御簾をお仕立てしました。
御造営の際に、御神前に設えられた御簾のお取り替えです。
竹は綿糸表編み、 布は正絹赤地小葵柄の本倭錦、
房は本麻の三段染めです。
大切に継承された御簾のかたちを違えることなく、
寸法はもとより仕様に関しても細心の配慮をしてお仕立てしました。
神殿神具一式を納入しました。
三社の御社は、神殿の寸法に合わせた吉野桧製です。
御簾は、外陣が赤地白紋(雅)、
内陣は赤地白紋(雅)、金紋(雅)、
房は切房です。(ブログNo.988)等です。
桧で仕上げられた神殿に神具がおさまり、
窓から差し込む春の光によって、
神殿全体が穏やか明るさ包まれています。