御輿
2013年3月27日 by sporder988
神殿用御簾 外陣用 赤地白紋雅 綿糸一本返し編み 切房紅白二段染め
神殿の外陣に設える御簾をお仕立てしました。
中央幅は2間半(約450cm)の三枚割り、
左右のは各5尺(約150cm)、丈は床まで下がる長さです。
竹は綿糸一本返し編み、布は赤地白紋、
房は紅白二段染めの切房、仕立ては両面です。
長尺の御簾が巻き上げられた時の膨らみを見ると、
重みと奥ゆかしさが感じられます。
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2011年10月13日 by sporder519
御輿の戸帳
御輿の戸帳を製作しました。
生地は地模様の入った交織緞子で、
朽木柄を入れ、赤紫の布筋を取り付けています。
至るところに見事に彩色された彫物が入り、
歴史の重みを感じる御輿と、
設えられた新しい戸帳に 古きものと新しきものの対比の美しさを感じます。
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2011年9月14日 by sporder495
御輿台に 金具、下幕のしつらえ
御輿台に準備の整った木口金具(ブログNo.486)、段金具(ブログNo.489)、
下幕(ブログNo.491)をしつらえました。
御輿台は氏子様が桧材を使って製作されたものです。
上部の木口に8箇所、下部木口に4か所、側面左右2箇所に、
本金メッキの釘で取り付け、
幕は、真鍮の折釘を使って紐を掛けられるようにしております。
幕の丈はご指定で、車輪の半分位が隠れる位置におさめましてので、
社紋を大きく入れる事ができ、
金具の輝きと相まって、重厚感のある御輿台に仕上がった様に思います。
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2011年9月11日 by sporder491
御輿台用 下幕
御輿台の下部に巻く 幕を製作しました。
社紋の鎌まんじが、台の四面のそれぞれ中央になるように配置しております。
生地はテトロン製で、軽さとしなやかさが特徴です。
後日、準備の整った金具類と幕を御輿台にしつらえます。
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2011年9月9日 by sporder489
御輿台 段金物(社紋入り)
御輿用の側面にお取り付けする段金具を製作しました。
飾金具職人の手によって手造りされたもので、
銅の生地に、周りには唐草文様、
中央には社紋の鎌卍(かままんじ)が浮き出るように打ち出され、
全体には本金メッキがなされています。
平面の金具の中で、綺麗に丸みを帯びた社紋を打ち出すのは、
職人の熟練の技です。
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2011年9月5日 by sporder486
御輿台 木口金具
御輿用の台の木口にお取り付けする金具を製作しました。
専門の錺金具職人の手によって、木口の寸法に合わせ、
1個づつおつくりしております。
素材は厚みのある銅地で、本金メッキを施すことで質感の高い金具に仕上がりました。
ご指定により、金具は浅目で直線に仕上げており、正面には花菱の図柄を大きく入れました。
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2011年4月17日 by sporder359
輿(こし)
輿の修理修復をしました。
細部に鶴、松竹、獅子、象、雲など吉祥の細かい彫物がなされています。
正面上部には、足を開いてしゃがんでいる男、
下には 高貴な身分を思わせる男女が表現されています。
これが、祭りや神社に由来する縁起なのか、
歌物語の一節をトリミングしたものなのかわかりませんが、独特の空気が漂います。
押し付けがましくない、ユーモラスは表現に、
彫師の余裕と遊び心が感じ取ることができます。
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2011年4月16日 by sporder358
輿(こし)
輿の修理修復をしました。
屋根と柱は、黒みがかった色のうるみ漆で仕上げています。
屋根の上には、口をあけた獅子が2頭本金箔で仕上げられ、
屋根の正面、側面には数々の彫りがなされています。
本金箔の晴れやかさと、
うるみ漆の黒みが お互いを引き立てあっているように思います。
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2011年4月15日 by sporder357
輿(こし)
輿の修理修復をしました。
屋根を四本の柱で支えた形のもので、
御輿(みこし)と区別して輿(こし)と呼ばれます。
修復前の輿は、経年のため屋根の割れ、
彫物の破損欠損、塗りの劣化等しておりました。
生地、彫師、錺金具、塗師等の専門職人の手によって
細部まで綺麗に修復され、輝きが戻りました。
明日はその細部をご紹介します。
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2011年3月29日 by sporder342
輿(こし)の下幕
輿の下幕(足元に掛ける幕)を新調製作しました。
図案は現状のものを使い、背景色を水色から濃い紺色にすることで、
全体が引き締まりました。
細部まで細かく染め上げられた、白い跳ね馬と、
白く縁取られたグレーの雲によって、
神聖で勢いの雰囲気が醸し出されています。
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