2018年

折敷 長型(長方形) 吉野桧 60×30×5㎝  

2018年9月23日 by sporder

ブログNo.2760  
折敷 長型(長方形) 吉野桧 60×30×5㎝  

長型の折敷を製作しました。 

ご神前に奉納されます。 

幅60㎝奥行30㎝高さ5㎝、材質は吉野桧です。 

折敷の基本は正方形ですが、 
長きにわたる伝統の継承の中で、長方形の折敷もあり、
長辺と短辺の比率も多様でございます。 

古い折敷の中には様々な比率がございますが、 
正方1:1、1:2、白銀比、黄金比など
現在も美しいといわれる比率のものが古くから継承されており、
古の職人の美意識は現在も変わらないように思います。

赤ぼんぼり(朱塗り) 塗り替え 2-2 

2018年9月22日 by sporder

ブログNo.2759
赤ぼんぼり(朱塗り) 塗り替え 2-2 

赤ぼんぼりの塗替え(ブログNo.2757)が出来上がりました。 

塗り上がった火袋に、正絹羽二重の赤布を張り完成です。 

木工職人、塗師、袋張り等各種の職人の手と
幾多の工程を経ております。 

今回の3本脚赤ぼんぼり(朱ぼんぼり)は稀なかたちで、
当時の職人がもつ可憐な意匠感覚は今にも通じるように思います。

 

八脚案(神饌台、八足台) 60×50×90㎝ 桧製

2018年9月21日 by sporder

ブログNo.2758 
八脚案(神饌台、八足台) 60×50×90㎝ 桧製 

八脚案を製作ました。 

奥行が深く、高い案です。 
幅60㎝奥行50㎝、高さ90㎝、 材質は桧製です。 

天板は3枚はぎ、天板と脚の取り付けは蟻差し仕様です。 

今回のような奥行が深く蟻差し仕様の場合、
長きにわたり安定がいいように、
きつめに仕上げております。

赤ぼんぼり(朱塗り) 塗り替え 2尺8寸 2-1 

2018年9月20日 by sporder

ブログNo.2757 
赤ぼんぼり(朱塗り) 塗り替え 2尺8寸 2-1

赤ぼんぼりの塗替えが出来上がりました。 

全高2尺8寸(約84㎝)の朱塗りぼんぼりです。 

柱が細く、3本の反り入った脚が特徴で、
繊細で曲線の美しいぼんぼりです。 

専門の木工職人により下地が補修され、
塗師により美しい朱塗りに塗り替えられました。 

火袋に布を張って完成となります。

山の辺の道 長月の早朝 

2018年9月19日 by sporder

ブログNo.2756
山の辺の道 長月の早朝 

長月18日 早朝の山の辺道です。 

日中はまだ暑さが残るものの、早朝は肌寒く感じられます。 

道沿いの田んぼの畔には彼岸花が咲き、 
柿畑の青柿は、日に日に色づいています。

この時期の山の辺は、 豊かな収穫の前に、
彩り豊かな和の色を楽しむことができます。

御簾 105×35㎝ 赤地白紋寿 切房2段染 

2018年9月17日 by sporder

ブログNo.2755 
御簾 105×35㎝ 赤地白紋寿 切房2段染 

御簾をお仕立てしました。 

神殿内陣に設えられます。 

幅105㎝丈35㎝、竹は綿糸表編み、
生地は赤地白紋寿、房は切房2段染です。 

裾にはパイプを巻き込み、質感を高めております。

 

八脚案 桧製 75×24×75㎝

2018年9月16日 by sporder

ブログNo.2754
八脚案 桧製 75×24×75㎝

八脚案(八足台、神饌台)を製作しました。 

ご家庭の神床に設えられます。 

幅75㎝奥行24㎝高さ75㎝材質は桧製です。 

天板と脚は蟻差しで組み立てる仕様です。

 

獅子舞用 縦笛(竹製)

2018年9月15日 by sporder

ブログNo.2753
獅子舞用 縦笛(竹製)  

獅子舞にご使用される笛を製作しました。 

地域に伝わる獅子舞の継承の中で、竹笛を新調されます。

御見本通りの寸法仕様、
全長46㎝直径2㎝6穴の縦笛で、材質は竹製です。 

歌口はリコーダーや尺八とは異なり、
断面が直線の形状をしております。 

獅子舞でご使用される大切な楽器であることはもちろんのこと、
次回新調のお見本になることも職人に伝え、
丁寧な仕上がりの笛に仕上がりました。

 

円座2尺2寸 組編 

2018年9月14日 by sporder

ブログNo.2752 
円座2尺2寸 組編 

円座を製作しました。 

直径2尺2寸(約67㎝)の大型の円座です。 

編み方は畝の段差の少ない組み編みです。 

円座の編み方は他に『渦巻き』がございます。

 

天狗面修復 2 

2018年9月13日 by sporder

ブログNo.2751 
天狗面修復 2 

天狗面ブログ(No.2751 )が完成し、頭髪と鬚をお取り付けして完成しました。 

頭髪や鬚も、御面に取り付ける仕様でございましたので、
現状通りの位置に新たな毛をお取り付けいたした。  

今回の修復も単に綺麗にするだけでなく、
新調当初の風合いや佇まいにできるだけ近づけることをイメージし、
多数の職人の手により再現できました。