御霊をお祀りするための神具

春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用)2-2 

2011年6月28日 by sporder

425
春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用)

昨日掲載の続きです。
扉には銅地厚地本金メッキの、隅八双金具を取り付けました。
内装は、扉の後ろに、紫布筋の戸帳、
床には、繧繝縁の厚畳をしつらえました。

木曽桧の柔らかい色合に、控えめに輝く上質の金具が自然に溶け込んでいます。

春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用) 2-1

2011年6月27日 by sporder

424
春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用) 2-1

総木曽桧材で、春日造宮を製作しました。

永年にわたってご家庭の御霊舎としてお祀りされていた社の新調です。
正式な春日造りに比べると、千木、勝男木、高欄の有無や縦横のバランスなど、
若干異なるところがあります。

しかし、先先代が手造りされたかたちが、ご当家にとって大切なものであり、
社の寸法をひと回り大きくした上で、かたちと仕様は現状を忠実に再現しました。

御簾 新倭錦 切房  

2011年6月22日 by sporder

419
御簾 新倭錦 切房

御簾をお仕立しました。
ご家庭の神棚にしつらえられるもので、
2
4×30cmの小さめの御簾です。
布は新倭錦、房は紅白の2段染めの切房です。

裏面にも裏布をつけたお仕立をしております。

雛壇神壇2-2  

2011年6月11日 by sporder

409
雛壇神壇2-2

昨日掲載の雛壇型神壇の続きです。
材質は、正面、雛壇等はすべて木曽桧材、
横板裏板のみ、桧の突板を使用しております。
雛壇下段の下には、引き出しの神饌段、その下には、深めの引き出しを配しました。
引き手等の金具類は、本金メッキ仕様です。

木曽桧特有の柔らかい白木色と、本金色の取り合わせは、
お互いを引き立て合う彩りのように思います。

雛壇神壇1-2 

2011年6月10日 by sporder

408
雛壇神壇1-2

前部が雛壇型の神壇を製作しました。
当初は、お部屋にしつらえられた神床におさめるため、
上段まで雛壇の神壇を計画しておりました。

しかし、神床の扉が軸回しで、扉を収納したときに、
軸回しの金具が見えてしまうことがわかり、
雛壇の開放感を保ちながら、

軸回しの金具を隠すために、最上段を壁面で囲いました。
また、御簾は、神壇本体ではなく、神床の長押裏に取り付けました。

設置後、正面に座して拝すると、手前に壁面がないため、
開放感のある空間に御霊舎がお鎮まりされているように感じました。

箱宮ケース 御霊舎仕様 

2011年5月31日 by sporder

400
箱宮ケース 御霊舎仕様

箱宮型の御霊舎を製作しました。

ご先祖の大きい霊璽(140mm角)をお祀りできるように、
当店既製品の箱宮HB型に御霊舎を組み込みました。
そのほか、観音開きの蝶番を上等品の本金メッキ仕様にお取替えし、
御簾は青地の倭錦白房付き、
内装は、戸帳をはり、繧繝布を敷いています。

霊璽は、地域や製作年代によって寸法や形状が異なるため、
霊璽の寸法にあわせた御霊舎のご注文をよく承ります。

神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 2-2

2011年5月24日 by sporder

391
神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 2-2

神壇の内装は、 3枚の扉をしつらえた三社仕様です。
扉には隅八双(六枚八双)の本金メッキを施した金具を取り付けています。
扉には紫布筋の戸帳、内装は間仕切り板を立て、
床にはやや厚めの厚畳を敷いています。

扉金具を総八双にせず、隅八双に大小をつけることで、
バランスよくおさまったように思います。

神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 1-2  

2011年5月23日 by sporder

392
神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 1-2

神壇を製作しました。
幅3尺(90cm)で、材質は全て木曽桧材を使用しています。
格子欄間に『丸に違い鷹の羽 』の家紋を入れました。
御簾は、正絹本倭錦で、房は赤単色のより房です。

木曽桧の柔らかな色合いと、御簾布と房の色違いの赤が、
品良くまとまっています。

箱宮ケース HA 板欄間仕様  

2011年5月11日 by sporder

381
箱宮ケース HA 板欄間仕様

当店既製品の箱宮ケース(HA型 幅約41cm)の上部に
板欄間をお取付けしました。
御霊舎をおさめられるにあたり、 できるだけ清楚にというご指定で、
御簾を掛けずに、板状の欄間を取り付けております。

装飾や飾りのない分、社が迫ってくるような、白木の力強さを感じます

家庭祀りの神具一式

2011年4月14日 by sporder

356
家庭祀りの神具一式

ご家庭の神床に神具一式を納入しました。
事前にご用意いただいた神床に、御社、御社台(昨日のブログに掲載) 、
神饌台(八脚案)、御簾、三方などを据えました。
特に、見下げず、見上げすぎない 御社の位置にこだわりました。
神具が入ったことで、お部屋全体が清々しく けじめのある雰囲気になったように思います。