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109 厚畳(あつじょう)
厚畳を製作しました。 幅が3尺(約91cm)の大型のもので、縁は正絹繧繝の武田菱柄です。 柔らかな光沢の正絹に、朱・黄の色合いと控えめな菱柄が良く映えます。
カテゴリー: 神具, 祭具
108 御社(春日造り)
100年以上前の社と同寸法、同仕様とのご指定で、春日造りの御社を製作しました。 材質は吉野桧です。 千木・勝男木・高欄等がなく、正式な春日造り比べて とてもシンプルで強固な形状になっています。 これは 神社の当家の方が、1年づつ持ち回りされるので、移動の際損傷しないようにできたかたちでした。 扉の後には、胡蝶柄 紫の筋の戸 帳をお付けしました。
カテゴリー: 神殿 ・ 社殿, 御社・御宮 ・御霊舎
107
御簾房(赤より房) 赤一色の御簾房を製作しました。 普通御簾房は、白赤黒の三段染め 又は 紅白の二段染めが多いのですが、 ご指定で赤一色にしました。
種類は、より房の二重頭です。 赤一色の房と金具や房頭の網目から見える金の色の取り合わせに、自己主張しすぎない美しさを感じます。
カテゴリー: 御簾, 祭具
106
平太鼓(平釣太鼓) 鳥居台
平太鼓と鳥居台を製作しました。 太鼓の直径は1尺5寸(約45cm)です。 平太鼓で直径が大きくない場合、革を押さえる鋲は一重が多いのですが、今回は2重鋲でしっかりと押さえています。 隙間なく一定の間隔で鋲が打たれているところに 職人の熟練の技が見られます。
カテゴリー: 楽器類
105
祝詞袋 (白十六菊柄 雲立涌地模様入り) 菊柄の祝詞袋を製作しました。 通常は、小葵柄で製作することが多いのですが、 菊の図柄が入ったものを というご指定があり 白の十六菊の生地で製作しました。 朱色の生地には 雲立涌(くもたてわく)が地模様として織り込まれています。 立涌は、朝もやの霊気が立ち上る様を意匠化したもの との言い伝えがあり、晴れやかな朱地に神聖さを醸し出しています。
小忌衣(おみごろも)
小忌衣を製作しました。 祭事の際に氏子様が着用されるということで、白綾地の生地でお仕立し、襟には社名を入れました。 背中上部に社紋を入れることもありますが、今回は無地です。 飾り紐も白で、純粋無垢な色合いに仕上がりました。
カテゴリー: 装束類
103
赤布団
赤布団を製作しました。 生地は正絹の羽二重です。 御神体をすえられる台座の厚畳の上に敷かれます。 赤のほかに 白生地で製作することもございます。 羽二重のしなやかな赤色が綺麗です。
カテゴリー: 神具
102 高張提灯
高張提灯を製作しました。 寸法は1尺4寸(直径約40cm)で、当店で一番よく御注文いただく寸法です。 正面には立木瓜(たてもっこう)の社紋を大きく入れました。 底は開閉のできる底割れ仕様で、提灯全体に油を引いています。(油引き仕様) 裏面の『氏子中』の文字は、きっちりとした楷書で書かれており、提灯全体が引き締まります。
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瓶子水切台(御神酒入水切台) 瓶子(御神酒入)を伏せて乾かす台を製作しました。 材質は、吉野桧材です。 以前よりご使用されていたものと同仕様、同寸法で というご指定を受けおつくりいたしました。 錆びが出ないようにステンレスの釘を使用しております。
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門帳(戸帳)
門帳(戸帳)を製作お取付けいたしました。 仕様は、両面仕立、生地が人絹緞子、の筋は赤紫の胡蝶柄入り、朽木柄入りです。 雨上がりの心地よい涼しさの中で、木立の中から時折聞こえる鳥のさえずりを聞きながらお取付けいたしました。 前回の門帳はの筋が紫一色でしたが、今回は赤紫にしましたので、清楚な晴れやかさが感じられます。