御簾
2011年11月3日 by sporder538
御簾 正絹本倭錦 麻房付き
御簾をお仕立てしました。
ご家庭の御霊をお祀りされる神床にしつらえられるもので、
布は、正絹本倭錦で、
房は3段染めの麻房です。 (85×52cm)
下部にパイプを巻き込むことで、
御簾の落ち着きと、巻上時の量感が出るようにしております。
麻房は、化繊素材の切房やより房のような光沢はありませんが、
それが麻特有の控えめな彩りであり、
つやのある正絹生地と極上の組合わせになります。
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2011年10月31日 by sporder536
御簾 赤地白紋(寿) 一本返し編み
御簾をお仕立しました。
ご家庭の神床にしつらえれるもので、 御簾を2枚に分けています。
竹の編み方は、通常節が揃うように竹の表面を前にしますが、
今回は、『一本返し編み』 という編み方で、竹を表裏交互に編み上げています。
そうすることで、竹が反りにくくなります。
神前御簾の製作は、専門の御簾職人によって、
1本づつ手仕事で編み上げられ、
布の縫いつけも、一針一針手仕事で丁寧に仕上げられます。
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2011年10月21日 by sporder526
御簾 交織倭錦 麻房三段染め
御簾(昨日掲載 ブログNo.525)を
拝殿と社殿の間をつなぐ回廊にしつらえました。
全長が長いため、2枚にお仕立して、天布縦布共に柄合わせをしております。
時折そよぐ秋風が、御簾を穏やかに揺らし、
清浄な心地よさを感じます。
外から差し込む光によって、御簾が柔らかく照らされ、
御簾を通して透かし見える風景を目にすると、
特別な空間に居ることを覚えました。
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2011年10月20日 by sporder525
御簾 交織倭錦 麻房三段染め
御簾をお仕立しました。
神社拝殿奥にしつらえられるもので
布は交織倭錦、竹は綿糸表編み、 房は三段染めの麻房です。
表裏両側から見える場所のため、お仕立は両面仕立です。
交織倭錦は、正絹とは違う風合いで、全体に落ち着きのある仕立上がりです。
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2011年10月11日 by sporder517
神壇用御簾 新倭錦
御簾をお仕立しました。
当店謹製の神壇2尺薄型引戸付き(SE型)にしつれえる御簾です。
布は小葵の柄の入った赤の新倭錦で、房は紅白2段染めの切房です。
御霊様をお祀りされる神床の御簾は、
赤系の他に、落ち着いた感じの萌黄や緑系、青系、
清楚な白系の布地にされることもございます。
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2011年9月29日 by sporder508
御簾 赤地金紋 雅
御簾をお仕立しました。 神殿にしつらえられるもので、竹は綿糸一本返し編み、布は梅鉢紋入り赤地金紋です。
雅の金紋は、赤の色に深みがあり、金糸をより引き立てます。
今回のように長尺の御簾の場合、
反りにくい一本返し編み(表裏編み)をお奨めいたしたします。
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2011年9月26日 by sporder505
神殿御簾 新倭錦 切房2段染め
神殿の御簾をお取替えしました。
竹は表編み、布地は新倭錦、房は紅白2段染めの切房です。(ブログNo.501)
経年によって程よい薄茶色になった柱や上段板と真っ白な壁に、
神殿の丁寧な歴史を感じます。
赤白黄の三色の御簾の華やかさと、
お手入れの行き届いた神殿の柱の色合いが調和して、
清々しさを感じる間になったように思います。
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2011年9月24日 by sporder503
御簾房 より房 二段染め
御簾房を製作しました。
神殿御簾全体の房をお取替えされるもので、
より房の紅白2段染めです。
御簾の寸法によって房の寸法や紐の長さが異なるため、
それぞれの寸法をご指示いただいておつくりいたします。
房の染分けは、職方の手仕事によって行われ、
気温や湿度が変化する中で、年間を通じて同じような色目を出し続けることも、
職人の先代より受け継ぐ技術の一つであるといえます。
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2011年9月22日 by sporder501
御簾 神殿用 新倭錦(梅鉢紋入り)
神殿にしつらえられる、お御簾をお仕立てしました。
竹は表編み、布は新倭錦(梅鉢紋入り)で、房は紅白2段染めの切り房です。
外陣用は、両面仕立て、 内陣は赤裏付仕立てです。
外陣は5枚の御簾が一線に並ぶため、
天布(横布)縦布とも柄あわせをしております。
御簾の裾にパイプを巻き込むことで、
ふくらみがうまれ落ち着きが感じられます。
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2011年9月10日 by sporder490
御簾 赤地白紋 雅 一本返し編み
御簾をお仕立しました。
全長約9尺(約270cm)の長尺のお御簾で、
竹は表裏を交互に編んだ一本返し編みで、
布は赤地白紋(梅鉢紋)の『雅』です。
布地の雅は、落ち着きのある赤色で、生地自体に厚みがあり、
質感の高いお御簾に仕立て上がりました。
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