楽器類

太鼓撥 白木(桧製)  別注寸法

2011年12月4日 by sporder

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太鼓撥 白木(桧製)  別注寸法 

太鼓撥を製作しました。 
材質は桧材で、ご指定寸法(直径 2.4cm 全長41cm)で仕上げております。

太鼓撥は、既製品として、樫材や桧材の各種寸法を取り揃えておりますが、
熟練されると、僅かな太さや長さによっての 打感の違いにこだわられ、
材質(桧、樫)や寸法(直径、全長) をご指定いただいて製作しております。

太鼓台、すりがね台 

2011年11月25日 by sporder

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太鼓台、すりがね台  

太鼓台、すりがね台を製作しました。 
椅子等に着座して打たれるときに、太鼓やすりがねの位置を上げるためのもので、
高さを20cmにしております。 

脚の幅や長さに合わせて製作いたします。

材質は吉野桧材で 厚めの材を使うことで、
重量があり安定感のある台に仕上がりました。

鞨鼓袋(鞨鼓 収納袋) 正絹朱地小窩紋  

2011年10月28日 by sporder

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鞨鼓袋(鞨鼓 収納袋) 朱地小窩紋   

鞨鼓を収納する袋をお仕立しました。 
生地は正絹の 朱地小窩紋です。
お仕立は、裏地をお付けし、出し入れがしやすいように巾着型にしております。 

鞨鼓の雅やかさに釣り合うような、
品のある袋に仕上がったように思います。 



大型 合図木台(紫檀)

2011年10月14日 by sporder

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大型 合図木台(紫檀)  

大型の合図木台を製作しました。 
長さ9寸(27cm)で、既製品の倍以上の厚みを持たせています。

標準のものに比べ、二廻りくらい大きく見えますが、
7寸の紫檀製合図木をあわせると、程良くおさまりました。 

太鼓塗り替え(太鼓塗替) 板火炎 1尺6寸

2011年9月28日 by sporder

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太鼓塗り替え(太鼓塗替) 

直径が1尺6寸(約48cm)で、板火炎仕様の太鼓を塗り替えました。  
約2ヶ月の時間をかけて台の補修と塗り替えを行い、
火炎の水玉は外して梅鉢紋を付け替え、
太鼓台には新調の飾り金具を取り付けました。  

塗り替え前と比べると、
金具が付くことで台全体に立体感が出て、
ひと回り大きくなったように感じます。

太鼓塗り替え (太鼓塗替)

2011年8月29日 by sporder

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太鼓塗り替え

8月23日掲載(No.474)の金具取り付け作業が完了し、 納入しました。

自然豊かで緑に囲まれた、神殿にしつらえました。

縁側から見える明るく爽やかな木々と、神殿内の陰影によって、
漆と本金箔で仕上げらた太鼓が より深みある色に見えます。

太鼓塗り替え 片面  

2011年8月27日 by sporder

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太鼓塗り替え 片面

太鼓を塗り替えました。
直径2尺3寸(約70cm)の大型の太鼓で、
片面のみを塗り替えです。

経年のご使用で、表面に細かい割れと
漆面の曇り等の劣化が見られましたが、
下地から造り直し、
本漆で仕上げた上に、本金箔で三つ巴がを描いております。

大きな太鼓の一面を、鏡のように仕上げるのは、熟練の塗師の技といえます。

太鼓台金具取り付け  

2011年8月23日 by sporder

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太鼓台金具取り付け

太鼓台の錺金具(飾金具)を取り付けています。
太鼓の塗り替えの最終工程で、塗師によって本漆で塗り替えられた太鼓台に、
本金鍍金(メッキ)された金具を、本金鍍金の釘で取り付けて完成となります。

今回の一部の金具には、同じ位置のものでも、 
菊と牡丹モチーフの配置を変えて変化をもたせています。
この違いは、製作に携わった者しかわからないことですが、 
あえて僅かな変化をもたせることに 職人のこだわりが感じられます。

太鼓塗り替え (太鼓塗替え)

2011年7月29日 by sporder

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太鼓塗り替え  

太鼓の塗り替えが完成しました。  
約2ヶ月の期間をかけて、
生地の歪みや破損部分の修正、塗り、金具の鍍金等 
各専門職人の手を経て、金具の取り付け、 組み上げ確認を行います。

塗り替え前の状態と比べ、 輝きはもちろんのこと、
太鼓としての佇まいが際立って良くなったように思います。

太鼓台 塗り替え 金具取り付け

2011年7月27日 by sporder

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太鼓台 塗り替え 金具取り付け  

太鼓台の金具を取り付けています。 
太鼓本体及び、太鼓台、鉦鼓台の全体塗り替えとして
お預かりしているものです。

台本体は、塗師によって新品同様に塗りかえられ、
金具類も職人によって本金鍍金をかけられ、
すべての部品を組み上げる工程に入りました。

今回の金具は、脚部のラインに沿って綺麗に仕上げられており、
金具を取り付けていても、気持ちよくおさまってゆきます。

作業場の前から差し組む自然光によって、
金具は、本金鍍金独特の高貴な輝きを放っています。