2011年10月
2011年10月21日 by sporder526
御簾 交織倭錦 麻房三段染め
御簾(昨日掲載 ブログNo.525)を
拝殿と社殿の間をつなぐ回廊にしつらえました。
全長が長いため、2枚にお仕立して、天布縦布共に柄合わせをしております。
時折そよぐ秋風が、御簾を穏やかに揺らし、
清浄な心地よさを感じます。
外から差し込む光によって、御簾が柔らかく照らされ、
御簾を通して透かし見える風景を目にすると、
特別な空間に居ることを覚えました。
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2011年10月20日 by sporder525
御簾 交織倭錦 麻房三段染め
御簾をお仕立しました。
神社拝殿奥にしつらえられるもので
布は交織倭錦、竹は綿糸表編み、 房は三段染めの麻房です。
表裏両側から見える場所のため、お仕立は両面仕立です。
交織倭錦は、正絹とは違う風合いで、全体に落ち着きのある仕立上がりです。
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2011年10月19日 by sporder524
中啓 金銀 桔梗柄
中啓をご用意しました。
朱塗りの骨に 表裏が金銀で、草花の図柄が描かれています。
今回はご指定により、桔梗柄を描いております。
金銀の背景に控えめに彩色された模様が、
中啓の美しさをより引き立てています。
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2011年10月17日 by sporder523
御社 扉修理
御社の扉を修理しました。
開扉の際に、扉に亀裂が入り割れたため、
左右の扉部分のみをお取替えしました。
材質は、現状と同じ木曽桧材です。
扉の破損(亀裂)は、湿気が多く木が膨らむ梅雨時や、
永らく開扉されず扉の軸に桧のヤニ(油分)が固まっているとき、
扉を一気に強く開くと、軸の回転が扉の引きに着いてこれずに
起こることが多いです。
対策として、日ごろから開扉の際には、軸の回転を感じながらゆっくりと開け、
硬い場合は 扉の軸に近いところを持って前後に優しく揺らし、
軸のすべりを良くして開けることが肝心です。
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2011年10月16日 by sporder522
御幌(とばり・みとばり) 白
御幌を製作しました。
社殿の扉内にしつらえれれるもので、
生地は地模様入りの人絹緞子で、総角(房)は、紫です。
純白無垢の生地に紫の総角が映え、
神様が御鎮まりくださるにふさわしい、清々しい佇まいになるように思います。
生地は、白系以外にも、赤系(ブログNo.264)で製作することもございます。
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2011年10月15日 by sporder521
神壇SA型 2尺5寸 観音開き仕様
神壇2尺5寸SA型の仕様を変更して、観音開きの扉をお付けしました。
蝶番も質感の高い、厚地の地金を使った本金メッキのものを使用しております。
御簾は、梅鉢紋の入った、新倭錦(紅白2段染めの房付き)をしつらえました。
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2011年10月14日 by sporder520
大型 合図木台(紫檀)
大型の合図木台を製作しました。
長さ9寸(27cm)で、既製品の倍以上の厚みを持たせています。
標準のものに比べ、二廻りくらい大きく見えますが、
7寸の紫檀製合図木をあわせると、程良くおさまりました。
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2011年10月13日 by sporder519
御輿の戸帳
御輿の戸帳を製作しました。
生地は地模様の入った交織緞子で、
朽木柄を入れ、赤紫の布筋を取り付けています。
至るところに見事に彩色された彫物が入り、
歴史の重みを感じる御輿と、
設えられた新しい戸帳に 古きものと新しきものの対比の美しさを感じます。
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2011年10月12日 by sporder518
高張提灯 1尺4寸 獻燈(献灯)
高張提灯を製作しました。
直径約40cmの標準的な寸法で、
表裏両面には旧字で『獻燈(献灯)』の文字を入れ、
側面には町名を入れました。
和紙張りの表面には、油引きしております。
大和も十月に入ると、秋の祭りが各所で執り行われ、
今回製作いたしました提灯は、
旧街道をまたいで各町内ごとに提灯台を建てて、七張を並べて吊られ、
まち全体が祭の雰囲気に染まります。
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2011年10月11日 by sporder517
神壇用御簾 新倭錦
御簾をお仕立しました。
当店謹製の神壇2尺薄型引戸付き(SE型)にしつれえる御簾です。
布は小葵の柄の入った赤の新倭錦で、房は紅白2段染めの切房です。
御霊様をお祀りされる神床の御簾は、
赤系の他に、落ち着いた感じの萌黄や緑系、青系、
清楚な白系の布地にされることもございます。
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