ブログNo.4745
御簾 交織大和錦(倭錦) 麻房 196×45㎝
御簾をお仕立てしました。
拝殿左右に設えられます。
幅196㎝丈45㎝、竹は綿糸表編み、布地は御簾 交織大和錦(倭錦) 緑、房は麻房3段染めです。
お仕立ては両面仕立てでございます。
交織大和錦の布地は、多色の小葵柄が織り込まれており、新倭錦よりも耐久性があり、落ち着いた色合いが特徴でございます。
ブログNo.4744
御簾 交織大和錦(倭錦) 麻房 282×45㎝
御簾をお仕立てしました。
拝殿奥に設えられます。
幅282㎝丈45㎝、竹は綿糸表編み、
布地は御簾 交織大和錦(倭錦) 緑、房は麻房3段染めです。
お仕立ては両面仕立てでございます。
拝殿の正面前は、十六八重表菊紋が刷り込まれた門帳(ブログNo.4725)を設えました.。
ブログNo.4742
几帳 180×148㎝ 人絹緞子 橘紋入り 3/3
ブログNo.4741の続きです。
几帳は、平安時代に寝殿造の仕切りのない部屋を間仕切ったり、目隠しに利用する屏障具(へいしょうぐ)でございます。
神殿や拝殿においても同様の目的で、調度としてご使用されます。
几帳は白地に摺り柄を入れたものや、四季や草花のモチーフが入った織物など、多様な仕様がございます。
ブログNo.4741
几帳 180×148㎝ 人絹緞子 橘紋入り 3/2
ブログNo.4740の続きです。
今回の几帳を製作するにあたり、摺り柄を朽木ではなく、社紋の橘にいたしました。
拝殿の設えのすべてに社紋を入れるのではなく、ポイントになる几帳に入れることで、一層引き立つように思います。