で御霊をお祀りされる神床に設えられます。 

幅102.5㎝丈103㎝、竹は綿糸表編み、
布は小葵柄が織り込まれた正絹本倭錦、房は麻房3段染めです。 

神式の御簾の定番とも呼べる素材と文様の組み合わせでございます。 

房職人の手仕事によって製作された麻房を眺めると、
自然素材である麻の素朴な質感と、生成り、緋色、黒の色合いが、
御簾の質感を高めていることがわかります。