修理・修復
2020年9月21日 by sporder
ブログNo.3389
黒塗りぼんぼり 火袋張替え 人絹緞子 地模様入り
黒塗りぼんぼりの火袋を張替えました。
直径36㎝高さ34㎝の大型ぼんぼりの火袋です。
小葵柄が織り込まれた、人絹緞子を使用いたしました。
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2020年7月22日 by sporder
ブログNo.3344
笙(本管) 洗い替え調律 根付け塗直し
本管の修理をおこないました。
永年のご使用で、音程が整わず、
一部竹の付根部分から息漏れが出ておりました。
幸いに碗部分には不具合がなく、
竹の値付けの塗直しと、洗い替え調律で、元の音に戻りました。
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2020年6月12日 by sporder
ブログNo.3312
『べんざら』の紐取替
『べんざら』の紐をお取替しました。
奈良県山間部の一部地域で、お祭りの際にご使用される伝承の楽器です。
樫木(原品は紫檀)の薄板を麻ひもで組み上げたもので、
紐を持ち揺らして、音を出します。
地域には、書物に掲載されていない、
素朴な調度や楽器が未だございます。
古から大切に継承されている御品の修復や復刻は、
初めての試みになることもあり、
思考錯誤しながら進めることも多々ございますが、
伝統文化継承のお手伝いをさせていただいてる誇りと、
次世代への見本づくりにもつながるという思いで、
大切にさせていただいております。
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2020年1月12日 by sporder
ブログNo.3182
金幣修理 3尺(総高さ約94㎝) 本金箔・本漆仕上げ
金幣を修理しました。
全高3尺(約94㎝) 大型の金幣です。
永年のご使用で、幣の錆と歪み、
幣軸・土台の漆の剥がれ、ぐらつきが生じておりました。
一旦金具類をすべて外し、土台も分解したうえで、
専門職人の手で修復をいたしました。
修理の詳細は、土台と幣串は、古い漆を落とし、
生地の歪を調整したうえで、下地をつくり本漆で仕上げております。
幣部分は、錆と亀裂が進行しておりましたので、
破損しないように、錆を落とし、
形状を整えた上で、本金箔で仕上げております。
ご奉納者の思いが、今回の修理で後世に繋がれたように思います。
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2019年12月23日 by sporder
ブログNo.3166
鈴緒 下垂れ取替
鈴緒の下垂れをお取替しました。
お正月を前に、拝殿前に設えられた
鈴緒の下部の麻垂れのお取替です。
専門職人の手により、本麻の垂れが新調されました。
左右には赤色で彩色した麻が配されております。
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2019年12月16日 by sporder
ブログNo.3160
太鼓火炎 座金(袴金具)修理
太鼓の火炎の座金(袴金具)の修理を行いました。
長期のご使用による振動で、丸枠に火炎を取り付ける座金(袴金具)が破損し、
火炎が揺れる不安定な状態でございました。
座金を丸枠から取り外し、専門職人の手によって、座
金の破損箇所を取替え、元の状態に戻しました。
修理の完了した金具を丸枠にお取り付けし、
火炎を安定して取り付けることができるようになりました。
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2019年12月2日 by sporder
ブログNo.3148
笙 洗替・調律
笙の洗替・調律を行いました。
長期のご使用で笙内部のリード部分が汚れ、
音程と響きに乱れが生じておりました。
リード部分を綺麗に整えたうえで調律することにより、
美しい音色に戻りました。
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2019年10月19日 by sporder
ブログNo.3108
Mikoshi-Renovation 11-11
子ども神輿 改修 完成(装飾付き)
鈴棒(鈴紐)と鈴の取り付けが完了し、神輿の改修が出来上がりました。
当初のリノベーションプランを確認いたします。
①『原型にリスペクトをはらい、全体のフォルムは変えずに、各所に専門職人の技を取り入れる』 については、
外観は変えず、塗師、金具、生地等多数の職人の手業を駆使して修復を行いました。
②『見せ場をつくり、 メリハリを付けた補修を行う』 については、
屋根や台輪の塗りと巴紋の対比を一つの見せ場といたしました。
③『子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げる』 については、
鈴棒を華やかで初々しい朱色で仕上げ、彩り豊かにいたしました。
約半年間お預かりいたしました御神輿の納品の際には、
一抹の寂しさも感じましたが、
御神輿を担ぐ子どもたちや取り巻く大人の笑顔に思いを馳せますと、
地域文化の継承とコミュニティの振興のお手伝いができたことが、
弊社スタッフ一同大変光栄に思います。
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2019年10月17日 by sporder
ブログNo.3107
Mikoshi-Renovation 11-10
子ども神輿 改修 完成(装飾前)
多数の職人の協力を得て、御輿の修復が完成いたしました。
一旦外しておりました金具類は、
再度お取り付けいたしました。
胴や鳥居部分は現状と同じように戻しましたが、
屋根と台輪は、漆塗り光沢と巴紋を際立たせるため、
金具を減らしております。
完成した神輿を、
少し離れて拝見するいたしますと、
光沢や輝き、補修箇所の納まりなど、
熟練の職人の手業が各所に盛り込まれているのがうかがえます。
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2019年10月16日 by sporder
ブログNo.3106
Mikoshi-Renovation 11-9
銘板 黒地 金色仕上げ 75×75㎜
今回の改修と新調の歴史がわかるように、
銘板の新調をご提案し、
製作いたしました。
幅高さ共に75㎜の正方形で、
黒地 文字は金色です。
盤面には、御神輿の新調年月日と、今回の改修年月日を入れました。
取り付け位置は、側面台輪部分でございます。
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