神殿 ・ 社殿

外祭宮 銅板葺き 鞘建宮(鞘立宮) 3-2

2012年5月28日 by sporder

外祭宮 銅板葺き 鞘建宮(鞘立宮) 3-2     

昨日掲載の続きです。  
扉には、六枚八双の飾金具を取り付け、
内部には、赤紫の布筋の付いた戸帳、
繧繝縁の厚畳を設えております。  

正面観音開き扉上部には、格子の欄間が入り、 
細部にわたって丁寧に仕上げられております。

外祭宮 銅板葺き 鞘建宮(鞘立宮) 3-1    

2012年5月27日 by sporder

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外祭宮 銅板葺き 鞘建宮(鞘立宮)  3-1   

鞘建宮(鞘立宮 さやだてみや) を製作しました。 

会社の敷地内に、社員の皆様がご参拝できるように設置されるもので、
材質は桧製、屋根には銅板葺いております。 

外祭宮にも様々な形状がございますが、
今回の仕様は ガラス入りの観音開き戸が付いて、
御扉が外部に出ない 鞘立宮 です。 

1枚づつ 細かく重ねながら葺かれた屋根に光が当たり、
 清々しい輝きを放っています。

社殿の設え 戸帳、壁代

2012年4月19日 by sporder

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社殿の設え(戸帳、壁代のしつらえ)

社殿(ブログNo.679)に戸帳(ブログNo.683)、壁代を設えました。
社殿内装お取替えです。

社殿の内装は、内部を白系の布で覆い、
正面扉裏には、戸帳、御簾、戸帳+御簾 を設ることが多いですが、
地模様の有無や、布筋や御簾の色等は、
受け継ぐ伝統やしきたりによって様々です。

神殿  御社、御簾等  

2012年3月5日 by sporder

神殿  御社、御簾等  

神殿に御社を据え、御簾をしつらえました。 

御社(ブログNo.639645)は、神殿の寸法に合わせて別注で製作し、
御簾(ブログNo.635638)も同様に神殿に合わせて
お仕立てしております。

桧と白壁によって仕上げられた神殿に、 
濃い赤の御簾が品良くおさまりました。 
窓からは、柔らかな日差しが差し込み、
心鎮まる空間になったように感じます。

御社 4尺 吉野桧製  

2012年3月4日 by sporder

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御社 4尺 吉野桧製  

御社を製作しました。 

神殿におさめるもので、
台幅4尺(約120cm)の大型の社です。 神

床の落し掛けの高さと、御簾の下がりのバランスがとれるように、 
御社の前高さを低くしております。

屋根の傾斜がやや強くなりましたが、 
神殿に納めると、全体に調和すると思います。

 

御社 3尺 吉野桧製 奥行調整  

2012年2月26日 by sporder

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御社 3尺 吉野桧製 奥行調整   

御社を製作しました。 
神殿用の大型の社で、材質は吉野桧材です。

御社を設置する台の奥行が狭いため、 
通常寸法より約15cm縮めました。 
それに応じて、屋根の奥行も短くしております。 

修整寸法が大きいため、社のバランスが崩れないように、
余裕のある箇所を拾い出して、詳細図面を作成しました。

それをもとに、職人と綿密に打ち合わせをして、
ご指定の寸法に仕上げることができました。 
平面の図面を見て、製作可能か立体的に頭の中で組み上げることができるのは、
まさに経験に裏打ちされた職人技といえます。

春日造り 社殿のしつらえ 御簾、薄縁、戸帳 

2012年2月23日 by sporder

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春日造り 社殿のしつらえ 御簾、薄縁、戸帳   

春日造りの外祭宮に、
御簾(ブログ631)戸帳(ブログ630)薄縁(ブログ629)
しつらえました。 

社殿内部に薄縁を敷き、
台・厚畳、布団等を重ねた上にご神体を納めらます。 

扉の後ろには、赤紫の布筋の付いた戸帳をしつらえます。  

御簾は扉の内部に戸帳と重ねてしつらえることもありますが、
今回は永年の伝統として、扉前にお取付けしました。 

朱色と白に塗り分けられた華やかな社殿に、 
正絹本倭錦の御簾が、全体を落ち着かせるアクセントになっているように思います。

御社 3尺  吉野桧材 

2011年12月22日 by sporder

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御社 3尺  吉野桧材 

御社を製作しました。 
台幅3尺(約91cm)の大型の御社で、材質は吉野桧材です。 

神殿の寸法に制約があるため、 
台の奥行、屋根の奥行を標準寸法より、やや縮めました。 

御社の内部には、 戸帳、壁代、布団をしつらえています。 

寸法は修整しましたが、 全体としてまとまりのある形に仕上がりました。

拝殿の神具 2-2  (神前幕、高張提灯) 

2011年12月20日 by sporder

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拝殿の神具 2-2  (神前幕、高張提灯)  

拝殿の神具をしつらえました。 
拝殿正面に、社紋(丸に三つ柏)を染め抜いた
紫地の神前幕(ブログNo.571、 
左右には 左右に社紋を入れた
『御神燈』の高張提灯(ブログNo.574)を配しています。 

提灯は、垂木の位置から金具を使って 
バランスの取れる位置に下げています。 

社殿、拝殿の神具のしつらえはこれで無事完了いたしました。

納品日はすべてお天気に恵まれ、
師走の青空の中、神社の後背には、

大津皇子伝説が伝わる二上山が雄々しくそびえています。

拝殿の神具 2-1  (御簾、八脚案 、鈴 ・鈴緒)  

2011年12月18日 by sporder

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拝殿の神具 2-1  (御簾、八脚案 、鈴 ・鈴緒)  

拝殿の神具をしつらえました。 
奥には 正絹本倭錦の御簾(ブログNo.565)
その前には八脚案(神饌台)(ブログNo.572)を据えております。 

御簾は 前後から見えるので両面仕立です。

拝殿中央に座すると、社殿の後背から光が差し込み、
明暗の対比の中で心鎮まる空間になりました。 

拝殿前正面には、鈴と鈴緒(ブログNo.593)をしつらえています。  
師走の光が鈴を清々しく照らしているようです。