2011年8月

戸帳(門帳) 社紋入り  

2011年8月21日 by sporder

472
戸帳(門帳) 社紋入り   

戸帳(門帳)をお仕立しました。 
生地は上紡緞子で、 布筋は赤紫、 社紋(下がり藤)を摺り入れております。 
仕立ては、綿の裏地を付けた裏付き仕立てです。 

純白というより、温かみのあるスノーホワイトの上紡緞子に、
茶色に刷り込まれた下がり藤の社紋が 上品におさまっています。

御神体箱 木曽桧  

2011年8月20日 by sporder

471
御神体箱 木曽桧

御神体をおさめられる箱を製作しました。 
材質は木曽桧材で、 正面は引き上げ式です。 
寸法は、幅80×高さ180mmで厚みは、
一般のお札入れより深くしております。 

御神体箱は、桧材の他に、桐材で製作することもございます。


御簾 新倭錦 布筋無し 房無し 

2011年8月19日 by sporder

470
御簾 新倭錦 布筋無し 房無し  

御簾をお仕立しました。 
竹は表編み、布は新倭錦です。 
四社の社殿にしつらえられるもので、 布筋と房が付いておりません。 

これも永年にわたって伝えられたしきたりであり、 
その神社の伝統といえるでしょう。

八足(八脚案)  木曽桧材 1尺5寸

2011年8月17日 by sporder

469
八足(八脚案)  木曽桧材 1尺5寸

八足(八脚案)を製作しました。 
幅1尺5寸(約45cm) 奥行8寸(約24cm)、 高さ1尺5寸(約45cm)です。 
天板は木曽桧材で、厚みは1寸(約3cm)です。  

又と同じものがない桧材の木目には、
黄金比や大和比(白銀比)といった、整ったバランスとは違う、
自然がもたらしてくれる 偶然の美しさを感じます。 

矢 矢羽白、茶

2011年8月14日 by sporder

468
矢 矢羽白、茶  

神事でお使いになる矢をご用意しました。 
矢羽が白色と茶色のもので、箆(の・・・軸)は竹製です。   

神社に伝わる作法にのっとって、的に射られます。 

弓矢は、実際に射られるほかに、神殿内の調度してもしつらえられます。

布製 五色鈴緒 4尺  

2011年8月13日 by sporder

467
布製 五色鈴緒 4尺  

五色の鈴緒を製作しました。 
神社の拝殿に鈴と一緒に掛けられるもので、
今回は全長4尺でお仕立しました。  

五色の鈴緒は、単体で掛けられるほかに、
綱の鈴緒と一緒や、二組を合わせたり
紅白のみにされたり と、 

神社の伝統や地域の風習によって いろいろなかたちがあり、 
製作しながらにも、興味深いものです。

御社5尺 低型

2011年8月12日 by sporder

466
御社5尺 低型

御社を製作しました。 

台幅5尺(151cm)の大型の社で、材質は、総桧です。
(扉廻りは木曽桧、その他は吉野桧材)  

神殿の神床の高さに制約があり、 
場所に収まるように、バランスが保ちながら、
屋根の勾配、台座の高さ、棟木の高さ等を調整しました。

神床におさまり、前に御簾が掛かると、
どっしりと安定感を感じる神殿になりました。

御簾 新倭錦 切房付き

2011年8月11日 by sporder

465
御簾 新倭錦 切房付き  

御簾をお仕立しました。 
ご家庭の神棚にしつらえられるもので、 幅110cm 丈は90cmです。 
布は、新倭錦(しんやまとにしき)の梅鉢紋入りで、
竹は綿糸表編み、房は紅白2段染めの切房です。 

ご指定の巻上寸法に合わせて、房の紐を長くお誂えし、
鈎も大きめのものをお付けしております。

高張提灯 1尺5寸 天つなぎ

2011年8月10日 by sporder

464
高張提灯 1尺5寸 天つなぎ   

高張提灯を製作しました。 
正面には、楷書で詰所名、
上部には赤色で天の文字を意匠化した、
天つなぎのラインを入れております。 

提灯のサイズは 標準より大きい目の1尺5寸で、 
和紙張りに仕上げた上に、油引きをしております。

額表装(扁額) 

2011年8月9日 by sporder

463
額表装(扁額)  

額を表装し、枠を新調しました。 
ご用意いただいた本紙に、金を覆輪を入れて表装し、 
本紙保護のために表面にアクリル板をはめ込んでおります。 

白地に金色の覆輪が入ることで、
清楚ながら引き締まった額に仕上がりました。