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932幕房(揚巻房) より房平頭 より房 紫 7寸
幕房(揚巻房)を製作しました。
神前幕に設えられるものです。 房に一本づつ撚りが入った『より房』で、頭は平たい一重の平頭で、色は明るめの紫です。
太い紫の胴芯紐で、ねじれることなく、丸みを帯びた総角結び(あげまきむすび)がなされているのは、職人の熟練の技といえます。
カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
931八脚案(神饌台・八足台) スプルース製 二段(2台)
八脚案を製作しました。 御神前に設えられるもので、材質はスプルース材です。
幅90cm、奥行24cm、高さは65cm、70cmの二段型です。 段差が5cmと少なめですが、 並べるとひとつのかたちとして おさまっている様に思います。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足 | コメントは受け付けていません。
930御簾 綾朱地金糸入り 三段染麻房付き 御簾をお仕立てしました。
社殿に設えられる御簾のお取り換えです。
幅150cm丈90cm 、竹は綿糸表編み、布は綾朱地金糸入り、房は麻房の三段染めです。
寸法および仕様は、全て二十年前に製作致しましたものと全く同じです。
氏子の方々が『継承のかたち』を 大切に守られておられるのと同様に、今回の御簾が二十年後の見本となるということを、職方共々心してお仕立ていたしました。
カテゴリー: 御簾 | コメントは受け付けていません。
929八足(八脚案)スプルース製 幅52cm 足高
八足(八脚案)を製作しました。
神殿に設えられるものです。
幅52cm、奥行き27cm、高さ55cm、材質はスプルース材です。
正面は寸法上52×55cmで、ほぼ正方形になりますが、 実際の仕上がりは、やや縦長に見えます。
928白木ぼんぼり 火袋張替(張り替え)
白木ぼんぼりの火袋を張り替えました。
全高3尺(約90cm)の大型ぼんぼりの火袋です。
和紙等で張り替えする事もございますが、今回は耐久性の良い樹脂をコーティングした和紙を使用しました。
長きにわたって神殿を照らしていた雪洞ですが、一新した火袋を通して、 穏やかな光に包まれる様に思います。
カテゴリー: 照明 御明かり 灯明, 修理・修復 | コメントは受け付けていません。
927子供用装束 白地 胸紐白紫 子供用の装束をお仕立しました。
お祭りの際に着られるもので、素材は白の綿地です。
袖の紐は古代紫、 胸紐には古代紫と白を染分けた紐を使用しております。 清楚な装束を、小学校低学年の方がお召しになった姿を想像すると、 御年よりも年上の 凛とした少年に見えるように思います。
カテゴリー: 装束類 | コメントは受け付けていません。
926円座 2尺4寸 渦巻き
円座を製作しました。 神殿でご使用されるもので、直径2尺4寸(約72~74cm)の大型の円座です。
編み方は、畝が大きく見える渦巻きです。
渦巻きの円座の場合、標準寸法が1尺9寸(約57~59cm)になりますので、それに比べると 二廻り以上大きく見えます。
円座は大きくなればなるほど、 円形に仕上げるための難度が上がり、職人の中でも 特に熟練の技を発揮できる限られた職人しか編み上げることができません。
925幕 日の丸 綿地 250×70cm
幕を製作しました。 全長250cm 丈70cm、生地は綿地(9A)です。
日の丸をイメージされてのご注文で、 左右に赤の丸を配しています。
純白の生地に深みのある赤が映え 無垢で気高さを感じる幕に仕上がりました。
今回はご用意しませんでしたが、揚巻房は、赤や紫が釣り合うように思います。
924八脚案(神饌台・八足台) 幅68㎝ スプルース材
八脚案を製作しました。
御神前に設えられるものです。 材質はスプルース材で、幅68cm、奥行27cm、高さは40cm、天板の厚みは1寸(約3cm)です。
正面から見た形が整っているように思えるのは、 幅と高さの比率が黄金比に近いからかも知れません。
923御簾 交織倭錦 緑 麻房付き3-3
一昨日、昨日掲載(ブログNo.921、No.922)の続きです。
御簾を納入しました。 寒くも新年を迎えて清々しさを感じる拝殿に、五枚の御簾を設えました。
竹は綿糸表編み、布は交織倭錦 緑、房は麻房三段染めで、仕立は両面です。
大切に継承された拝殿に、真新しい御簾が目立ちすぎることなく、調和しているように思えます。
拝殿に差し込む初春の光が、御簾の竹を通して透かし見え、心洗われる雰囲気になりました。
カテゴリー: 御簾, 神殿 ・ 社殿 | コメントは受け付けていません。