祭具

高張提灯

2010年6月22日 by sporder

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高張提灯

高張提灯を製作しました。
寸法は1尺4寸(直径約40cm)で、当店で一番よく御注文いただく寸法です。
正面には立木瓜(たてもっこう)の社紋を大きく入れました。
底は開閉のできる底割れ仕様で、提灯全体に油を引いています。(油引き仕様)
裏面の『氏子中』の文字は、きっちりとした楷書で書かれており、提灯全体が引き締まります。

御幣(台付き)

2010年6月19日 by sporder

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御幣(台付き)

御幣を製作しました。
材質は吉野桧材です。
幣軸が4尺(約120cm)と長尺のため、台の脚幅も広めにして安定感を出しました。
桧の色と幣の白に清澄な美しさが感じられます。

六角吊灯篭(本金鍍金)

2010年6月16日 by sporder

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六角吊灯篭(本金鍍金)

六角の吊灯篭を製作しました(1対2個)。
本金メッキ仕様で、脚部は丸みのある猫足です。
(他に 足が蝶の羽が開いたように見える 蝶足 もございます。)
氏子様が神前にご奉納されるとのことで、 灯篭の一面にお名前を透かして入れました。
木々に囲まれた緑豊かな社殿にお取付けされました。

桐箱 と 覆(おおい)

2010年6月14日 by sporder

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桐箱 と 覆(おおい)

観音開きの桐箱 と 覆を製作しました。
覆は 白地に地模様の入った控えめな感じの生地が多いのですが、『華やかに』 というご指定があり、朱に金糸の菊柄を織り込んだ生地を使用しました。
の筋は、赤紫でなく紫一色でバランスをとっています。
覆は前開き仕様で、引き上げると桐箱の扉を開けることができます。

見台の房

2010年6月13日 by sporder

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見台の房

浄瑠璃の義太夫の前に置かれる 見台の房を製作しました。
より房の平頭で、結びの揚巻の紐は二重です。
白糸の中に数本の金糸が入ることにより、気品のあるアクセントとなっています。
この房が左右に付くことで、漆塗りで蒔絵を施された黒塗りの見台がより引き立つように感じます。

鏡(三種神器)

2010年6月6日 by sporder

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鏡(三種神器)

三種神器の神鏡を製作しました。
赤地梅鉢金糸入りの生地を使用し、中に神鏡をおさめています。
江戸打ち紐の白より房をお付けすることで、可憐さが
感じられる鏡となりました。

弓張り提灯(御用型)

2010年6月3日 by sporder

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弓張り提灯

弓張り型の提灯を製作しました。
提灯本体は和紙張りで、油引き加工をしております。
正面にはご指定の家紋(丸に剣片喰) を入れました。
今回の形は、御用型と呼ばれるもので、弓張りの中では一番胴が太く 正面に紋を入れる場合、一番バランスが良いと思います。
その他に、胴がやや細めの人力型、胴が細い江戸張り型 がございます。

幟 小型

2010年5月31日 by sporder

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幟 小型

180×55cmの小型幟を製作しました。
地区名を入れて十四枚の御注文でしたので、既に白地の大幟を納入していることもあり、全てを白でなく、 地色を白・紫の2種類7枚づつ製作しました。
白・紫の幟を掲げることで、 新しく葺き替えられた檜皮(ひわだ)の薄茶色と春日造り社殿の朱色、ご神木の新緑がより一層引き立ちました。

木槌

2010年5月27日 by sporder

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木槌

木槌を製作しました。
神社の御造営の際、氏子総代や大工の棟梁様など 建設にあたって尽力された各ご代表の方々が、掛け声に合わせて、トントンと槌を打つ祭事にご使用になるものです。
材質は、桧製で 全長は約56cm です。
桧でつくられた 槌の柔らかい曲線が綺麗です

金幣 吊り下げ型

2010年5月25日 by sporder

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金幣 吊り下げ型

吊り下げ型の金弊を製作しました。
金物部分は本金メッキを施しております。
波型の金具が環でつながり、最下部には鈴が付き、とても綺麗な意匠です。
揺れると、鈴と波型金具の軽やかな音が響きます。