修理・修復

神輿用(御輿用) 板瓔珞 修理

2013年8月24日 by sporder

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神輿用(御輿用) 板瓔珞 修理  

神輿の側面に設える、板瓔珞の修理が出来上がりました。 

長期間の御使用で、部品の一部が失われ、
色合いも全体的に薄らいでおりました。 

専門職人の手によって、一旦すべて分解され、 
無くした部品の新調、全パーツの本金メッキ仕上げ、
組み上げという技術を要する手順を経て、
板瓔珞の神々しい輝きが蘇りました。  

詳細に目をやると、左三つ巴やひし形の小葵模様など、
伝統的な意匠が配されております。

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大鳥頭部 彩色(お神輿用 大鳥・鳳凰)

2013年8月6日 by sporder

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大鳥頭部 彩色(お神輿用 大鳥・鳳凰)

お神輿の最上部に据える、大鳥の頭部を彩色しました。

長年のご使用で、頭部の色が一部はがれ、 
全体的に色もあせておりました。 専

門の職人によって極彩色に頭部が描かれ、
新調当初の色合いが蘇りました。 

出来上がった頭部は、胴部分に差込み、
嘴の丸輪に揚巻の房を設えて完成します。

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鉦鼓台(鐘台) 塗り替え  完成 

2013年8月2日 by sporder

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鉦鼓台(鐘台) 塗り替え  完成  

鉦鼓台(鐘台)の塗り替えが完成しました。

台の塗り替え、飾り金具の本金鍍金直し、
楽鉦(鐘)の色付け(ブログNo.1096)
金具の取り付け(ブログNo.1098)
火炎の修理(ブログNo.1101)を終え、
最終的に部品を組み上げて、
鉦鼓台(鐘台)の塗り替え修理が完成しました。 

多数の職人の手によって修理された鉦鼓台は、 
新品同様の奥ゆかしさを感じる輝きです。

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桧扇 修理 糸取り替え

2013年8月1日 by sporder

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桧扇 修理 糸取り替え   

桧扇を修理しました。 

桧扇は、桧の薄板が糸で綴じられており、
非常に繊細な扇です。 

糸が切れ、扇面の一部に亀裂が入っておりました。 

亀裂がひどい場合は、その部分だけお取換えをしますが、
今回は裏面からの補強で対応し、糸を綴じ直しております。 

出来上がった桧扇三面を並べると、
描かれている図案は異なりますが、それぞれに美しく、
絵師の個性が感じられます。

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火炎修理 本金箔仕上げ 

2013年7月31日 by sporder

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火炎修理 本金箔仕上げ    

鉦鼓(鐘)台の火炎を修理しました。 

火炎の割れと、亀裂の入っている箇所を下地から補修し、 
本漆、本金箔で仕上げております。 

火、水、雲(風)のモチーフが立体的に浮き出て、
躍動感のある輝く火炎にもどりました。

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鉦鼓台(鐘台) 塗り替え 飾金具取り付け 1

2013年7月27日 by sporder

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鉦鼓台(鐘台) 塗り替え 飾金具取り付け 1  

鉦鼓台(鐘台)を黒本漆と本金箔で塗り替えました。 

本金メッキをかけ直した、約80点の錺金具(飾り金具)を、
一枚づつ本金鍍金の釘で取り付けております。 

窓から差し込む夏の強い光によって、
鉦鼓台(鐘台)は深みのある光沢で輝いています。

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楽鉦(鐘) 色付け直し

2013年7月25日 by sporder

bettyuu1096-1ブログNo.1096 
楽鉦(鐘) 色付け直し  

楽鉦(鐘)の色を付け直しました。 

直径24cmの大型の鐘で、
長期のご使用で撥のあたる部分が剥げ、全体退色しておりました。  

専門職人の手により、 深みのあるこげ茶に色付けがなされ、
奥ゆかしさのある光沢にもどりました。

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赤ぼんぼり 火袋 修理、張り替え 

2013年7月19日 by sporder

bettyuu1090-3ブログNo.1090 
赤ぼんぼり 火袋 修理、張り替え   

赤ぼんぼりの火袋を修理しました。  

経年のご使用で、火袋の骨が一部破損しておりましたので、 
新しい骨にお取替えし、 同色に彩色をいたしました。 

その後正絹羽二重の赤布を使用して、
張り替えております。 

火袋の大きさや、骨の間隔は、手造り品のため微妙に寸法が異なり 、
それに合わせて正確に、糊の乾かない短時間に張り上げることは、
職人の熟練の手業といえます。

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太鼓張替 塗り替え 面のみ金箔巴柄入り 1尺8寸 

2013年7月15日 by sporder

bettyuu1087-1ブログNo.1087 
太鼓張替 塗り替え 面のみ金箔巴柄入り 1尺8寸   

太鼓を張り替え、塗り替えました。
 

直径1尺8寸(約54cm)の太鼓で、
片面を張り替えた後、 
黒塗り、面を本金箔で三つ巴柄を描いています。 

今回はご指定により、黒漆の代わりに黒カシュを使用し、 
太鼓の胴部分(側面)には金箔を押しておりません。 

胴部分が箔押しされた太鼓と比べて、 
巴部分がより強調され、太鼓全体が引き締まって見えます。

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太鼓塗り替え 片面塗り替え(塗替) 2尺1寸 

2013年6月22日 by sporder

bettyuu1066-1ブログNo.1066 
太鼓塗り替え 片面塗り替え(塗替) 2尺1寸 

太鼓を塗り替えました。 

直径2尺1寸(約63cm)深さ1尺1寸(約33cm)の大型の太鼓です。 

長期のご使用で、巴の中心の金箔が剥がれ、
黒漆の一部が割れ落ちておりました。 

裏面は綺麗な状態でしたので、
約2ヶ月の時間をかけて、 片面のみ塗り替えました。 

永年ご使用されていると、
太鼓の吊金具(太鼓胴についた吊り上げ金具)が
磨耗して切れることがありますので、 

塗り替え時には金具の点検もしております。

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