楽人服をお仕立てしました。
御祭典に楽人がお召しになります。
茶色と濃い緑の2色の糸を使って織り上げられていることから、
見る位置や角度によって、
茶系にも緑系にも見える、奥ゆかしい色合いです。
胸紐、菊綴結の飾紐、袖口の露紐などの、各種の飾り紐にも、
白紫もぼかしが入り、一層格調高く見えます。
昨日の続きです。(ブログNo.2035 )
楽人服の形状は直垂(ひたたれ)と呼ばれ、
上着と袴は同色です。
上着には、胸紐、菊綴結の飾紐、袖口の露紐等
形状の異なる紐が付けれ、
紫のぼかしの色合いにより一層奥ゆかしく見えます。