707
御簾 三枚割 赤地白紋雅 綿糸一本返し編み 紅白二段切房
御簾をお仕立しました。
神殿にしつらえられるもので、竹は綿糸一本返し編み、
布は梅鉢紋入り赤地白紋雅、 房は切房二段染めです。
三枚割のバランスは、 御社の大きさ、神饌台の寸法、
三方のサイズ等を考慮して割り付けました。
中御簾の裾には、パイプを巻き込んでおります。
雅の布は、 赤地白紋の布の中で、中間のグレードですが、
濃い赤色と厚地の生地で質感が高く、お奨めの布種です。
660
御霊舎 八幡宮 木曽桧造り 総八双扉金具付き 2/2
ご家庭の御霊の神具一式を納入しました。
神床にあわせた寸法に、
御霊舎(ブログNo.659),御社台(ブログNo.650)、神饌台(八脚案)(ブログNo.651)、
御簾(ブログNo.652)を全てお誂えしております。
御霊舎の内部も 厚畳・紫布筋の戸帳を設えました。
神床の内壁三面には、白布を張り、
白木の社等の神具、御簾を設えることで、
清々しい気持ちで参拝できる 間ができたように思います。