2011年

遠山三方(遠山型三方) くり無し

2011年7月16日 by sporder

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遠山三方(遠山型三方) くり無し  

吉野桧材で、遠山三方を製作しました。 
遠山三方は、普通の三方に比べ脚部が低いもので、
ご指定のより 刳りを入れておりません。 

刳りのないかたちが、とても新鮮に思え、
シンプルな形ゆえに、吉野材の美しさが引き立ちます。

赤ぼんぼりの台  

2011年7月15日 by sporder

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赤ぼんぼりの台  

赤ぼんぼりの台を製作しました。 
赤のぼんぼり位置を上げるために、神殿に据えられるもので、材質は桧材です。
高くしすぎると、ぼんぼりの安定が良くないので、 
高さをやや抑え30cmとしました。 
正面には、梅鉢の紋を入れております

御簾房 より房2段染め(8寸)  

2011年7月14日 by sporder

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御簾房 より房2段染め(8寸)  

御簾房を製作しました。 
神殿御簾の房をお取替えされるもので、 紅白2段染めのより房です。 

御簾房の紐の長さは、
御簾を巻き上げる寸法に合わせておつくりいたします。

より房は1本づつ糸が撚ってあり、質感の高い華麗な房です。

石の置き台(石置き台)  

2011年7月13日 by sporder

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石の置き台(石置き台)  

桧製の石置き台を製作しました。 
通常は、白木(桧)の平らな台座や厚畳に、
厚手の布団を敷いてご用意させていただきます。

ただ、今回は布団を敷いても石が不安定で、
石の立てる向きもにこだわりがあるため、
台座の上を石の凹凸に合わせて切り出し、底に布団を敷きました。 

  

たて笛(竹製) 6穴   

2011年7月12日 by sporder

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たて笛(竹製) 6穴   

竹製のたて笛を製作しました。  
獅子神楽にお使いになる笛で、 お見本をお預かりしておつくりしたものです。 
竹は篠笛の製作に使われる竹を使用し、 穴は六穴で、藤の天地巻きです。  

全国の各所で大切に伝えられている神楽には、
様々な祭具や楽器があることを再認識いたしました。

円座 組編み(トビ) 2尺2寸 

2011年7月11日 by sporder

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円座 組編み(トビ) 2尺2寸

円座を製作しました。
直径2尺2寸の組編みです。

2尺1寸以上の寸法は受注製作品で、
今回のお品も職人が手造りで編み上げるため、お時間を頂戴しました。
色合いの揃った綺麗な円座に仕上がりました。

家庭祀りの神具一式

2011年7月10日 by sporder

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家庭祀りの神具一式

ご家庭でお祀りされる神具を納入しました。
事前の打ち合わせどおりに仕上がった神床に、
御社、灯明台(一昨日掲載)、神饌台、 御簾(昨日掲載) 等の神具をしつらえました。

神床内の壁面は、白壁にすることが多いのですが
お部屋全体が白を基調とした明るい洋風の造りのため、
壁面を木調にされたことで、 調和の取れた神床になりました。



御簾 正絹本倭錦 梅鉢紋入り

2011年7月9日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 梅鉢紋入り

ご家庭の神床にしつらえられる御簾をお仕立しました。(96×109cm)

は、正絹本倭錦の梅鉢紋入りです。
房には、紅白2段染めのより房をお付けしております。
竹は、 表裏を交互に編む『一本返し』で編み上げましたので、
反りの出にくい落ち着きのある御簾に仕上がりました。

正絹布とより房を組み合わせることで、
晴れやかで華のある印象になります。

灯明用台(灯明台)、 神饌台

2011年7月7日 by sporder

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灯明用台(灯明台)、 神饌台

八脚案の 灯明用台(灯明台)と神饌台を製作しました。
ご家庭の神床に据えられるもので、 幅は90cm で材質は、木曽桧材です。
灯明は、御社と同じ段に置かれる事もありますが、
御社の段より若干下げることで、
御社、灯明双方がバランスよく見える配置になりました。

壁代 上紡緞子 布筋赤紫  

2011年7月6日 by sporder

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壁代 上紡緞子 布筋赤紫

壁代をお仕立しました。
ご家庭の神床を改装されるにあたり、
壁面(3面)の内張りとしてしつらえられるものです。
(133×125.5cm 幅×丈 )

布地は厚みがあり質感の高い 上紡緞子で、
布筋は胡蝶柄入りの赤紫です。

白地に赤紫の筋が入ることで、 神床が清楚に明るくなりました。