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ブログNo.1404 小鼓調べ緒 取り替え
小鼓の調べ緒をお取り替えしました。
長期のご使用で調べが色あせ、しなやかな弾力が失われている状態でした。
調べ緒は、専門の職人の手仕事によって仕上げられるまさに逸品で、均一に染め上げられた朱色は彩色されているにもかかわらず、 自然の色に見えてしまします。
歳月の経った革と胴に、調べ緒の鮮やかな朱色が際立ち、 一層格調高く見えます。
カテゴリー: 楽器類, 修理・修復
ブログNo.1403 鈴緒 4尺5寸(約135cm) 三色布巻き
鈴緒を製作しました。
村内にある神社の社殿前に設えられます。
全長4尺5寸(約135cm)直径1寸8分(約5.4cm)、赤白紺の三色布巻き仕様です。
新たに御奉納された鈴緒を前にして氏子の方々は、清清しいお気持ちでご参列されることと思います。
カテゴリー: 神具, 祭具
ブログNo.1402 戸帳 人絹緞子 布筋(野筋) 朽木入り 650×700mm
戸帳をお仕立てしました。
海外で現地製作される大型の御社の正面扉に設えられます。
幅65cm、丈70cm、生地は人絹緞子裏付き仕立て、布筋(野筋)紫胡蝶柄入り、 朽木摺り柄入りです。
日本の自然をモチーフにしたと戸帳の意匠は、海外の方々にも自然を表現したデザインとして、きっと受け入れてくださるでしょう。
カテゴリー: 神具, 祭具, 神殿 ・ 社殿, 御社・御宮 ・御霊舎
ブログNo.1401狩衣 テトロン絽 浅葱 菊浮線綾
狩衣をお仕立てしました。
夏用の狩衣で、生地はテトロン地の絽です。
織り込まれた文様は、菊浮線綾(きくふせん)と呼ばれるもので、 臥蝶や唐花と並ぶ代表的な浮線綾の意匠の一つです。
薄い水色の浅葱は見た目にも涼しげで、 うっすらと浮き出る同色の菊浮線に奥ゆかしさが感じられます。
カテゴリー: 装束類
ブログNo.1400 高張提灯 『御神燈』 くずし文字
高張提灯を製作しました。
直径1尺4寸(約40cm)の提灯で、 和紙張り油引き仕様、表面には『御神燈』をくずし文字で、後面には氏名を楷書で入れました。
くずし文字は、筆の勢いが特徴の書体で、提灯に火が灯ると一層の趣が感じられます。
カテゴリー: 神具, 祭具, 提灯
ブログNo.1399 御簾 綿糸一本返し編み 正絹赤地金紋 切房付き
御簾をお仕立てしました。
神殿の内陣、御社前に設えられます。
幅183cm、丈173cm、竹は綿糸一本返し編み、布は正絹赤地金紋箔入り、房は紅白二段染めの切房です。
正絹の金紋は金糸で織り込まれており、 光が当たると鮮やかに金色の紋が浮き上がります。
カテゴリー: 神具, 御簾, 祭具, 神殿 ・ 社殿
ブログNo.1399御社内装(壁代 と 八脚案、紅白布団 )
御社を内装を設えました。
台幅4尺(約120cm)の大型の社で、内部壁面三面に壁代、 桧製の八足案の上には紅白の布団を納めております。
壁代は、人絹緞子の生地に朽木の摺り柄が入り、 胡蝶柄の入った紫一色の布筋を配しております。
扉の後ろにも、壁代と同仕様で裏付き仕立ての戸帳を設えました。
ブログNo.1398 霊璽 吉野桧製
霊璽を製作しました。
御霊舎の中に納められるもので、 材質は吉野桧材、寸法や仕様はお見本通りに仕上げました。(全高15cm、 標木(木札)は差し込み式)
霊璽は神様や御霊様の依代とされるものであり、 仕様や寸法は製作年代や風習、神官様のご指導等により様々な『かたち』がございます。
本体が正方で先の尖った柱状のもの、薄板(標木)を一枚差し込んだもの、 複数の薄板(標木)を納められるもの、 覆が白木製のもの、 その上に錦の布を掛けたもの、 且つ神鏡と揚巻房を付けたもの 等の仕様がございます。
新調されるにあたっては、伝統の『かたち』を継承する事が基本となります。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 神具, 祭具, 御社・御宮 ・御霊舎
ブログNo.1397八脚案 木曽桧 90×27×45
八脚案(神饌台・八足台)を製作しました。
ご家庭の神棚の前に、御神饌用の台として設えらます。
幅90cm、奥行27cm、高さ45cm、材質は天板が木曽桧材、脚部は吉野桧材です。
案の奥行きは、三方に納まらない箱入りのお品も御神饌できるように、深めにしております。
製作ごとに木目の流れや色合いは様々ですが、 人肌のような軟らかな色合いは、木曽桧特有のもので手を止めて見入ってしまします。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 神具, 祭具, 八脚案、神饌台、八足
ブログNo.1396 額5尺(約150cm) 表装本紙新調
額を表装しました。
神殿正面に設えられる、全幅5尺(約150cm)の大型の額です。
長期のうちに、本紙に亀裂が入り、裂地が白っぽくなっておりました。
白木枠は現状のものをご使用し、 赤羽二重の裂地と本紙を新調しております。
カテゴリー: 神具, 祭具, 修理・修復