2014年10月

八脚案(神饌台、八足) 木曽桧材 103×18×30cm

2014年10月10日 by sporder

bettyuu1483-1ブログNo.1478 
八脚案(神饌台、八足) 木曽桧材 103×18×30cm 

八脚案(神饌台、八足)を製作しました。 

御神饌にご使用されます。  

幅103cm、奥行き18cm、高さ18cm 、
材質は天板が木曽桧材です。  

木曽桧のきめ細かな板目の模様が人肌のような色合いで、 
自然の控えめな美しさが感じられます。

bettyuu1483-1 bettyuu1483-2

山の辺の道 神無月の早朝

2014年10月9日 by sporder

bettyuu1482-3ブログNo.1477 
山の辺の道 神無月の早朝  

神無月 早朝の山の辺の道です。 

道沿いの柿畑には、綺麗に色づいた柿が実り、 
田んぼの稲穂は、実りの証のように頭をしっかりと垂れています。  

自然の豊かな贈り物にあふれた、
山の辺の道は、彩りも美しく、 
地域の所々では、秋祭りがはじまります。

bettyuu1482-1 bettyuu1482-6

壁代(戸帳) 人絹緞子 朽木柄 両面仕立て 78×240cm

2014年10月7日 by sporder

bettyuu1481-1ブログNo.1476 
壁代(戸帳) 人絹緞子 朽木柄 両面仕立て 78×240cm 

壁代(戸帳)をお仕立てしました。 

神殿の間仕切りにご使用されます。 

寸法は、幅79cm、丈240cm、
表裏が見えるので、お仕立ては両面です。  

生地は小葵柄入の地模様が入った人絹緞子、
朽木の摺り柄が入り、飾り紐を付けております。    

朽木柄は 朽ちた木の木目を意匠化したものとされていますが、 
自然の朽ちる瞬間にも美しさを感じるのは、
古人から受け継ぐ日本人特有の感性であると思います。

bettyuu1481-3 bettyuu1481-2

素襖袴 本麻地 紺色 定紋染め抜き 革紐付き2-2

2014年10月6日 by sporder

bettyuu1480-1ブログNo.1475
素襖袴 本麻地 紺色 定紋染め抜き 革紐付き2-2 

素襖の袴をお仕立てしました。 

素襖と同じ本麻の素材で、
家紋を左右と腰板に白色で染め抜いています。

 家紋の上には素襖と同様に革飾りを付けております。  

祭りの当日、厳粛ながらも清々しいお気持ちで、
素襖をお召しになられることであると思います。

bettyuu1480-3 bettyuu1480-2

素襖 本麻地 紺色 定紋染め抜き 革紐付き 2-1 

2014年10月5日 by sporder

bettyuu1479-1ブログNo.1474
素襖 本麻地 紺色 定紋染め抜き 革紐付き 2-1 

素襖をお仕立てしました。  

当家の氏子の方が、 お祭り当日にお召しになります。  

素材は紺色に染めた本麻地で、
家紋の『橘』を染め抜いています。  

家紋の上と胸元には、細長い革飾りが付いております。 

紺色の麻生地は化繊の様な光沢こそありませんが、 
素材感のある品の良い美しさが感じられます。

bettyuu1479-3 bettyuu1479-2 bettyuu1479-4

御簾房 6寸 切房三段染め 

2014年10月4日 by sporder

bettyuu1478-3ブログNo.1473 
御簾房 6寸 切房三段染め 

御簾房を製作しました。 

ご神前の御簾房をお取り替えされます。 

房の寸法が6寸(約18cm)、
赤黒の染め分けまでが39cmになるように紐の長さを調整しております。 

三段の染め分けは、職方の手仕事で、
一色づつ丁寧に染め分ける技術は、
何代も相伝で継承された技といえます。

bettyuu1478-2 bettyuu1478-1

ビニール提灯(ベージュ)社紋入り  

2014年10月3日 by sporder

bettyuu1477-1ブログNo.1472
ビニール提灯(ベージュ)社紋入り  

ビニール提灯を製作しました。 

拝殿の左右に設えられます。  

直径1尺4寸(約40cm)、ベージュ系のビニール製です。 

左右には社紋を黒色で入れました。  

今回の社紋は紋帳にも掲載されておらず、
図案化されていない特殊な紋ですが、 
永年にわたって大切に継承された『かたち』です。

bettyuu1477-2 bettyuu1477-3

御簾 交織倭錦緑 麻房付き 214×60cm

2014年10月1日 by sporder

bettyuu1476-3ブログNo.1471 
御簾 交織倭錦緑 麻房付き 214×60cm  

御簾をお仕立てしました。 

神床にお祀りされた御霊舎の前に設えられます。 

竹は綿糸表編み、布は交織倭錦緑、房は麻房三段染めです。  

御簾の裾にはパイプを巻き込んで質感を出し、
39cmで仕上がるように房の長さを調整しております。 

落ち着きのある緑の交織倭錦と麻房の組み合わせは、華
美ではありませんが、格調の高さが感じられます。

bettyuu1476-1 bettyuu1476-2