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ブログNo.1170 鉢巻 社名、日の丸入り
鉢巻を製作しました。
御造営の祭典当日、 お神輿を担ぐ氏子様が、頭に巻かれます。
全長90cm、幅36cm 中心に日の丸、上部に『奉竣』、左右に、社名・年月日を入れております。
日の丸の配置は、三つに折りたたんだときに、文字と日の丸とのバランスを取れるように配しております。
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ブログNo.1103 桧扇 修理 糸取り替え
桧扇を修理しました。
桧扇は、桧の薄板が糸で綴じられており、非常に繊細な扇です。
糸が切れ、扇面の一部に亀裂が入っておりました。
亀裂がひどい場合は、その部分だけお取換えをしますが、今回は裏面からの補強で対応し、糸を綴じ直しております。
出来上がった桧扇三面を並べると、描かれている図案は異なりますが、それぞれに美しく、絵師の個性が感じられます。
カテゴリー: 神具, 祭具, 装束類, 修理・修復 | コメントは受け付けていません。
ブログNo.1053 小忌衣 襟型
襟型の小忌衣を製作しました。
身頃のない 襟のみの仕様で、 綿地紫染め、紋は白抜き、 飾り紐が付いています。
胸元には抱き花杏葉、 襟後には丸に三つ葉葵の紋を染め抜きました。
大祭の祭典時に、氏子方々一同が着用されます。
ブログNo.1024古代帽 テトロン地
古代帽を製作しました。
祭典に着用されます。
生地はしなやかなテトロンの黒地で、地模様は入りません。
古代帽は奈良時代の文官が着用した帽子の形がその起源といわれ、明治時代には法服の帽子にも採用されました。
そして、より洗練した形で現代に継承されています。
上部の盛り上がりと、後部の2本の垂れた形からは、 特有の格調の高さが感じられます。
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ブログNo.1006小忌衣(おみごろも) テトロン 社紋入り
小忌衣をお仕立しました。
生地は白地の小葵地模様入りのテトロンです。
社紋をこげ茶色で、胸に2箇所、背に1箇所入れております。
小葵柄の地模様の入った白生地に、僅かに見える古代紫の胸紐が上品に釣り合っています。
927子供用装束 白地 胸紐白紫 子供用の装束をお仕立しました。
お祭りの際に着られるもので、素材は白の綿地です。
袖の紐は古代紫、 胸紐には古代紫と白を染分けた紐を使用しております。 清楚な装束を、小学校低学年の方がお召しになった姿を想像すると、 御年よりも年上の 凛とした少年に見えるように思います。
889 楽人服(海松色)
楽人服を製作しました。
布地は海松色(みるいろ)で、つゆ紐や胸紐等は白紫のぼかしです。
最近は雅楽の演奏が各所で行われる機会が増え、 雅楽を演奏する楽人の衣装も舞台栄えするように、 狩衣等明るい色合いのものも見受けられます。
しかし、宮内庁の楽人は、演奏に海松色の装束を着用されることから、 楽人服の基本色は海松色とされています。
オリーブグリーンと茶系色の糸で織りあげられておりますので、 光の当たり具合や、見る角度、装束の動きによって、違った色に見え、 奥ゆかしさを感じる色合いといえます。
843 布衣と差袴 本麻生平製 深緑色
布衣と差袴をお仕立しました。
秋祭りで、太鼓踊りの御奉納の時に着用されるものです。
上下とも、生地は厚みのある本麻生平で、 色は永年に継承された深緑色です。
大勢の晴れやかなはっぴ姿の中で、 落ち着きのある深緑の装束は、 堂々とした存在感で際立つように思います。
839 祭半纏(祭伴天、 祭はっぴ)
祭りのはっぴを製作しました。 子供用から大人用まで、同じデザインで、 先代より伝わる伝統の『かたち』です。
素材は厚みのある綿地で、 襟はこげ茶と白の縞が入り、 裏面には やや上目に『水』の文字が染め抜かれています。
背面下部に縫い付けられた こげ茶と白の縞の意匠が特徴的です。
伝統の文字を背負い、子どもと大人が同じはっぴを着て、 祭りに参加する姿は壮観です。
816 冠 縁の修理 芯棒の取替え
冠の縁を修理しました。
永年の御使用で、下部の縁が擦り切れて、 下地の和紙が見え、一部は湿気が入り膨らんでいる状態でした。
職人の手により、下地を固めて、 黒色を数回に分けて塗ることで、お使いいただける状態に戻りました。
冠の一つは、心棒が折れておりましたので、 新しいものをお取替えしております。
完成後、三頭の並べると縁の高さや、 全体の丸みが一頭づつ異なっておりました。
製作年代や、継承された職人の型による 微妙な『かたち』の変化は、興味深いものです。