装束類

笏板 一位材 先端角型 

2014年2月26日 by sporder

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笏板 一位材 先端角型 

笏板を製作しました。 

全長39cm、材質は一位材です。 

一位材は、緻密で光沢があり、古来より笏の材料として重用されています。 

標準的な笏の先端は、
丸みをおびた形で大きく面取りしておりますが、
今回はご指定により、先端が尖った形状で仕上げました。

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小忌衣(おみごろも) 白綿地 無地 

2014年1月21日 by sporder

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小忌衣(おみごろも) 白綿地 無地 

小忌衣をご用意しました。 
祭典の際に、氏子の方々がお召しになります。  

素材は綿地の白無地で、胸紐と背の飾り紐も白無地です。 

白地に白紐と 無彩色取り合わせに、
清楚にして清清しさを感じます。

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狩衣 ワナシ雲鶴 縹(薄青)白 

2013年12月15日 by sporder

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狩衣 ワナシ雲鶴 縹(薄青)白   

狩衣をお仕立てしました。 
御祭典に11名の氏子様全員がお召しになるものです。 

縹色(はなだいろ)の生地に地模様が入り、 
有職文様の中でも格式の高い雲鶴(うんかく)が白で織り込まれています。 

草花や自然のかたちをモチーフにした多様な有職文様と、
青系だけでも『浅葱、縹、青、藍、群青・・・など』
多種の表現がなされる和の色から、

日本人が引き継ぐ繊細な感性をみることができます。

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2013年11月16日 by sporder

bettyuu1195-1ブログNo.1194 
祭はっぴ(祭半纏) 襟社名入り 別染め   

祭はっぴ(祭半纏)を製作しました。

襟を別染めで、社名を左右に入れております。  

はっぴ(半纏)は、デザイン、かたち、寸法を
全てご指定いただく別注品も製作できますが、

今回は、襟以外は既製のものを使用しております。  

祭典当日には、小さい子どもたちから大人まで、
同じ柄のはっぴを着用されて、お神輿を担がれます。

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浅沓  甲当て、底敷き 取替え 

2013年11月10日 by sporder

bettyuu1189-1ブログNo.1188 
浅沓  甲当て、底敷き 取替え   

浅沓の内装をお取替えしました。 

新しい浅沓を長期保管されておられましたが、 
経年によりシミや汚れが出ている状態でした。 

甲当てと底敷きを新しいものに取り替えると、
新調品のような浄いな沓になりました。

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兜 立物  本金メッキ 社紋入り(左三つ巴)

2013年10月20日 by sporder

bettyuu1171-1ブログNo.1170  

立物を新調しました。 

秋の祭典に着用される兜の立物で、
紋は社紋の左三つ巴です。  

専門の錺り金具職人の手によって製作された立物は、
直径9cm、厚み1cm、
本金鍍金で仕上げております。  

兜の中心に納まった三つ巴の社紋が、 
品良く輝いています。

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鉢巻 社名、日の丸入り

2013年10月18日 by sporder

bettyuu1170-2ブログNo.1170 
鉢巻 社名、日の丸入り 

鉢巻を製作しました。 

御造営の祭典当日、 
お神輿を担ぐ氏子様が、頭に巻かれます。

全長90cm、幅36cm 
中心に日の丸、上部に『奉竣』、左右に、社名・年月日を入れております。  

日の丸の配置は、三つに折りたたんだときに、
文字と日の丸とのバランスを取れるように配しております。

 

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桧扇 修理 糸取り替え

2013年8月1日 by sporder

bettyuu1103-1ブログNo.1103 
桧扇 修理 糸取り替え   

桧扇を修理しました。 

桧扇は、桧の薄板が糸で綴じられており、
非常に繊細な扇です。 

糸が切れ、扇面の一部に亀裂が入っておりました。 

亀裂がひどい場合は、その部分だけお取換えをしますが、
今回は裏面からの補強で対応し、糸を綴じ直しております。 

出来上がった桧扇三面を並べると、
描かれている図案は異なりますが、それぞれに美しく、
絵師の個性が感じられます。

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小忌衣 襟型

2013年6月7日 by sporder

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小忌衣 襟型

襟型の小忌衣を製作しました。 

身頃のない 襟のみの仕様で、 
綿地紫染め、紋は白抜き、 飾り紐が付いています。 

胸元には抱き花杏葉、 
襟後には丸に三つ葉葵の紋を染め抜きました。 

大祭の祭典時に、氏子方々一同が着用されます

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古代帽 テトロン地

2013年5月6日 by sporder

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古代帽 テトロン地 

古代帽を製作しました。 

祭典に着用されます。 

生地はしなやかなテトロンの黒地で、
地模様は入りません。 

古代帽は奈良時代の文官が着用した帽子の形がその起源といわれ、
明治時代には法服の帽子にも採用されました。

そして、より洗練した形で現代に継承されています。

上部の盛り上がりと、後部の2本の垂れた形からは、 
特有の格調の高さが感じられます。

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