2012年

鈴緒 4尺 本麻製 下垂れ編み付き 

2012年10月15日 by sporder

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鈴緒 4尺 本麻製 下垂れ編み付き  

鈴緒を製作しました。 

全長4尺(約120㎝)で、材質は本麻製です。 

下部には、麻の垂れが傷みにくいように、
網をかけております。 

木枠の正面には、赤色で『御奉納』、
後ろ綿には御奉納者と年月日等を彫り込みました。  

本麻の自然な生成りと、網の白色によって、
無垢を感じる鈴緒に仕上がりました。

御簾 社殿用 正絹倭錦 神鏡付き

2012年10月14日 by sporder

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御簾 社殿用 正絹倭錦 神鏡付き  

御簾をお仕立てしました。 

御造営に際し、三社の扉前に、
設えられる御簾の新調です。 

竹は綿糸表編み、布は正絹倭錦、
房は古式に倣って麻房の三段染です。 

御簾の前には、継承されたかたちの、
御神鏡を下げております。  

朱塗りの彩色が美しい、晴れやかな社殿に、
落ち着きのある御簾が引き立つように思います。

八脚案(神饌台・八足台) スプルース製  

2012年10月13日 by sporder

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八脚案(神饌台・八足台) スプルース製  

八足案を製作しました。 

ご家庭の神床に設えられるものです。 

材質はスプルース材で、 
寸法は、幅75cm奥行24cm高さ110cmです。 
 
ご指定により、案の脚部の間に、
1尺5寸の八足が納まるように、 脚の間隔を少し広げております。

布衣と差袴 本麻生平製 深緑色

2012年10月12日 by sporder

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布衣と差袴 本麻生平製 深緑色

布衣と差袴をお仕立しました。 

秋祭りで、太鼓踊りの御奉納の時に着用されるものです。 

上下とも、生地は厚みのある本麻生平で、
色は永年に継承された深緑色です。

大勢の晴れやかなはっぴ姿の中で、 
落ち着きのある深緑の装束は、 
堂々とした存在感で際立つように思います。

八脚案(神饌台・八足台)  総木曽桧造り 

2012年10月11日 by sporder

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八脚案(神饌台・八足台)  総木曽桧造り   

八脚案を製作しました。 

御家庭の神床に設えられるものです。  

幅3尺(約90㎝)、奥行1尺(約30㎝)、高さも3尺です。 

材質は、すべて木曽桧(尾州)で製作しております。  

脚の取り外しができるように、ネジ式仕様で仕上げております。  

天板から脚まで、人肌のような柔らかな色合いで揃い、 
素材にこだわりのある上質な案に仕上がりました。

神殿御簾 正絹赤地白紋 赤地金紋 より房二段染め

2012年10月10日 by sporder

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神殿御簾 正絹赤地白紋 赤地金紋 より房二段染め  

神殿御簾を納入しました。 

竹は綿糸一本返し編み、
布は正絹の赤地白紋(ブログNo.837)赤地金紋(ブログNo840)、
房はより房の紅白二段染めです。  

新調された畳に、新しい御簾が加わり、 
神殿が明るく清々しい雰囲気になりました。 

左右の窓から差し込む光で、 御簾が照らされ、 
温かみのある雰囲気が感じられます。

御簾 三枚割り  正絹赤地金紋  より房二段染め  

2012年10月8日 by sporder

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御簾 三枚割り  正絹赤地金紋  より房二段染め  

御簾をお仕立しました。 

神殿に設えられるもので、
竹は綿糸一本返し編み、布は正絹赤地金紋、
房はより房紅白二段染めです。 

全幅1900mmを、
御社と神饌台(八脚案)、三方等のバランスが取れるように、
三分割しております。 

正絹に織り込まれた金糸柄に光が当たると、 
眩いばかりの光沢があり、 
二段染めのより房をあわせることで、華麗な御簾に仕上がりました。

祭半纏(祭伴天、 祭はっぴ)

2012年10月7日 by sporder

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祭半纏(祭伴天、 祭はっぴ)

祭りのはっぴを製作しました。
子供用から大人用まで、同じデザインで、
先代より伝わる伝統の『かたち』です。

素材は厚みのある綿地で、
襟はこげ茶と白の縞が入り、
裏面には やや上目に『水』の文字が染め抜かれています。

背面下部に縫い付けられた
こげ茶と白の縞の意匠が特徴的です。

伝統の文字を背負い、子どもと大人が同じはっぴを着て、
祭りに参加する姿は壮観です。

八脚案(神饌台、八足台) 三段 スプルース製  

2012年10月6日 by sporder

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八脚案(神饌台、八足台) 三段 スプルース製  

八脚案(神饌台、八足台) を製作しました。 

材質は、スプルース材の三段型です。 

幅120cm、奥行24cm、高さは60、75、90cmです。 

幅に対して奥行があり、全高も高すぎず、
安定感のあるかたちに仕上がりました。

御簾 正絹 赤地白紋梅鉢紋入り 一本返し編み  

2012年10月5日 by sporder

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御簾 正絹 赤地白紋梅鉢紋入り 一本返し編み  

御簾をお仕立しました。 

神殿の外陣に設えらるもので、
全幅670cmを均等3分割にした、両面仕立です。
 
竹は綿糸一本返し編み、 布は正絹、 
房は紅白二段染めのより房です。  

上品な正絹の濃い赤色の生地に、
質感の高い二段染めのより房が、
お互いを引き立てあうように釣り合っています。