神殿 ・ 社殿

新築神殿神具⑦ 御神鏡 1尺1寸  

2016年11月27日 by sporder

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新築神殿神具⑦ 御神鏡 1尺1寸  

御神鏡を製作しました。 

大型の御社(ブログNo.2164)の扉前に据えられます。 

神鏡の直径が1尺1寸(約33㎝)で、
神鏡台は御社に釣り合う寸法に仕上げております。 

鏡台材質は木曽桧材を使用し、 
1台づつ職人の手造りでおつくりしております。  

雲や水を表現した意匠は、
職人が先代から大切に引き継いだ形とデザインで、
そこに職人のアレンジも入り、唯一のかたちの鏡台に仕上がります。

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新築神殿神具⑤ 御社 4尺5寸 吉野桧製  

2016年11月21日 by sporder

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新築神殿神具⑤ 
御社 4尺5寸 吉野桧製  

御社を製作しました。 

台幅4尺5寸(約135㎝)の大型の社です。 

材質は、吉野桧材(扉は木曽桧)を使用しております。 

台の奥行や高さは、神殿の神床寸法に合わせて、
専門職人の手により、一社づつ丁寧に仕上げられました。

社の内部には壁代(ブログNo.2160 )、扉の裏には同仕様の戸帳を設えます。

 別途製作の神鏡(台)を扉前に据えて完成となります。

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新築神殿神具④  御簾  綿糸一本返し編み 雅白紋  8釜 1056×100 cm  5枚割り  

2016年11月19日 by sporder

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  新築神殿神具④

御簾  綿糸一本返し編み 雅白紋  8釜 1056×100 cm  5枚割り  

御簾をお仕立てしました。 

新築神殿正面に設えれます。 

幅1056㎝ 丈100㎝の5枚均等割りです。(1枚当たり211.2cm) 

竹は綿糸一本返し編み、布は赤地白紋8釜雅、
房はより房2段染です。 

クオリティの高い素材と、
熟練の職人の方々の分業によって仕上げられた御簾には特有の光沢があり、
その美しさにしばし、手が止まっていることに気づきます。

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新築神殿神具③ 額 白木枠 205×84㎝  本紙再利用

2016年11月17日 by sporder

bettyuu2162-1ブログNo.2161
 新築神殿神具③

額 白木枠 205×84㎝ 本紙再利用 

額を製作しました。 
新築される神殿参拝場正面に設えられます。 

幅205㎝高さ84㎝、縁は木曽桧材、
裂地には赤羽二重の生地を使用しております。 

本紙は、旧神殿の額の本紙を引き続いて使っております。

神殿の神具をすべて新調するのではなく、
神具の一部を引き継ぐことで、
新旧神殿の繋がりが感じられる神殿になることと存じます。

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新築神殿神具②  戸帳(壁代)人絹緞子 布筋紫胡蝶柄入り 朽木柄入り 134×90㎝  

2016年11月16日 by sporder

bettyuu2161-3ブログNo.2160
新築神殿神具②

戸帳(壁代)人絹緞子 布筋紫胡蝶柄入り 朽木柄入り
134×90㎝  

戸帳(壁代)をお仕立てしました。 

大型の御社の内部壁面3面に設えられます。 

幅134㎝丈90㎝、生地は人絹緞子単仕立てです。 

布筋には紫地胡蝶柄が入り、
地模様の入った生地には朽木の摺柄を入れております。

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新築神殿神具①  御社台 165×67㎝×30㎝ 

2016年11月13日 by sporder

bettyuu2158-3ブログNo.2157 
新築神殿神具① 
御社台 165×67㎝×30㎝ 

御社台を製作しました。 

新築神殿の内陣神床段上に設えます。 

幅165㎝奥行67㎝高さ30㎝ 
材質は、吉野桧材を使用しました。 

台の高さは30㎝とやや低めですが、
神殿全体の御社の位置、
神饌台と三方の寸法のバランスがとれるように、設定しております。  

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唐櫃 御神体用桐箱 内寸 35×25×30㎝(外寸39×29×37㎝) 

2016年10月27日 by sporder

bettyuu2143-3ブログNo.2142
唐櫃 御神体用桐箱 内寸 35×25×30㎝(外寸39×29×37㎝)  

御神体を納める唐櫃(からひつ)を製作しました。 

五社の社殿を改修されるにあたり、
内部の設えと御神体を納める唐櫃を新調されます。

一番大きいもので、 内寸 35×25×30㎝、外寸39×29×37㎝をはじめ、
御神体寸法に応じて若干大きさが異なります。 

脚はあえて太くせず、
一見華奢に見えるくらいのやや細く仕上げることが、
格調高く見えるバランスのように思います。

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厚畳 繧繝二方縁 74.5×18×1.5㎝ 

2016年10月20日 by sporder

bettyuu2137-3ブログNo.2136
厚畳 繧繝二方縁 74.5×18×1.5㎝  

厚畳を製作しました。 

大型の御霊舎の中に設えます。 

幅74.5㎝奥行18㎝高さ1.5㎝ 、
二方縁仕様で縁は繧繝布を使用しております。 

繧繝は菱やラインモチーフに、青朱緑黄はじめ彩豊かな色合が特徴で、
有職柄の中でも、格調の高い布地一つでございます。

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社殿金具3-3  扉金具 総八双 本金メッキ仕様  

2016年10月19日 by sporder

bettyuu2136-3ブログNo.2135
社殿金具3-3 
扉金具 総八双 本金メッキ仕様  

扉金具を製作しました。 

大型社殿の扉部分にお取り付けされます。 

中央に配される4枚の金具は全長6寸(約18cm)  
上下の隅に配される金具は全長3寸(約9cm)です。 

金具の配置によって呼称が変わり、
今回の金具の配置は最高の仕様で、『総八双』と称されます。 

扉の引手となる定木自体に厚みがあるため、 
定木金具は側面に回っております。 

金具、社殿、御簾、、厚畳、戸帳等
細分化された職人のプロの手業の集大成によって、新しい社殿が出来上がります。

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社殿金具3-2六葉(ろくよう)4寸、唄(ばい)3寸

2016年10月14日 by sporder

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社殿金具3-2六葉(ろくよう)4寸、唄(ばい)3寸  

六葉と唄をご用意しました。

新調社殿に飾り金具としてお取り付けされます。 

六葉は直径4寸(約12cm)、
唄は直径3寸(約9cm)です。 

六葉、唄とも柱の交差する部分にお取り付けされ、
基本的には上部に六葉、下部に唄をの配置が多いです。

六葉や唄は、社殿だけでなく、和室の装飾にも多用されています。

六つの葉をモチーフにした六葉は、 厚みや、
地模様に有無など、様々なかたちがございます。

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