御簾

神壇用御簾 新倭錦

2011年10月11日 by sporder

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神壇用御簾 新倭錦

御簾をお仕立しました。 
当店謹製の神壇2尺薄型引戸付き(SE型)にしつれえる御簾です。 

布は小葵の柄の入った赤の新倭錦で、房は紅白2段染めの切房です。

御霊様をお祀りされる神床の御簾は、
赤系の他に、落ち着いた感じの萌黄や緑系、青系、
清楚な白系の布地にされることもございます。

御簾 赤地金紋 雅 

2011年9月29日 by sporder

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御簾 赤地金紋 雅   

御簾をお仕立しました。 神殿にしつらえられるもので、竹は綿糸一本返し編み、布は梅鉢紋入り赤地金紋です。 
雅の金紋は、赤の色に深みがあり、金糸をより引き立てます。  

今回のように長尺の御簾の場合、
反りにくい一本返し編み(表裏編み)をお奨めいたしたします。

神殿御簾  新倭錦 切房2段染め

2011年9月26日 by sporder

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神殿御簾  新倭錦 切房2段染め  

神殿の御簾をお取替えしました。 
竹は表編み、布地は新倭錦、房は紅白2段染めの切房です。(ブログNo.501) 

経年によって程よい薄茶色になった柱や上段板と真っ白な壁に、
神殿の丁寧な歴史を感じます。 

赤白黄の三色の御簾の華やかさと、
お手入れの行き届いた神殿の柱の色合いが調和して、
清々しさを感じる間になったように思います。

御簾房 より房 二段染め   

2011年9月24日 by sporder

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御簾房 より房 二段染め   

御簾房を製作しました。  
神殿御簾全体の房をお取替えされるもので、 
より房の紅白2段染めです。  

御簾の寸法によって房の寸法や紐の長さが異なるため、 
それぞれの寸法をご指示いただいておつくりいたします。 

房の染分けは、職方の手仕事によって行われ、
気温や湿度が変化する中で、年間を通じて同じような色目を出し続けることも、
職人の先代より受け継ぐ技術の一つであるといえます。

御簾 神殿用   新倭錦(梅鉢紋入り) 

2011年9月22日 by sporder

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御簾 神殿用   新倭錦(梅鉢紋入り) 

神殿にしつらえられる、お御簾をお仕立てしました。 

竹は表編み、布は新倭錦(梅鉢紋入り)で、房は紅白2段染めの切り房です。  
外陣用は、両面仕立て、 内陣は赤裏付仕立てです。  
外陣は5枚の御簾が一線に並ぶため、
天布(横布)縦布とも柄あわせをしております。  

御簾の裾にパイプを巻き込むことで、
ふくらみがうまれ落ち着きが感じられます。

御簾 赤地白紋 雅 一本返し編み  

2011年9月10日 by sporder

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御簾 赤地白紋 雅 一本返し編み   

御簾をお仕立しました。 
全長約9尺(約270cm)の長尺のお御簾で、
竹は表裏を交互に編んだ一本返し編みで、
布は赤地白紋(梅鉢紋)の『雅』です。  

布地の雅は、落ち着きのある赤色で、生地自体に厚みがあり、 
質感の高いお御簾に仕立て上がりました。

ご家庭での 神様のお祀り

2011年8月31日 by sporder

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ご家庭での 神様のお祀り 

新築されたご家庭の神床に、御社、御簾(ブログno.481)、三方等の神具一式を納入しました。 

床の間の横に造られた神床は、桧造りで白壁という理想的な仕上がりで、
内装にも丁寧なしごとがなされています。

『家人が新居に住む前に、まず神様にお鎮まりいただくきたい』というご当主のお考えで、
畳と建具の入る前にしつらえております。

気高く清々しい雰囲気の中で、
神と向き合うことのできる空間が出来上がったように感じます。

御簾 本倭錦(梅鉢紋入り) より房付き  

2011年8月30日 by sporder

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御簾 本倭錦(梅鉢紋入り) より房付き  

御簾をお仕立しました。 
新築された、ご家庭の神床にしつらえられるものです。 
寸法は幅4尺5寸(約136㎝)、丈99㎝の一枚御簾で、
布は正絹本倭錦、房は紅白2段染めのより房です。 

本倭錦の光沢のある濃い赤に合わせた、よ
り房の明るい紅白がお互いを引き立てています。

御簾 新倭錦 切房付き 赤裏付き仕立て  

2011年8月26日 by sporder

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御簾 新倭錦 切房付き 赤裏付き仕立て   

御簾をお仕立しました。 
布は小葵柄の新倭錦、房は切房の2段染め、 
赤の裏地を付けた 赤裏付き仕立てです。 

小葵柄は、御簾をはじめとして 
神殿調度や装束等に多用される文様です。

そのデザインの起源は、銭葵や冬葵など諸説がありますが、
完成された意匠でありながら、控えめで慎ましやかな印象があるので、 
地模様としても多用されています。

御簾 新倭錦 布筋無し 房無し 

2011年8月19日 by sporder

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御簾 新倭錦 布筋無し 房無し  

御簾をお仕立しました。 
竹は表編み、布は新倭錦です。 
四社の社殿にしつらえられるもので、 布筋と房が付いておりません。 

これも永年にわたって伝えられたしきたりであり、 
その神社の伝統といえるでしょう。