御簾
2011年9月24日 by sporder503
御簾房 より房 二段染め
御簾房を製作しました。
神殿御簾全体の房をお取替えされるもので、
より房の紅白2段染めです。
御簾の寸法によって房の寸法や紐の長さが異なるため、
それぞれの寸法をご指示いただいておつくりいたします。
房の染分けは、職方の手仕事によって行われ、
気温や湿度が変化する中で、年間を通じて同じような色目を出し続けることも、
職人の先代より受け継ぐ技術の一つであるといえます。
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2011年9月22日 by sporder501
御簾 神殿用 新倭錦(梅鉢紋入り)
神殿にしつらえられる、お御簾をお仕立てしました。
竹は表編み、布は新倭錦(梅鉢紋入り)で、房は紅白2段染めの切り房です。
外陣用は、両面仕立て、 内陣は赤裏付仕立てです。
外陣は5枚の御簾が一線に並ぶため、
天布(横布)縦布とも柄あわせをしております。
御簾の裾にパイプを巻き込むことで、
ふくらみがうまれ落ち着きが感じられます。
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2011年9月10日 by sporder490
御簾 赤地白紋 雅 一本返し編み
御簾をお仕立しました。
全長約9尺(約270cm)の長尺のお御簾で、
竹は表裏を交互に編んだ一本返し編みで、
布は赤地白紋(梅鉢紋)の『雅』です。
布地の雅は、落ち着きのある赤色で、生地自体に厚みがあり、
質感の高いお御簾に仕立て上がりました。
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2011年8月31日 by sporder482
ご家庭での 神様のお祀り
新築されたご家庭の神床に、御社、御簾(ブログno.481)、三方等の神具一式を納入しました。
床の間の横に造られた神床は、桧造りで白壁という理想的な仕上がりで、
内装にも丁寧なしごとがなされています。
『家人が新居に住む前に、まず神様にお鎮まりいただくきたい』というご当主のお考えで、
畳と建具の入る前にしつらえております。
気高く清々しい雰囲気の中で、
神と向き合うことのできる空間が出来上がったように感じます。
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2011年8月30日 by sporder481
御簾 本倭錦(梅鉢紋入り) より房付き
御簾をお仕立しました。
新築された、ご家庭の神床にしつらえられるものです。
寸法は幅4尺5寸(約136㎝)、丈99㎝の一枚御簾で、
布は正絹本倭錦、房は紅白2段染めのより房です。
本倭錦の光沢のある濃い赤に合わせた、よ
り房の明るい紅白がお互いを引き立てています。
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2011年8月26日 by sporder477
御簾 新倭錦 切房付き 赤裏付き仕立て
御簾をお仕立しました。
布は小葵柄の新倭錦、房は切房の2段染め、
赤の裏地を付けた 赤裏付き仕立てです。
小葵柄は、御簾をはじめとして
神殿調度や装束等に多用される文様です。
そのデザインの起源は、銭葵や冬葵など諸説がありますが、
完成された意匠でありながら、控えめで慎ましやかな印象があるので、
地模様としても多用されています。
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2011年8月19日 by sporder470
御簾 新倭錦 布筋無し 房無し
御簾をお仕立しました。
竹は表編み、布は新倭錦です。
四社の社殿にしつらえられるもので、 布筋と房が付いておりません。
これも永年にわたって伝えられたしきたりであり、
その神社の伝統といえるでしょう。
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2011年8月11日 by sporder465
御簾 新倭錦 切房付き
御簾をお仕立しました。
ご家庭の神棚にしつらえられるもので、 幅110cm 丈は90cmです。
布は、新倭錦(しんやまとにしき)の梅鉢紋入りで、
竹は綿糸表編み、房は紅白2段染めの切房です。
ご指定の巻上寸法に合わせて、房の紐を長くお誂えし、
鈎も大きめのものをお付けしております。
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2011年8月5日 by sporder460
神殿御簾
神殿の御簾をお取替えしました。
布は雅八釜の赤地白紋、金紋で、
房は紅白2段染めの切房、竹は表編みです。
御簾の巻上の質感を出すため、外陣には太目のパイプ、
内陣中御簾には細目のパイプを巻き込んでおります。
取り付け後、拝殿から見上げると、
神殿全体が明るくなり、涼やかな佇まいを感じました。
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2011年8月4日 by sporder459
ご家庭の御霊のお祀り (御霊舎一式)
ご家庭の神床に御霊舎一式を納入しました。
既に神の間として、空けておいていただいた空間に、
内壁三面に壁代(かべしろ)、正面に御簾をしつらえました。
その後、御社台、神饌台を配して、最後に御霊舎及び神具類を据えました。
御簾と壁代の紫布筋以外は、全て白木と布の白、瀬戸物の乳白色 という
シンプルでありながら、清々しさを感じる空間に仕上がったように思います。
(関連ブログ 452、454、455)
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