昨日掲載の続きです。
扉には、六枚八双の飾金具を取り付け、
内部には、赤紫の布筋の付いた戸帳、
繧繝縁の厚畳を設えております。
神殿 ・ 社殿
外祭宮 銅板葺き 鞘建宮(鞘立宮) 3-2
2012年5月28日 by sporder外祭宮 銅板葺き 鞘建宮(鞘立宮) 3-1
2012年5月27日 by sporder社殿の設え 戸帳、壁代
2012年4月19日 by sporder神殿 御社、御簾等
2012年3月5日 by sporder御社 4尺 吉野桧製
2012年3月4日 by sporder御社 3尺 吉野桧製 奥行調整
2012年2月26日 by sporder春日造り 社殿のしつらえ 御簾、薄縁、戸帳
2012年2月23日 by sporder春日造りの外祭宮に、
御簾(ブログ631)、戸帳(ブログ630)、薄縁(ブログ629)を
しつらえました。
社殿内部に薄縁を敷き、
台・厚畳、布団等を重ねた上にご神体を納めらます。
扉の後ろには、赤紫の布筋の付いた戸帳をしつらえます。
御簾は扉の内部に戸帳と重ねてしつらえることもありますが、
今回は永年の伝統として、扉前にお取付けしました。
朱色と白に塗り分けられた華やかな社殿に、
正絹本倭錦の御簾が、全体を落ち着かせるアクセントになっているように思います。
御社 3尺 吉野桧材
2011年12月22日 by sporder拝殿の神具 2-2 (神前幕、高張提灯)
2011年12月20日 by sporder拝殿の神具をしつらえました。
拝殿正面に、社紋(丸に三つ柏)を染め抜いた
紫地の神前幕(ブログNo.571)、
左右には 左右に社紋を入れた
『御神燈』の高張提灯(ブログNo.574)を配しています。
提灯は、垂木の位置から金具を使って
バランスの取れる位置に下げています。
社殿、拝殿の神具のしつらえはこれで無事完了いたしました。
納品日はすべてお天気に恵まれ、
師走の青空の中、神社の後背には、
大津皇子伝説が伝わる二上山が雄々しくそびえています。
拝殿の神具 2-1 (御簾、八脚案 、鈴 ・鈴緒)
2011年12月18日 by sporder拝殿の神具をしつらえました。
奥には 正絹本倭錦の御簾(ブログNo.565)、
その前には八脚案(神饌台)(ブログNo.572)を据えております。
御簾は 前後から見えるので両面仕立です。
拝殿中央に座すると、社殿の後背から光が差し込み、
明暗の対比の中で心鎮まる空間になりました。
拝殿前正面には、鈴と鈴緒(ブログNo.593)をしつらえています。
師走の光が鈴を清々しく照らしているようです。