丸型赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。
全高3尺5寸(約106cm)の大型のぼんぼりです。
火袋の骨部分に破損等があれば、お取り替えもしますが、
今回は綺麗な状態でお預かりいたしましたので、
赤色の正絹羽二重布を張り替えました。
黒塗りのぼんぼりや、朝顔型の朱ぼんぼりの場合は、
白系の布で張り替えもいたします。
ブログNo.1005
太鼓、太鼓台塗り替え2 (太鼓台、鉦鼓台)
太鼓、鉦鼓の塗り替えが完成しました。
塗師によって本漆と本金箔で仕上げられた台に、
本金鍍金を施した飾り金具を取り付けました。
(ブログNo.1002)
様々な職人の手業が結集された部品を組み上げ、
数歩下がって眺めると、新品同様の輝きで、
新たな太鼓として生まれ変わったように感じます。
954太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)塗り替え 板火炎仕様2-2
昨日のブログ(No.953)の続きです。
太鼓台・鉦鼓台も太鼓同様に、黒漆と本金箔で仕上げました。
上部の火炎には、意匠化された水玉が彫り込まれております。
飾り金具が無いため、一見質素にも見えますが、
無意識のうちに 丸みをおびた水玉に引き込まれ、
説得力のあるかたちに思えます。
953太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)塗り替え 板火炎仕様2-1
太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)を塗り替えました。
太鼓本体は以前のブログ(No.908)でご紹介いたしましたように
革の張り替えを行い、
そのあと本漆と本金箔で塗り上げております。
塗り替え前の状態が想像できないほど、
鋲一本に至るまで専門職人の手によって丁寧に塗り上げられました。
鉦鼓は黒の色を付け直しました。