楽器類
2020年7月22日 by sporder
ブログNo.3344
笙(本管) 洗い替え調律 根付け塗直し
本管の修理をおこないました。
永年のご使用で、音程が整わず、
一部竹の付根部分から息漏れが出ておりました。
幸いに碗部分には不具合がなく、
竹の値付けの塗直しと、洗い替え調律で、元の音に戻りました。

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2020年6月12日 by sporder
ブログNo.3312
『べんざら』の紐取替
『べんざら』の紐をお取替しました。
奈良県山間部の一部地域で、お祭りの際にご使用される伝承の楽器です。
樫木(原品は紫檀)の薄板を麻ひもで組み上げたもので、
紐を持ち揺らして、音を出します。
地域には、書物に掲載されていない、
素朴な調度や楽器が未だございます。
古から大切に継承されている御品の修復や復刻は、
初めての試みになることもあり、
思考錯誤しながら進めることも多々ございますが、
伝統文化継承のお手伝いをさせていただいてる誇りと、
次世代への見本づくりにもつながるという思いで、
大切にさせていただいております。

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2020年5月17日 by sporder
ブログNo.3290
太鼓1尺8寸×7寸 生地仕上げ
太鼓を製作しました。
直径1尺8寸(約54㎝、)奥行7寸(約21㎝)の平太鼓です。
太鼓は完成後、 塗師が本漆と本金箔で仕上げますので、
生地仕上げでございます。

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2020年5月11日 by sporder
ブログNo.3285
太鼓1尺6寸 鉦鼓(すりがね)6寸5分 金属火炎 黒漆本金箔仕上げ 2-1
太鼓を製作しました。
神殿に据えられます。
太鼓の直径が1尺6寸(約48㎝)、鐘の直径は6寸5分(約19.5㎝)です。
太鼓台、鉦鼓台は黒漆塗り、縁は本金箔仕上げでございます。

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2020年5月10日 by sporder
ブログNo.3284
鞨鼓 胴に彩色 『牡丹』
鞨鼓の胴に彩色しました。
金箔で仕上がった胴に専門職人が、
『牡丹』と唐草の文様を、赤、青、緑、白を使って描いております。
金箔仕上げの鞨鼓も格調高く見えますが、
彩色が施されることにより、
彩り豊かで鞨鼓本体に一層の立体感が感じられます。

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2019年12月16日 by sporder
ブログNo.3160
太鼓火炎 座金(袴金具)修理
太鼓の火炎の座金(袴金具)の修理を行いました。
長期のご使用による振動で、丸枠に火炎を取り付ける座金(袴金具)が破損し、
火炎が揺れる不安定な状態でございました。
座金を丸枠から取り外し、専門職人の手によって、座
金の破損箇所を取替え、元の状態に戻しました。
修理の完了した金具を丸枠にお取り付けし、
火炎を安定して取り付けることができるようになりました。

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2019年12月13日 by sporder
ブログNo.3157
白木太鼓撥 白フエルト仕様 1尺5寸
白木の太鼓撥を製作しました。
全長1尺5寸(約45㎝) 、材質は白木製です。
頭部分はフエルトを重ねた仕様で仕上ております。
白木の撥に白いフエルトの色合いは美しく、
神殿に相応しい清浄感のある色合いでございます。

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2019年12月2日 by sporder
ブログNo.3148
笙 洗替・調律
笙の洗替・調律を行いました。
長期のご使用で笙内部のリード部分が汚れ、
音程と響きに乱れが生じておりました。
リード部分を綺麗に整えたうえで調律することにより、
美しい音色に戻りました。

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2019年11月9日 by sporder
ブログNo.3128
平太鼓(平吊太鼓・平釣太鼓)1尺1寸・鳥居台付
平太鼓を製作しました。
神殿で御祭典の際にご使用されます。
太鼓の直径1尺1寸(約33㎝)奥行の浅い太鼓です。
太鼓台は、木製枠組みの鳥居型でございます。
飾り房は切房2段染を設えてました。

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2019年10月14日 by sporder
ブログNo.3104
Mikoshi-Renovation 11-7
子ども神輿 改修
本坪鈴2寸3分(約6㎝) 本金メッキ
鈴棒の新調に伴い、
本坪鈴も新調いたしました。
現状の鈴は直径約5㎝程度で、
素材はアルミ製でございました。
鈴棒の太さにバランスが取れるように、鈴を大きくし、
揺れた時の音色や見た目の美しさ、耐久性を考慮し、
真鍮素材を本金メッキで仕上げました。
鈴を鈴棒に取り付ける房紐も、朱色をご用意いたしました。

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