修理・修復

太鼓塗り替え 吊金具取り替え

2012年1月28日 by sporder

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太鼓塗り替え 吊金具取り替え   

太鼓全体を塗り替えました。 
直径2尺2寸(約67cm)の大型の太鼓で、
黒の本漆で仕上げ、面の巴と胴には、本金箔を押しています。  

胴の吊金具が、経年のご使用で磨耗しておりましたので、
お取換しました。

六角吊灯篭 修理 鍍金直し

2012年1月16日 by sporder

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六角吊灯篭 鍍金直し   

六角吊灯篭を修理しました。 

現状は、 全体に錆が出て
土台の軸受けや扉の打ち掛け金具の欠如などがあり、
組み上げることすらできない状態でした。 

専門職人の手によって、 
破損部分の金具の取り替えや、歪みの補正がなされ、 
本金メッキが施されると、
六角吊灯篭の本来の輝きを取り戻しました。

霊璽(御霊代、御霊箱) 覆(おおい)取替え  

2011年10月23日 by sporder

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霊璽(御霊代、御霊箱) 覆取替え

霊璽(御霊代、御霊箱)の覆いをお取り替えしました。
赤系、青系、白系の錦や金襴の中から、
青系の金襴をお選びいただき、お仕立てしました。

霊璽の覆いは、布だけのものや、
神鏡、飾り房等の付いたものなど各種の仕様がございます。

御霊の社(御霊舎)に納められた霊璽は、
参拝される際にも目に触れるものではありませんが、
年祭など節目の時に覆いをお取替えされることは、
御霊を偲ぶ意味でも良きことであると思います。

御社 扉修理

2011年10月17日 by sporder

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御社 扉修理

御社の扉を修理しました。
開扉の際に、扉に亀裂が入り割れたため、

左右の扉部分のみをお取替えしました。 
材質は、現状と同じ木曽桧材です。 

扉の破損(亀裂)は、湿気が多く木が膨らむ梅雨時や、
永らく開扉されず扉の軸に桧のヤニ(油分)が固まっているとき、 
扉を一気に強く開くと、軸の回転が扉の引きに着いてこれずに
起こることが多いです。
対策として、日ごろから開扉の際には、軸の回転を感じながらゆっくりと開け、

硬い場合は 扉の軸に近いところを持って前後に優しく揺らし、
軸のすべりを良くして開けることが肝心です。

太鼓塗り替え(太鼓塗替) 板火炎 1尺6寸

2011年9月28日 by sporder

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太鼓塗り替え(太鼓塗替) 

直径が1尺6寸(約48cm)で、板火炎仕様の太鼓を塗り替えました。  
約2ヶ月の時間をかけて台の補修と塗り替えを行い、
火炎の水玉は外して梅鉢紋を付け替え、
太鼓台には新調の飾り金具を取り付けました。  

塗り替え前と比べると、
金具が付くことで台全体に立体感が出て、
ひと回り大きくなったように感じます。

鈴緒 下垂れ取替え(取り替え)

2011年9月27日 by sporder

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鈴緒下垂れ 取替え  

鈴緒の下垂れをお取替えしました。
全長3尺(約90㎝)の鈴緒で、 
経年による風雨とご参拝によって擦り切れた下垂れの補修です。  

今回は、鈴緒本体が三色巻きのため、 
下垂れも 生成りの麻緒に赤く染めた麻をを2箇所入れております。

生成りに赤が映え、穢れのない清らかさが感じられます。

太鼓塗り替え (太鼓塗替)

2011年8月29日 by sporder

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太鼓塗り替え

8月23日掲載(No.474)の金具取り付け作業が完了し、 納入しました。

自然豊かで緑に囲まれた、神殿にしつらえました。

縁側から見える明るく爽やかな木々と、神殿内の陰影によって、
漆と本金箔で仕上げらた太鼓が より深みある色に見えます。

太鼓塗り替え 片面  

2011年8月27日 by sporder

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太鼓塗り替え 片面

太鼓を塗り替えました。
直径2尺3寸(約70cm)の大型の太鼓で、
片面のみを塗り替えです。

経年のご使用で、表面に細かい割れと
漆面の曇り等の劣化が見られましたが、
下地から造り直し、
本漆で仕上げた上に、本金箔で三つ巴がを描いております。

大きな太鼓の一面を、鏡のように仕上げるのは、熟練の塗師の技といえます。

太鼓台金具取り付け  

2011年8月23日 by sporder

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太鼓台金具取り付け

太鼓台の錺金具(飾金具)を取り付けています。
太鼓の塗り替えの最終工程で、塗師によって本漆で塗り替えられた太鼓台に、
本金鍍金(メッキ)された金具を、本金鍍金の釘で取り付けて完成となります。

今回の一部の金具には、同じ位置のものでも、 
菊と牡丹モチーフの配置を変えて変化をもたせています。
この違いは、製作に携わった者しかわからないことですが、 
あえて僅かな変化をもたせることに 職人のこだわりが感じられます。

太鼓塗り替え (太鼓塗替え)

2011年7月29日 by sporder

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太鼓塗り替え  

太鼓の塗り替えが完成しました。  
約2ヶ月の期間をかけて、
生地の歪みや破損部分の修正、塗り、金具の鍍金等 
各専門職人の手を経て、金具の取り付け、 組み上げ確認を行います。

塗り替え前の状態と比べ、 輝きはもちろんのこと、
太鼓としての佇まいが際立って良くなったように思います。