羽織をお仕立てしました。
ご祭典の日にお召しになります。
布地は化繊の黒地、5か所に紋を入れております。
紋は丸に右離れ立葵でございます。
ブログNo.4655の続きです。
桧扇は、上質の桧材柾目の薄板を要で止めて、糸で綴じて仕上げられます。
非常に繊細な手仕事であり、力の入れ方によっては簡単に割れてしまう柾目の薄板を、強度を保ちながら、板に糸を通して丁寧に仕上げられます。
扇が完成してから、絵師によって彩色がなされます。
今回の図柄は、二羽の大鳥が中央に描かれ、金銀の雲が上部に描かれております。
表面とは対照的に裏面は吉祥文様の胡蝶と鳥がシンプルなラインで描かれております。
親骨上部の金具には、松飾りと飾り紐をお取り付けいたしました。
ブログNo.4649
神額(御額) 両部額 124×138㎝ 二重枠 摺漆仕上げ 金具本金メッキ 2-2
ブログNo.4648の続きです。
額の生地は本欅材を使用し、全体を摺漆で幾度も重ねて仕上げております。
縁の金具類はすべて新調させていただきましたが、
中央の社名は由緒のあるものでございましたので、
以前の額のものを取り外し、補修して本金メッキで仕上げてお取り付けさせていだきました。