御神体の覆を製作しました。
二十年に一度の社殿の改修に伴い、
御神体を納めておられる御帳台の覆いを新調されます。
幅55cmの大きな覆で、
表面四方は赤の新倭錦、上部は白地模様入り人絹緞子、
裏は白無地の裏地を付けております。
四方の布は開くことができ、
上部には約10cm角の切り込みが入っています。 生
地の柄はもとより、 四方開きと上部の切り込みの仕様は、
大切に継承された『かたち』です。
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八脚案(神饌台、八足台)総吉野桧製 三段型 , 金幣1尺、朱塗り三方 7寸
ご準備のできた
八脚案(ブログNo.958)、金幣一尺(ブログNo.961)、
朱塗り三方(ブログNo.956) を設えました。
総吉野桧製の案の最上段には、金幣(左右には御神符)、
下の段には朱塗り三方でご神饌されます。
吉野桧の自然な白と、朱三方の濃い赤色、
金幣の穏やかな金色の色合いは、
神の坐す空間に相応しい、
格調の高さと清々しさを感じる組み合わせの様に感じます。
幕房(揚巻房)を製作しました。
幅8m60cmの大型の幕(ブログNo.965)に設えるものです。
房本体の長さが1尺(約30cm)、
色は紫、平頭のより房です。
紫色の揚巻は、
目立ちすぎずに幕を引き立てる、幕房の定番色といえます。