神具

厚畳(あつじょう)  

2010年6月29日 by sporder

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厚畳(あつじょう)

厚畳を製作しました。
幅が3尺(約91cm)の大型のもので、縁は正絹繧繝の武田菱柄です。

柔らかな光沢の正絹に、朱・黄の色合いと控えめな菱柄が良く映えます。

祝詞袋 (白十六菊柄 雲立涌地模様入り)

2010年6月25日 by sporder

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祝詞袋 (白十六菊柄 雲立涌地模様入り)
菊柄の祝詞袋を製作しました。
通常は、小葵柄で製作することが多いのですが、 菊の図柄が入ったものを というご指定があり 白の十六菊の生地で製作しました。
朱色の生地には 雲立涌(くもたてわく)が地模様として織り込まれています。
立涌は、朝もやの霊気が立ち上る様を意匠化したもの との言い伝えがあり、晴れやかな朱地に神聖さを醸し出しています。

赤布団

2010年6月23日 by sporder

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赤布団

赤布団を製作しました。
生地は正絹の羽二重です。
御神体をすえられる台座の厚畳の上に敷かれます。
赤のほかに 白生地で製作することもございます。
羽二重のしなやかな赤色が綺麗です。

高張提灯

2010年6月22日 by sporder

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高張提灯

高張提灯を製作しました。
寸法は1尺4寸(直径約40cm)で、当店で一番よく御注文いただく寸法です。
正面には立木瓜(たてもっこう)の社紋を大きく入れました。
底は開閉のできる底割れ仕様で、提灯全体に油を引いています。(油引き仕様)
裏面の『氏子中』の文字は、きっちりとした楷書で書かれており、提灯全体が引き締まります。

瓶子水切台(御神酒入水切台)

2010年6月21日 by sporder

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瓶子水切台(御神酒入水切台)
瓶子(御神酒入)を伏せて乾かす台を製作しました。
材質は、吉野桧材です。 以前よりご使用されていたものと同仕様、同寸法で というご指定を受けおつくりいたしました。
錆びが出ないようにステンレスの釘を使用しております。

門帳(戸帳) 

2010年6月20日 by sporder

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門帳(戸帳)

門帳(戸帳)を製作お取付けいたしました。
仕様は、両面仕立、生地が人絹緞子、の筋は赤紫の胡蝶柄入り、朽木柄入りです。
雨上がりの心地よい涼しさの中で、木立の中から時折聞こえる鳥のさえずりを聞きながらお取付けいたしました。
前回の門帳はの筋が紫一色でしたが、今回は赤紫にしましたので、清楚な晴れやかさが感じられます。

御幣(台付き)

2010年6月19日 by sporder

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御幣(台付き)

御幣を製作しました。
材質は吉野桧材です。
幣軸が4尺(約120cm)と長尺のため、台の脚幅も広めにして安定感を出しました。
桧の色と幣の白に清澄な美しさが感じられます。

六角吊灯篭(本金鍍金)

2010年6月16日 by sporder

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六角吊灯篭(本金鍍金)

六角の吊灯篭を製作しました(1対2個)。
本金メッキ仕様で、脚部は丸みのある猫足です。
(他に 足が蝶の羽が開いたように見える 蝶足 もございます。)
氏子様が神前にご奉納されるとのことで、 灯篭の一面にお名前を透かして入れました。
木々に囲まれた緑豊かな社殿にお取付けされました。

桐箱 と 覆(おおい)

2010年6月14日 by sporder

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桐箱 と 覆(おおい)

観音開きの桐箱 と 覆を製作しました。
覆は 白地に地模様の入った控えめな感じの生地が多いのですが、『華やかに』 というご指定があり、朱に金糸の菊柄を織り込んだ生地を使用しました。
の筋は、赤紫でなく紫一色でバランスをとっています。
覆は前開き仕様で、引き上げると桐箱の扉を開けることができます。

神鏡台

2010年6月1日 by sporder

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神鏡台

大型の神鏡台を製作しました。
直径1尺4寸(約42cm) の神鏡用で、素材は木曽桧です。
御社前に据えたときに、扉と神鏡のバランスがとれるように土台を2段にして、神鏡の位置をやや高めにしました。
職人の手によって、うねる様な波と軽やかな雲が立体感をもって彫り上げられました。