2010年

鈴緒 垂れ取替え(網付き)  

2010年12月21日 by sporder

261
鈴緒 垂れ取替え(網付き)

鈴緒の垂れをお取り替えしました。
垂れは本麻で、
取替え後垂れに網を被せております。
新年を迎える準備の中、
氏子の方々によって綺麗に掃き清められた拝殿で、
生成りの麻色が、周りの清純な空気にとけ込んでいるように感じます。

御簾(神殿)

2010年12月20日 by sporder

260
御簾(神殿)

神殿の奥御簾(社の両横)を新調しました。
社の両横に御簾を下げることで、
神殿の奥行が、より感じられるようになりました。
神殿に差し込む師走の光が、
清澄な雰囲気をかもし出しています。

小田原提灯

2010年12月19日 by sporder

259
小田原提灯

小田原提灯の上下の枠をそのまま使用して、
胴部分を お見本どおり 新調しました。
正面には社名、裏面には『氏子中』、
側面には社紋が入り、全体に幕が描かれています。
新しくなった提灯は、お正月から掛けられ、
赤青グレー黒の四色が拝殿に清々しく映えることと思います。

表札(木曽桧 柾目) 

2010年12月17日 by sporder

258
表札(木曽桧 柾目)

表札を製作しました。
材質は木曽桧材の柾目です。
信者様のお名前を記載されるもので、
8寸×4寸厚み1寸の標 準的な寸法で、裏面には、釘穴をあけております。
並べてみると、桧の柾目も一枚一枚 色や木目が少しづつ異なりますが、
完全に同じでないところが、また 自 然の美しさのように思います。

八脚案(神饌台)

2010年12月16日 by sporder

257
八脚案(神饌台)

八脚案を製作しました。
幅5尺 奥行8寸で、材質はスプルース材です。
お正月の御神饌のお餅を供えるために、
一列に数台並べてお使いになります。
安定が良いように、
地覆(脚部の下部の横木)を天板より若干長くしております。

納入後門前で振り返ると、
雨上がりの木々の枝枝に残る水滴が、きらきらと光り、
師走の忙中に ひと時の閑 を感じました。

獅子頭 修復(修理)  赤獅子

2010年12月15日 by sporder

256
獅子頭 修復 (赤獅子)

昨日掲載の黒獅子に加えて、赤獅子も修復しました。
黒獅子より一回り小さい子供用の獅子です。
黒獅子と同じように、破損箇所を補修し、朱漆や金箔等で仕上げております。
修復は、一人の職人が行うのではなく、木工、塗師、植毛等それぞれ専門の技を持った、職人の技術の連携で完成します。

獅子頭 修復(修理) 黒獅子

2010年12月14日 by sporder

255
獅子頭 修復 (黒獅子)

2種類の黒獅子頭を修復しました。
耳の付け根や舌部分の破損など損傷箇所を補修し、
全体に黒漆と朱漆を塗り分け金箔で仕上げました。
毛の部分も赤黄緑等に染分けて新調しております。
愛くるしくも 勢いを感じる獅子頭に仕上がったように思います。

御簾 綾錦朱地金糸入り 麻房

2010年12月13日 by sporder

254
御簾 綾錦朱地金糸入り 麻房

御簾をお仕立しました。
布は綾錦朱地金糸入り、房は三段染めの麻房で、
拝殿正面にお取付けしました。
御神木の横から差し込む穏やかな光が、
御簾にあたり雅やかな雰囲気を醸し出しています。

霊璽(れいじ) 御霊代(みたましろ) 

2010年12月12日 by sporder

253
霊璽(れいじ) 御霊代(みたましろ)

霊璽を製作しました。
中の標木(木札)が外せるように、
土台に溝を入れて差し込むかたちにしております。
全高は23㎝で、材質は木曽桧材です。

御霊殿(御霊舎) 

2010年12月10日 by sporder

252
御霊殿(御霊舎)

御霊殿(御霊舎)を製作しました。
神殿に据えられるもので、台幅3尺5寸(約106㎝) 高さ160㎝の大型の御霊殿です。
材質は吉野桧材で、
上段に約120柱、下段に130柱 計250柱の霊璽をおさめることができます。