楽器類
2013年12月23日 by sporderブログNo.1227
鞨鼓 革 調べ紐取り替え
鞨鼓の革と調べ紐をお取り替えしました。
長年のご使用で革が緩み、
鞨鼓本来の染み渡る様な高い音が出難い状態でした。
鞨鼓の革は、
丸輪に馬革を張り、胡粉で面を整え、
剣革と鳩目金具の取り付けの工程を経て完成します。
ムラのない漆喰の白壁のような美しい革面は、
職人の継承された技法によって仕上げられています。
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2013年11月28日 by sporderブログNo.1205
太鼓 塗り替え 2尺 金属火炎2
太鼓台、鉦鼓台の飾り金具の取り付けが完了し、仮組みをして、塗り替えが完成しました。
本漆と本金箔で仕上げられた太鼓は、鏡面のように映し出し、僅かな光にも重厚な輝きが見えます。
新しい太鼓が据えられた神殿は、
より清清しい雰囲気になるように思います。
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2013年11月27日 by sporderブログNo.1204
太鼓 塗り替え 2尺 金属火炎1
太鼓、太鼓台、鉦鼓台を塗り替えました。
火炎、飾り金具は本金メッキを施し、
台部分は黒漆塗りや本金箔で塗り上げています。
塗り替えやメッキが完成すると、 台に金具を1枚づつ取り付ける作業を行います。
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2013年9月15日 by sporderブログNo.1142
高麗笛袋、龍笛袋、神楽笛袋 正絹本倭錦
高麗笛、龍笛、神楽笛を収納する袋を製作しました。
生地は、正絹小葵柄の本倭錦で、
白布の裏付仕立て、
くくり紐の先には赤のより房を付けております。
本倭錦の袋に納められた管が三管が並ぶと、
格調高さが引き立ちます。
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2013年9月7日 by sporderブログNo.1135
太鼓 1尺6寸 飾り金具無し 火炎本金メッキ仕様
太鼓を製作しました。
直径1尺6寸(約48cm)で、
漆と本金箔で仕上げております。
太鼓台は内寸2尺(約60cm)、
丸枠や脚部には飾り金具を付けず、
上部には本金メッキの火炎火炎を付けております。
左右に古代紫の房を設えて完成です。
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2013年7月31日 by sporderブログNo.1102
火炎修理 本金箔仕上げ
鉦鼓(鐘)台の火炎を修理しました。
火炎の割れと、亀裂の入っている箇所を下地から補修し、
本漆、本金箔で仕上げております。
火、水、雲(風)のモチーフが立体的に浮き出て、
躍動感のある輝く火炎にもどりました。
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2013年7月27日 by sporderブログNo.1098
鉦鼓台(鐘台) 塗り替え 飾金具取り付け 1
鉦鼓台(鐘台)を黒本漆と本金箔で塗り替えました。
本金メッキをかけ直した、約80点の錺金具(飾り金具)を、
一枚づつ本金鍍金の釘で取り付けております。
窓から差し込む夏の強い光によって、
鉦鼓台(鐘台)は深みのある光沢で輝いています。
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2013年7月25日 by sporderブログNo.1096
楽鉦(鐘) 色付け直し
楽鉦(鐘)の色を付け直しました。
直径24cmの大型の鐘で、
長期のご使用で撥のあたる部分が剥げ、全体退色しておりました。
専門職人の手により、 深みのあるこげ茶に色付けがなされ、
奥ゆかしさのある光沢にもどりました。
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2013年7月15日 by sporderブログNo.1087
太鼓張替 塗り替え 面のみ金箔巴柄入り 1尺8寸
太鼓を張り替え、塗り替えました。
直径1尺8寸(約54cm)の太鼓で、
片面を張り替えた後、
黒塗り、面を本金箔で三つ巴柄を描いています。
今回はご指定により、黒漆の代わりに黒カシュを使用し、
太鼓の胴部分(側面)には金箔を押しておりません。
胴部分が箔押しされた太鼓と比べて、
巴部分がより強調され、太鼓全体が引き締まって見えます。
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