修理・修復

立烏帽子(張貫立烏帽子) 修理 

2021年3月15日 by sporder

ブログNo.3534 
立烏帽子(張貫立烏帽子) 修理  

立烏帽子を修理しました。 

長期のご使用で内部の「ちち」(紐を通す輪)が切れ、
前部の内張り(ビロード)と
後部の「共紐(ともひも)」も劣化しておりました。 

専門職人の手により、「ちち」と「共紐」、
内張りは新しものにお取替されました。 

今回の御修理で、永くご使用していただけることかと存じます。

社殿内 調度修理  剣 1尺 本金メッキ直し 

2021年3月6日 by sporder

ブログNo.3526 
社殿内 調度修理  剣 1尺 本金メッキ直し  

社殿内調度の剣を本金メッキ直ししました。 

木製の台の上に、剣を立てて奉納されておられます。 

全長1尺(約30㎝)の金属製です。 

御造営の度に何度も手直しされた跡が残る御品でございました。 

専門職人の手により、美しい輝きに戻りました。

表面にわずかに残る起伏からは、長年の歴史を感じ取れます。 

社殿内 調度修理  神鏡 7寸メッキ直し 

2021年3月5日 by sporder

 

ブログNo.3525 
社殿内 調度修理  神鏡 7寸メッキ直し  

社殿内調度の神鏡をメッキ直ししました。 

御造営改修に伴い、社殿を新調されます。  

神鏡の直径が7寸(約21㎝)の裏付き仕様です。 

すべての御品を新調するのではなく、
歴史を伝える御品の一部は修理をするご選択をされました。 

専門職人の手により丁寧にメッキが施され、美しい輝きが戻りました。

太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

2021年3月4日 by sporder

ブログNo.3524
太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

太鼓を塗り替えしました。 

直径1尺6寸(約48㎝)奥行7寸(約21㎝)の太鼓です。

長期のご使用で太鼓面の漆と金箔が剥げておりました。 

専門の塗師にって、塗り替え作業が行われました。 

表面の漆をはがし、下地を整えたうえで黒の本漆で仕上げます。

漆が乾くと太鼓面には左三つ巴を金箔で描き、
側面もすべて金箔で仕上げております。 

太鼓面への塗りは、高度な塗の技術が必要となります。 

厚く塗りすぎると割れの原因になり、薄すぎると光沢が出ません。 

楽器としての目的を果たしながら、
美しい太鼓面にに仕上げる技術は、先代から受け継ぐ塗師の技法といえます。

 

八脚案 桧製 75×24×90㎝

2021年1月29日 by sporder

 

ブログNo.3495
八脚案 桧製 75×24×90㎝

八脚案を製作しました。 

御神前に設えられます。 

幅75㎝奥行24㎝高さ90㎝、材質は桧製です。 

天板と脚は蟻刺しで組み立てる仕様でございます。

赤ぼんぼり火袋 張り替え 3尺用

2021年1月23日 by sporder

 

ブログNo.3490
赤ぼんぼり火袋 張り替え 3尺用

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。 

高さ3尺(約90㎝)の赤ぼんぼりです。 

火袋の布は正絹赤羽二重を使用し、
専門職人の手によって張り替えられました。

扉金具 8寸 銅地本金めっき  

2021年1月21日 by sporder

ブログNo.3488   
扉金具 8寸 銅地本金めっき  

扉金具を製作しました。 

社殿改修に伴う扉金具の新調です。 

中央の定木の長さが8寸(約24㎝)、左右の金具は現状に合わせて、
定木金具より小さくしております。 

材質は銅地、全体を本金メッキを施しました。 

今回の扉金具も、専門職人の手によるもので、現状どおりの形で製作しております。

 

烏帽子 内部 ビロード ちち取替え  

2020年12月30日 by sporder

ブログNo.3473 
烏帽子 内部 ビロード ちち取替え  

烏帽子の内部の額にあたる
ビロードをお取り替えしました。 

内部の紐を通すちちも切れそうでしたので、 同様にお取り替えしております。

 

黒塗りぼんぼり 火袋張替え 人絹緞子 地模様入り   

2020年9月21日 by sporder

 

 

 

 

ブログNo.3389 
黒塗りぼんぼり 火袋張替え 人絹緞子 地模様入り   

黒塗りぼんぼりの火袋を張替えました。 

直径36㎝高さ34㎝の大型ぼんぼりの火袋です。 

小葵柄が織り込まれた、人絹緞子を使用いたしました。

 

 

 

笙(本管) 洗い替え調律  根付け塗直し 

2020年7月22日 by sporder

ブログNo.3344 
笙(本管) 洗い替え調律  根付け塗直し  

本管の修理をおこないました。 

永年のご使用で、音程が整わず、
一部竹の付根部分から息漏れが出ておりました。 

幸いに碗部分には不具合がなく、
竹の値付けの塗直しと、洗い替え調律で、元の音に戻りました。