楽器類

平釣太鼓(平太鼓) 1尺8寸 両面張り替え  

2012年12月23日 by sporder

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平釣太鼓(平太鼓) 1尺8寸 両面張り替え  

太鼓を両面張り替えました。 

直径1尺8寸(約54cm)の大型の太鼓です。   

太鼓台を含めた塗り替え一式を承りましたが、
太鼓本体の革面が緩み、一部薄くなっている箇所があったため、
張り替えを御提案いたしました。 

太鼓職人の手によって、 二重鋲で仕上げられ、
本金メッキの吊金具もお取替えております。 

これから2ヶ月かけて、太鼓専門の塗師により、
本漆と本金箔で塗り上げられます。

太鼓 2尺2寸 漆塗り本金箔押し 片面塗り替え

2012年12月12日 by sporder

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太鼓 2尺2寸 漆塗り本金箔押し 片面塗り替え   

太鼓の片面を塗り替えました。 

直径2尺2寸(約66cm)の大型の太鼓です。  

経年のご使用で、漆部分の摩耗と割れ、
金箔部分が剥がれておりました。 

幸いに裏面と側面には、殆ど傷のない綺麗な状態でしたので、
片面のみを塗り替えています。 

太鼓専門の塗師によって、 新調品のように綺麗に仕上げられただけでなく、 
側面との色合に違和感のない 丁寧な仕事がなされています

太鼓2尺5寸 塗り替え 漆塗り本金箔仕上げ 

2012年11月16日 by sporder

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太鼓2尺5寸 塗り替え 漆塗り本金箔仕上げ  

太鼓を塗り替えしました。  

直径2尺5寸(約75cm)
深さ1尺3寸(約40cm)の大型の太鼓です。

長期のご使用で、表面の漆と金箔が剥がれ、
損傷の激しい箇所もありました。 

太鼓専門の塗師によって、
下地から整えられた太鼓には漆が塗られ、
面は巴の先端まで綺麗に本金箔で描かれています。 

本革が張られた太鼓面を漆で塗り上げる技術は、 
厚すぎるとひび割れをおこし、薄いと光沢が出ないため、
相反する要素を調和させることが要求され、
大切に継承された相伝の技であるといえます。

平釣太鼓台(平吊太鼓台) 吉野桧製 1尺4寸用 

2012年11月14日 by sporder

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平釣太鼓台(平吊太鼓台) 吉野桧製 1尺4寸用  

平釣り太鼓の台を製作しました。 

直径1尺4寸(約42cm)の太鼓用です。 

標準仕様はラワン材にニス仕上げですが、
今回は全て桧材(吉野桧)を使用しております。 

太鼓の大きさに釣り合うように、
脚部、柱等を標準寸法より太めに仕上げました。 

清々しい神殿に相応しい、
『無垢』を感じる太鼓台が完成したように思います。


太鼓房 9寸平頭 古代紫二段染め

2012年10月26日 by sporder

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太鼓房 9寸平頭 古代紫二段染め   

太鼓房を製作しました。 

太鼓の左右に設えられるもので、 
房本体の長さは寸(27cm)です。 

房頭は御指定により平頭、
色は古代紫の二段染めで仕上げております。

職人の熟練の手技によって、
紐は程よい大きさの 揚巻と菊に結び上げられています。

太鼓塗り替え  

2012年10月17日 by sporder

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太鼓塗り替え  

直径2尺(約60cm)の大きい太鼓を塗り替えました。 

多年のご使用で、巴柄の金箔がはがれ、
黒の漆部分も細かくひび割れ、
一部では下地が見える状態でした。 

後面は未使用で綺麗なので、
片面のみを塗り替えしております。 

専門の塗師によって、丁寧に漆塗り・箔押しがなされ、
新品同様の光沢に戻りました。


太鼓・太鼓台 塗り替え 2-2 

2012年8月29日 by sporder

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太鼓・太鼓台 塗り替え 2-2 

(前回ブログ799 の続きです。) 
太鼓と太鼓台を塗り替え、 金具を取り付けました。 

太鼓の直径は1尺8寸(約54cm)です。 

太鼓台は、生地が木製のため、
年月を経ると木がやせて(細くなって)、 
ぐらつきが生じる事が多々ございます。 

この度の台も、揺れがでておりましたので、
きちんとおさまるように補修をしております。  

組み上げてみると新品と全く見分けがつないくらい、 
美しく生まれ変わりました。 

太鼓・太鼓台 塗替 2-1 

2012年8月24日 by sporder

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太鼓・太鼓台 塗替 2-1

太鼓と太鼓台を塗り替えました。

金具類を外して、 太鼓・太鼓台を黒漆と本金箔で塗り替え、
金具類を新調しております。

軒先に掛けた簾によって、夏の日差しが幾分柔らかくなり、
塗り上がった漆は、深みのある黒に輝いています。

法螺貝(ほら貝)    飾紐付き

2012年7月11日 by sporder

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法螺貝(ほら貝)  飾紐付き  

法螺貝をご用意しました。  
奈良の伝統芸能でご使用されるもので、
全長約38cmの中型の法螺貝です。

口金から貝の中心にかけて、 赤色の紐で揚巻に結び、
先に平頭のより房を付けております。

篠笛 (縦笛) 神楽用 

2012年5月23日 by sporder

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篠笛 (縦笛) 神楽用   

6穴の篠笛を製作しました。

お神楽にご使用されるもので、
材質は竹製、歌口が笛の小口ついた 縦笛です。 

篠笛は横笛が主流ですが 、
全国には 縦笛でご奉納される伝統も継承されています。