祭具

石の置き台(石置き台)  

2011年7月13日 by sporder

438
石の置き台(石置き台)  

桧製の石置き台を製作しました。 
通常は、白木(桧)の平らな台座や厚畳に、
厚手の布団を敷いてご用意させていただきます。

ただ、今回は布団を敷いても石が不安定で、
石の立てる向きもにこだわりがあるため、
台座の上を石の凹凸に合わせて切り出し、底に布団を敷きました。 

  

たて笛(竹製) 6穴   

2011年7月12日 by sporder

437
たて笛(竹製) 6穴   

竹製のたて笛を製作しました。  
獅子神楽にお使いになる笛で、 お見本をお預かりしておつくりしたものです。 
竹は篠笛の製作に使われる竹を使用し、 穴は六穴で、藤の天地巻きです。  

全国の各所で大切に伝えられている神楽には、
様々な祭具や楽器があることを再認識いたしました。

円座 組編み(トビ) 2尺2寸 

2011年7月11日 by sporder

436
円座 組編み(トビ) 2尺2寸

円座を製作しました。
直径2尺2寸の組編みです。

2尺1寸以上の寸法は受注製作品で、
今回のお品も職人が手造りで編み上げるため、お時間を頂戴しました。
色合いの揃った綺麗な円座に仕上がりました。

壁代 上紡緞子 布筋赤紫  

2011年7月6日 by sporder

432
壁代 上紡緞子 布筋赤紫

壁代をお仕立しました。
ご家庭の神床を改装されるにあたり、
壁面(3面)の内張りとしてしつらえられるものです。
(133×125.5cm 幅×丈 )

布地は厚みがあり質感の高い 上紡緞子で、
布筋は胡蝶柄入りの赤紫です。

白地に赤紫の筋が入ることで、 神床が清楚に明るくなりました。

神前幕 天竺 左三つ巴

2011年7月4日 by sporder

430
神前幕 天竺 左三つ巴

神前幕を製作しました。
生地は天竺(綿地)を紫で染め、 左三つ巴の紋を白く染め抜いています。
左右には御奉納者、年月日を入れています。

三つ巴の紋のサイズを少し大きめにすることで、重みのある幕に仕上がりました。

御神体覆 人絹緞子  

2011年7月1日 by sporder

428
御神体覆(ごしんたいおおい) 人絹緞子

御神体の覆(おおい)を製作しました。
御社の修復を機に、覆を新調されたものです。

布地には、人絹緞子に朽木柄を入れ、 布筋は紫地の胡蝶柄入りです。
正面は、上に引き上げることのできる、前開き仕様です。

八脚案(神饌台)木曽桧製 

2011年6月29日 by sporder

426
八脚案(神饌台)木曽桧製

八脚案(神饌台)を製作しました。
ご家庭の神棚にすえられるもので、材質は天板が木曽桧、脚部は吉野桧です。
寸法は84×20×12cm(幅×奥行×高さ)です。

低型の八脚案として、全体に整ったバランスのように思います。

家紋(木製) 丸に橘

2011年6月24日 by sporder

421
家紋(木製) 丸に橘

『丸に橘』の家紋を製作しました。
神棚の上部中心に付けられるもので、直径9cm、材質は木曽桧材です。

丸枠や橘を単に切り出すだけでなく、 彫りを入れ、立体感が出るように、膨らみを持たせています。

唐櫃(からひつ)

2011年6月21日 by sporder

418
唐櫃(からひつ)

桐材で唐櫃を製作しました。
幅26×奥行21×深さ22cmの大型の唐櫃です。

唐櫃は、御神体や御神宝など大切なものを納めるため、
吸湿性があり、木の油分(ヤニ)が出ない材質ということで、
旧来より桐材がよく用いられています。

本体に深さがあるため、脚部を短くすることで、
重心の低い安定感のあるかたちに仕上がりました。

八脚案 木曽桧

2011年6月19日 by sporder

416
八脚案 木曽桧

木曽桧材の八脚案(八足)を製作しました。
組み立てて眺めたところ、普段以上に安定感のある美しさを感じました。

再度寸法を確認してみると、 幅40 奥行30 高さ30cmで、
側面からは正方形、
正面、上面からは、大和比(白銀比)に近いかたちになっておりました。

大和比や正方形は、日本の美しいかたちとして
古来より社寺建築や調度品など身の回りの様々なところにに取り入れられており、
日本人が自然と、安定感やバランスの良さを感じる割合であるといえます。