卯月 早朝の山の辺の桜 と蒸気霧

2022年4月8日 by sporder

ブログNo.3854
卯月 早朝の山の辺の桜 と蒸気霧
  

四月五日、、山辺の道の桜も満開になりました。

花冷えのする早朝、夜都伎神社の池には、蒸気霧が立ち上り、
幻想的な情景になっています。
有職文様の『立涌』は、蒸気の立ち涌きあがるさまが由来すると言われます。

一方で、幾坂池の畔に立つ桜は「幾坂池の一本桜」と呼ばれ、美しい佇まいが多くの人を引き寄せます。 

今春から池の隣に「奈良歴史芸術文化村」が開村したことから、
一層人目を引く一本桜になることでしょう。

八脚案(神饌台) 2段型 スプルース製 75×18×40,20㎝  

2022年4月7日 by sporder

ブログNo.3853  
八脚案(神饌台) 2段型 スプルース製 75×18×40,20㎝  

八脚案(神饌台)を製作しました。 

座礼用としてご使用されます。 

幅75㎝奥行18㎝、高さ40㎝・20㎝の2段型です。

材質は天板がスプルース材、脚は吉野桧です。 

天板と脚は蟻差しで組み立てる仕様でございます。

 

御簾 新倭錦 32×36㎝ 切房2段染  

2022年4月6日 by sporder

ブログNo.3852 
御簾 新倭錦 32×36㎝ 切房2段染  

御簾をお仕立てしました。 社殿に設えられます。

幅32㎝丈36㎝、竹は綿糸表編み、布は新倭錦赤、房は切房2段染です。

房のお取り付けは、御見本どおり糸止めでございます。


 

御神体箱 桐製 落し蓋 14×10✕23㎝   

2022年4月4日 by sporder

ブログNo.3851 
御神体箱 桐製 落し蓋 14×10✕23㎝   

御神体を納める箱を製作しました。 

幅14㎝奥行10㎝高さ23㎝、材質は桐製です。  

正面の板がスライドして上がる、落し蓋仕様でございます。

賽銭箱用 上蓋板 36×24×3㎝ 吉野桧製 

2022年4月3日 by sporder

ブログNo.3850 
賽銭箱用 上蓋板 36×24×3㎝ 吉野桧製 

横型の賽銭はの上にお取り付けする蓋を製作しました。 

賽銭箱の上部の一部に板を置いて、上部をフラットにします。

 幅36㎝奥行24㎝厚み3㎝、材質は吉野桧製です。

板の底部には、賽銭はこの傾斜に合わせて三角の材を取り付けております。

胡床(相引) 黒塗り 綾錦金糸入り萌黄

2022年4月2日 by sporder

ブログNo.3849  
胡床(相引) 黒塗り 綾錦金糸入り萌黄

胡床(相引) を製作しました。 

拝殿でご使用されます。 

幅37cm奥行29cm高さ44cm、脚部は黒塗り仕様です。 

座面は綾錦金糸入り 萌黄地 でございます。

別注)御幣 三連型 吉野桧製

2022年4月1日 by sporder

ブログNo.3848  
別注)御幣 三連型 吉野桧製

三連型の御幣を製作しました。 

台幅30㎝奥行7.5㎝高さ8.5㎝、材質は吉野桧製です。

幣軸は1×1×20㎝、材質同じく吉野桧でございます。

今回の台は、上部に幣軸に寸法に合わせた正方形の穴を空けるのではなく、
横長の穴を空け、幣軸の位置を左右に移動できるようにしております。

御簾 139×51㎝ 赤地白紋雅 10釜 切房

2022年3月31日 by sporder

ブログNo.3847 
御簾 139×51㎝ 赤地白紋雅 10釜 切房

御簾をお仕立てしました。 

ご家庭の神床に設えられます。 

幅139㎝丈51㎝、竹は綿糸表編み、布は赤地白紋雅、房は切房2段染めです。 

裾にはパイプを巻き込み、御簾鈎で36㎝に巻き上げることができます。

菜の花咲く 山の辺の道

2022年3月30日 by sporder

ブログNo.3846  
菜の花咲く 山の辺の道

弥生15日の山の辺の道です。 

道沿いの菜の花が満開で、青空と新緑の山との色の対比から、得も言われぬ心地よさが感じられます。

梅から始まった山の辺の道の春の彩りは、
菜の花から桜、藤、杜若と移りゆき、日本の伝統色の原点を見ることができます。

赤ぼんぼり 火袋張替え 4尺用

2022年3月28日 by sporder

ブログNo.3845   
赤ぼんぼり 火袋張替え 4尺用 

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。 

直径55㎝高さ35㎝の大型のぼんぼりの火袋です。 

赤色 正絹羽二重の布を火袋の寸法に合わせて裁断し、
1枚ずつ貼付いたします。 

火袋が大きくなると難易度が上がり、
非常に手間のかかる作業となります。 
専門職人の手によって張り上げられた火袋は美しく、完成したぼんぼりは神殿内で厳かな光で照らすことと存じます。