修理・修復

社殿内 調度修理  剣 1尺 本金メッキ直し 

2021年3月6日 by sporder

ブログNo.3526 
社殿内 調度修理  剣 1尺 本金メッキ直し  

社殿内調度の剣を本金メッキ直ししました。 

木製の台の上に、剣を立てて奉納されておられます。 

全長1尺(約30㎝)の金属製です。 

御造営の度に何度も手直しされた跡が残る御品でございました。 

専門職人の手により、美しい輝きに戻りました。

表面にわずかに残る起伏からは、長年の歴史を感じ取れます。 

社殿内 調度修理  神鏡 7寸メッキ直し 

2021年3月5日 by sporder

 

ブログNo.3525 
社殿内 調度修理  神鏡 7寸メッキ直し  

社殿内調度の神鏡をメッキ直ししました。 

御造営改修に伴い、社殿を新調されます。  

神鏡の直径が7寸(約21㎝)の裏付き仕様です。 

すべての御品を新調するのではなく、
歴史を伝える御品の一部は修理をするご選択をされました。 

専門職人の手により丁寧にメッキが施され、美しい輝きが戻りました。

太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

2021年3月4日 by sporder

ブログNo.3524
太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

太鼓を塗り替えしました。 

直径1尺6寸(約48㎝)奥行7寸(約21㎝)の太鼓です。

長期のご使用で太鼓面の漆と金箔が剥げておりました。 

専門の塗師にって、塗り替え作業が行われました。 

表面の漆をはがし、下地を整えたうえで黒の本漆で仕上げます。

漆が乾くと太鼓面には左三つ巴を金箔で描き、
側面もすべて金箔で仕上げております。 

太鼓面への塗りは、高度な塗の技術が必要となります。 

厚く塗りすぎると割れの原因になり、薄すぎると光沢が出ません。 

楽器としての目的を果たしながら、
美しい太鼓面にに仕上げる技術は、先代から受け継ぐ塗師の技法といえます。

 

八脚案 桧製 75×24×90㎝

2021年1月29日 by sporder

 

ブログNo.3495
八脚案 桧製 75×24×90㎝

八脚案を製作しました。 

御神前に設えられます。 

幅75㎝奥行24㎝高さ90㎝、材質は桧製です。 

天板と脚は蟻刺しで組み立てる仕様でございます。

赤ぼんぼり火袋 張り替え 3尺用

2021年1月23日 by sporder

 

ブログNo.3490
赤ぼんぼり火袋 張り替え 3尺用

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。 

高さ3尺(約90㎝)の赤ぼんぼりです。 

火袋の布は正絹赤羽二重を使用し、
専門職人の手によって張り替えられました。

扉金具 8寸 銅地本金めっき  

2021年1月21日 by sporder

ブログNo.3488   
扉金具 8寸 銅地本金めっき  

扉金具を製作しました。 

社殿改修に伴う扉金具の新調です。 

中央の定木の長さが8寸(約24㎝)、左右の金具は現状に合わせて、
定木金具より小さくしております。 

材質は銅地、全体を本金メッキを施しました。 

今回の扉金具も、専門職人の手によるもので、現状どおりの形で製作しております。

 

烏帽子 内部 ビロード ちち取替え  

2020年12月30日 by sporder

ブログNo.3473 
烏帽子 内部 ビロード ちち取替え  

烏帽子の内部の額にあたる
ビロードをお取り替えしました。 

内部の紐を通すちちも切れそうでしたので、 同様にお取り替えしております。

 

黒塗りぼんぼり 火袋張替え 人絹緞子 地模様入り   

2020年9月21日 by sporder

 

 

 

 

ブログNo.3389 
黒塗りぼんぼり 火袋張替え 人絹緞子 地模様入り   

黒塗りぼんぼりの火袋を張替えました。 

直径36㎝高さ34㎝の大型ぼんぼりの火袋です。 

小葵柄が織り込まれた、人絹緞子を使用いたしました。

 

 

 

笙(本管) 洗い替え調律  根付け塗直し 

2020年7月22日 by sporder

ブログNo.3344 
笙(本管) 洗い替え調律  根付け塗直し  

本管の修理をおこないました。 

永年のご使用で、音程が整わず、
一部竹の付根部分から息漏れが出ておりました。 

幸いに碗部分には不具合がなく、
竹の値付けの塗直しと、洗い替え調律で、元の音に戻りました。

『べんざら』の紐取替

2020年6月12日 by sporder

ブログNo.3312 
『べんざら』の紐取替

『べんざら』の紐をお取替しました。

奈良県山間部の一部地域で、お祭りの際にご使用される伝承の楽器です。

樫木(原品は紫檀)の薄板を麻ひもで組み上げたもので、 
紐を持ち揺らして、音を出します。

地域には、書物に掲載されていない、
素朴な調度や楽器が未だございます。

古から大切に継承されている御品の修復や復刻は、
初めての試みになることもあり、
思考錯誤しながら進めることも多々ございますが、
伝統文化継承のお手伝いをさせていただいてる誇りと、
次世代への見本づくりにもつながるという思いで、
大切にさせていただいております。