装束類
2014年2月26日 by sporderブログNo.1284
笏板 一位材 先端角型
笏板を製作しました。
全長39cm、材質は一位材です。
一位材は、緻密で光沢があり、古来より笏の材料として重用されています。
標準的な笏の先端は、
丸みをおびた形で大きく面取りしておりますが、
今回はご指定により、先端が尖った形状で仕上げました。
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2014年1月21日 by sporderブログNo.1251
小忌衣(おみごろも) 白綿地 無地
小忌衣をご用意しました。
祭典の際に、氏子の方々がお召しになります。
素材は綿地の白無地で、胸紐と背の飾り紐も白無地です。
白地に白紐と 無彩色取り合わせに、
清楚にして清清しさを感じます。
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2013年12月15日 by sporderブログNo.1220
狩衣 ワナシ雲鶴 縹(薄青)白
狩衣をお仕立てしました。
御祭典に11名の氏子様全員がお召しになるものです。
縹色(はなだいろ)の生地に地模様が入り、
有職文様の中でも格式の高い雲鶴(うんかく)が白で織り込まれています。
草花や自然のかたちをモチーフにした多様な有職文様と、
青系だけでも『浅葱、縹、青、藍、群青・・・など』
多種の表現がなされる和の色から、
日本人が引き継ぐ繊細な感性をみることができます。
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2013年11月16日 by sporderブログNo.1194
祭はっぴ(祭半纏) 襟社名入り 別染め
祭はっぴ(祭半纏)を製作しました。
襟を別染めで、社名を左右に入れております。
はっぴ(半纏)は、デザイン、かたち、寸法を
全てご指定いただく別注品も製作できますが、
今回は、襟以外は既製のものを使用しております。
祭典当日には、小さい子どもたちから大人まで、
同じ柄のはっぴを着用されて、お神輿を担がれます。
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2013年11月10日 by sporderブログNo.1188
浅沓 甲当て、底敷き 取替え
浅沓の内装をお取替えしました。
新しい浅沓を長期保管されておられましたが、
経年によりシミや汚れが出ている状態でした。
甲当てと底敷きを新しいものに取り替えると、
新調品のような浄いな沓になりました。
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2013年10月20日 by sporderブログNo.1170
立物を新調しました。
秋の祭典に着用される兜の立物で、
紋は社紋の左三つ巴です。
専門の錺り金具職人の手によって製作された立物は、
直径9cm、厚み1cm、
本金鍍金で仕上げております。
兜の中心に納まった三つ巴の社紋が、
品良く輝いています。
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2013年10月18日 by sporderブログNo.1170
鉢巻 社名、日の丸入り
鉢巻を製作しました。
御造営の祭典当日、
お神輿を担ぐ氏子様が、頭に巻かれます。
全長90cm、幅36cm
中心に日の丸、上部に『奉竣』、左右に、社名・年月日を入れております。
日の丸の配置は、三つに折りたたんだときに、
文字と日の丸とのバランスを取れるように配しております。
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2013年8月1日 by sporderブログNo.1103
桧扇 修理 糸取り替え
桧扇を修理しました。
桧扇は、桧の薄板が糸で綴じられており、
非常に繊細な扇です。
糸が切れ、扇面の一部に亀裂が入っておりました。
亀裂がひどい場合は、その部分だけお取換えをしますが、
今回は裏面からの補強で対応し、糸を綴じ直しております。
出来上がった桧扇三面を並べると、
描かれている図案は異なりますが、それぞれに美しく、
絵師の個性が感じられます。
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2013年6月7日 by sporderブログNo.1053
小忌衣 襟型
襟型の小忌衣を製作しました。
身頃のない 襟のみの仕様で、
綿地紫染め、紋は白抜き、 飾り紐が付いています。
胸元には抱き花杏葉、
襟後には丸に三つ葉葵の紋を染め抜きました。
大祭の祭典時に、氏子方々一同が着用されます。
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2013年5月6日 by sporderブログNo.1024
古代帽 テトロン地
古代帽を製作しました。
祭典に着用されます。
生地はしなやかなテトロンの黒地で、
地模様は入りません。
古代帽は奈良時代の文官が着用した帽子の形がその起源といわれ、
明治時代には法服の帽子にも採用されました。
そして、より洗練した形で現代に継承されています。
上部の盛り上がりと、後部の2本の垂れた形からは、
特有の格調の高さが感じられます。
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