装束類

楽人服 海松色(みる色) 2-2  

2017年1月23日 by sporder

ブログNo.2218  
楽人服 海松色(みる色) 2-2  

楽人服は一般的には上着袴が同色の、垂(ひたたれ)の形状で、
色合いは宮内庁に倣った海松色(みる色)のほか
紺色も多用されます。 

また雅楽等の少人数の演奏会では、
彩豊かな狩衣を着用されることもございます。 

楽人服 海松色(みる色) 2-1 

2017年1月22日 by sporder

ブログNo.2217 
楽人服 海松色(みる色) 2-1 

楽人服をお仕立てしました。 

御祭典に楽人がお召しになります。 

茶色と濃い緑の2色の糸を使って織り上げられていることから、
見る位置や角度によって、
茶系にも緑系にも見える、奥ゆかしい色合いです。 

胸紐、菊綴結の飾紐、袖口の露紐などの、各種の飾り紐にも、
白紫もぼかしが入り、一層格調高く見えます。

千早 鶴柄 

2016年8月3日 by sporder

bettyuu2070-1 (1)ブログNo.2069 千早 鶴柄  

千早をご用意しました。 

白地に緑の鶴と松柄が配され、 
胸紐や背の菊綴の飾りがございます。 

白地に深緑の鶴松の意匠が映え、 
飾り紐の朱色がアクセントになっています。 
色合いと文様のバランスがよく、
納入の点検の際にも思わず見入ってしまいます。

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緋袴 綿地

2016年8月1日 by sporder

bettyuu2068-3ブログNo.2067
緋袴 綿地   

緋袴をお仕立てしました。  

巫女様がお召になるもので、
素材は綿地です。(他に化繊やウール地もございます。) 

袴丈は、ご指定いただいた身長に合わせております。  

緋袴は日本の伝統色の『緋』の色名が
袴の呼称になった特別な袴で、 
その色合いは明るめの黄色みがかった赤色とされています。 

純白の着物と千早に合わせると、
双方が一層引き立ち、
可憐でありながら清清しさが感じられます。

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楽人服 海松色(みるいろ)  2-2

2016年6月29日 by sporder

bettyuu2038-4ブログNo.2036
楽人服 海松色(みるいろ)  2-2

 昨日の続きです。(ブログNo.2035 )

楽人服の形状は直垂(ひたたれ)と呼ばれ、
上着と袴は同色です。

上着には、胸紐、菊綴結の飾紐、袖口の露紐等
形状の異なる紐が付けれ、
紫のぼかしの色合いにより一層奥ゆかしく見えます。

bettyuu2038-2 bettyuu2038-1

楽人服 海松色(みるいろ)  2-1 

2016年6月28日 by sporder

20160423 木村明 楽人服 2sのコピーブログNo.2035
楽人服 海松色(みるいろ)  2-1 

楽人服をお仕立てしました。 

祭典時に楽人(雅楽の奏者)がお召しになります。

深みのある緑と茶の糸で織りこまれてり、 
光の加減で濃い緑と茶色にも見える奥ゆかしい色です。 

日本の伝統色の一つの海松色(みるいろ)は、
オリーブグリーンのような深みのある色合いです。  

海松は海に生息する緑藻類の一種で、万葉集にも詠まれております。 

古人が自然の色合いを美しきものとして、色名に表現し、
お召しもにする感性は、 日本人特有のといえるでしょう。

20160423 木村明様 楽人服 3sのコピー 20160423 木村明様 楽人服 1sのコピー

袴 テトロン縞袴 大寸 馬乗り型 

2016年5月25日 by sporder

bettyuu2007-3ブログNo.2004 
袴 テトロン縞袴 大寸 馬乗り型 

袴をお仕立てしました。

祭典に家紋を染め抜いた羽織に合せて
お召しになられます。  

生地はテトロン地の縞柄です。 

形状は中が二股に分かれ馬乗り袴でお仕立てしております。

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狩衣 夏用 テトロン絽  白 浮線綾菊 

2016年5月22日 by sporder

bettyuu2004-2ブログNo.2001 
狩衣 夏用 テトロン絽  白 浮線綾菊 

狩衣をお仕立てしました。 

夏用の狩衣としてお召になられます。 
生地はテトロン絽 
白地に浮線綾菊の地模様が織り込まれております。  

一見白色一色に見えますが、 
光の加減によって、在り在りでなく、
朧気ながらに浮き出る浮線綾菊に奥ゆかしさが感じられます。

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格衣 テトロン 茶地 『花蝶に丸』 

2016年4月26日 by sporder

bettyuu1981-3ブログNo.1978
格衣 テトロン 茶地 『花蝶に丸』  

格衣をお仕立てしました。 

生地はテトロン素材、
茶系に文様が緑色に織り込まれております。

『花鳥に丸』は有職紋様の中でも 鳥、花、の他数々のモチーフの配置が印象的ですが、
茶地に緑の配色により全体が控えめに感じられます。

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格衣 テトロン 朱地 臥蝶(伏蝶:ふせん)柄 

2016年4月10日 by sporder

bettyuu1964-3ブログNo.1962
格衣 テトロン 朱地 臥蝶(伏蝶:ふせん)柄  

格衣をお仕立てしました。 

無形民俗文化財として地域で大切に継承されている 
『神楽』でお召しになります。 

生地はテトロン朱地、臥蝶(伏蝶:ふせん)柄が織り込まれております。 

臥蝶(伏蝶:ふせん)柄は有職文様の定番柄の一つですが、 
蝶を図案化して文様にする古人の感性は、
私たち以上の 研ぎ澄まされたものがあるように思います。

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