御簾をお仕立しました。
ご家庭で、御霊舎をお祀りされている神床に設えられるものです。
竹は綿糸表編み、布は新倭錦赤、房は麻房の三段染めです。
今回のお仕立はお取替えのため、 前回同様に房は少し大きめのものをお付けしております。
御簾の巻上は、座して拝をするときに、御霊舎が程よく見える寸法に仕上げました。
新調された御簾を設えることで、 神床の雰囲気だけでなく、
御参拝される御家族皆様のお気持ちも新たになるように思います。
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神殿用御簾 赤地白紋雅 赤地金紋雅 絹糸一本返し編み より房紅白二段染め
神殿の御簾を納入しました。
竹は絹糸一本返し編み、
布は赤地白紋雅(ブログNo.913)と赤地金紋雅、
房はより房二段染めです。
お手入れの行き届いた光沢のある神殿に、
新調の御簾が際立ち、晴れやかさが感じられます。
晴れ晴れしい雰囲気の神殿で、新年をお迎えされます。