2010年

御簾 正絹本倭錦 麻房付き 

2010年7月12日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 麻房付き

正絹本倭錦の布で御簾をお仕立しました。
竹の編み方は、 節が揃った表編みで、丈が長いため御簾下部に下縁をつけております。
普段は鈎(かぎ)に掛けて巻き上げられるので、ご指定の寸法になるように 房の紐を調整しております。
竹の穏やかな光沢が赤、黒の色彩を引き立てています。

御輿用 鈴綱(鈴紐) 胴芯紐 

2010年7月11日 by sporder

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御輿用 鈴綱(鈴紐) 胴芯紐

御輿用の鈴綱(鈴紐)を製作しました。
木製の芯棒に腰のある朱色の胴芯紐を巻いて、直径2寸5分に仕上げています。
御輿の蕨手(わらびて・・・屋根の先端の曲がっている部分)から、担ぎ棒にかけて斜めに取り付けられます。
鈴綱(鈴棒)1本に対して 鈴を3個程度垂直に結びつけます。
漆黒と本金メッキの金具が醸し出す 御輿本体の重厚雰囲気に、朱色の鈴綱が華やかさを添えます。

御社の台 

2010年7月10日 by sporder

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御社の台

御社の台を製作しました。
ご家庭で神様と御霊舎を並列して祀られる際に、神様の社の位置を少し上げられるためのものです。
材質は木曽桧材で、 安定感の出るように、正面に幅広の束を入れました。

天理教 神殿

2010年7月9日 by sporder

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天理教神殿

神殿神具一式を納入しました。
壁の漆喰の白、 社や上段床の白木の白肌色、 唯一目立つのが御簾の赤黄色という シンプルでありながら しなやさ、落ち着きの感じる神殿です。
窓から入ってくる自然光が 参拝者を優しく包み込みます。

高張提灯

2010年7月7日 by sporder

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高張提灯

高張提灯(たかはりちょうちん) 平底仕様を製作しました。
正面には 紋を大きく入れ、後面にはお名前を入れております。
提灯の底部は、底割れ仕様と平底仕様の2種類ございます。
提灯にローソクを入れられる場合には、底割れ仕様が必要ですが、
上部から電球等を入れたり、何も明かりを入れない場合には平底仕様にされます。

鈴緒(3色巻き)  

2010年7月6日 by sporder

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鈴緒(3色巻き)

鈴緒を製作しました。
赤白黒の3色布巻き仕様です。
桐材でできた木部(ます)の正面には『奉納』 、 裏面には奉納者名と年月日を掘り込みました。
麻垂れの一部の赤色が全体を引き立てています。

太鼓張替え(懺法太鼓)

2010年7月5日 by sporder

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太鼓張替え(懺法太鼓)

太鼓を張り替えました。
平太鼓の中でも厚みが薄く 懺法太鼓(せんぼうたいこ)と呼ばれるものです。
片面の革がしっかりとしていたので、片面のみ張り替えました。
今回お預かりした太鼓は、上部に木の軸が取り付けられた珍しい形のものでした。

木製六角台マイク

2010年7月4日 by sporder

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木製六角台マイク

白木の六角台のマイクを製作しました。
座ってお話(ご講演等)をされる際に、マイクを下から置きたい とのご要望で土台を安定感のある六角型にしております。 材質は、桧製です。
下からマイクが立ち上がっているので、机の上もすっきりとします。

御霊舎(屋根傾斜)

2010年7月3日 by sporder

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御霊舎(屋根傾斜)

別注で御霊舎を製作しました。
通常は屋根が平らですが、勾配をつけてほしいとのご要望で 屋根を僅かに傾けました。
屋根の厚みもバランスが取れるように少し薄くしております。
材質は木曽桧材です。
控えめな社の形と木曽桧の柔らかな素材感に おさまりを感じます。

御簾(本倭錦)

2010年7月2日 by sporder

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御簾(本倭錦)

ご家庭の神棚(神床)用の御簾を製作しました。
布は正絹の小葵柄で通称本倭錦と呼ばれ、房は麻房の三段染めです。  御簾の中で一番基本的な組合わせになります。
御簾は、竹を編む職人・布を手縫いで仕立てる職人、 房を作る職人、金具を作る職人等数々の職人の手をくぐって出来上がります。
正絹布の柔らかな光沢と 麻房の簡素な落ち着きが調和しています。