2010年
2010年6月7日 by sporder091
御簾(正絹 菊菱)
正絹 菊菱柄の御簾を製作しました。 房は麻製で白赤黒の三段染めです。
濃い朱色地に 菊を菱の形に意匠化した柄(菊菱)が織り込まれています。
濃い朱に 紫、黄、白、薄浅葱色、薄桃色の5色の菱柄が、落ち着いた中にも 『華』を感じさせます。ご家庭の神棚の御簾にも人気のある生地です。
塗り替えをされた、朱塗りの春日造り社殿にお取付けいたしました。
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2010年6月6日 by sporder090
鏡(三種神器)
三種神器の神鏡を製作しました。
赤地梅鉢金糸入りの生地を使用し、中に神鏡をおさめています。
江戸打ち紐の白より房をお付けすることで、可憐さが感じられる鏡となりました。
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2010年6月5日 by sporder089
御社(八幡宮)
御社(八幡宮)を製作しました。
材質は木曽桧材で、扉には総八双の金具、階段には段金具等を取り付けました。
この形の御社は、神様をお祀りされる際に据えられることが多いのですが、今回は御霊を祀る社として製作しました。
多数の霊璽をおさめられるように 、通常のサイズより幅と奥行を広くしました。
横幅が広くなった分、安定感のある形になり、木曽桧の柔らかい色合いと、金具の金色のバランスに清清しさが感じられます。
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2010年6月4日 by sporder088
太鼓 錺金具
太鼓枠の錺金具(かざりかなぐ)を製作しました。
厚地銅板を打ち出した錺職人の手造り品で、本金メッキをかけて仕上げています。
当店で金具を取り付けるのですが、 漆塗りの生地に引き合うようにおさまります。
本金の 落ち着いた色合いが、金具に彫り込まれた梅の意匠をより引き立てています。
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2010年6月3日 by sporder087
弓張り提灯
弓張り型の提灯を製作しました。
提灯本体は和紙張りで、油引き加工をしております。
正面にはご指定の家紋(丸に剣片喰) を入れました。
今回の形は、御用型と呼ばれるもので、弓張りの中では一番胴が太く 正面に紋を入れる場合、一番バランスが良いと思います。
その他に、胴がやや細めの人力型、胴が細い江戸張り型 がございます。
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2010年6月1日 by sporder086
神鏡台
大型の神鏡台を製作しました。
直径1尺4寸(約42cm) の神鏡用で、素材は木曽桧です。
御社前に据えたときに、扉と神鏡のバランスがとれるように土台を2段にして、神鏡の位置をやや高めにしました。
職人の手によって、うねる様な波と軽やかな雲が立体感をもって彫り上げられました。
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2010年5月31日 by sporder085
幟 小型
180×55cmの小型幟を製作しました。
地区名を入れて十四枚の御注文でしたので、既に白地の大幟を納入していることもあり、全てを白でなく、 地色を白・紫の2種類7枚づつ製作しました。
白・紫の幟を掲げることで、 新しく葺き替えられた檜皮(ひわだ)の薄茶色と春日造り社殿の朱色、ご神木の新緑がより一層引き立ちました。
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2010年5月29日 by sporder084
狩衣 金茶 浮線綾文
浮線綾文の入った狩衣を製作しました。
ご年配の方々が数名揃って着用されるということで、金茶の生地を使用しました。
紋は浮線綾(ふせんりょう)と呼ばれるもので、元々は織り方(浮き織の綾)を表していましたが、特に伏せた蝶柄(臥せ蝶)がよく使われたということで、 伏せ蝶柄を浮線綾というようになりました。
トリミングされた蝶の図柄から、先人のセンスが感じとれます。
蝶のほかに菊を意匠化したものは、菊浮線と呼ばれます。
写真では 地色が金茶に見えますが、 角度を変えると薄紫色に見え とても上品な狩衣に仕上がりました。
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2010年5月28日 by sporder083
御簾房
御簾房を製作しました。切房の紅白二段染めで、結びは揚巻です。
(他に より房、麻房 、 染分けは、一色染め、三段染めがございます。)
御簾の房は、装飾的なものとしてだけでなく、 房に鈎(コの字型に曲がった金具)を取り付けることで、御簾を巻き上げることができる実用性もあります。
房は、一本づつ職人が染めるのですが、赤色と白の染分けのバランスが絶妙です。
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2010年5月27日 by sporder082
木槌
木槌を製作しました。
神社の御造営の際、氏子総代や大工の棟梁様など 建設にあたって尽力された各ご代表の方々が、掛け声に合わせて、トントンと槌を打つ祭事にご使用になるものです。
材質は、桧製で 全長は約56cm です。
桧でつくられた 槌の柔らかい曲線が綺麗です
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