神具

真榊用 五色布 6尺 ミナロン 

2019年10月27日 by sporder

ブログNo.3116  
真榊用 五色布 6尺 ミナロン   

拝殿の左右に配される、真榊用の五色布をお仕立てしました。 

秋のお祭りの際に、天皇陛下のご即位を祝し新調されます。 

全高6尺(約180㎝)、材質はミナロン(化繊)です。

今回のお仕立ては五色布が向かい合う
『両垂れ』仕様でございますが、
布の重なりが一方の『片垂れ』もございます。

 

御簾 126×65㎝  白地鶴柄 切房2段染  

2019年10月26日 by sporder

ブログNo.3115 
御簾 126×65㎝  白地鶴柄 切房2段染  

御簾をお仕立てしました。 

神殿に設えられます。 

幅126㎝丈65㎝、竹は綿糸表編み、
布は白地鶴柄緋色、房は切房2段染です。  

白地に雲立涌の地模様が織り込まれた生地に、
緋色の向かい合う鶴柄が可憐で、 
二段染の房の赤色も相まって、
紅白の対比が美しい御簾に仕上がりました。

八脚案 スプルース製 100×50×100㎝、 160×50×50㎝  ジョイント金具仕様  2段型上段 3-3

2019年10月25日 by sporder

ブログNo.3114
八脚案 スプルース製 100×50×100㎝、 160×50×50㎝  ジョイント金具仕様  2段型上段 3-3

二段型の大型案が完成しました。 

上段には神様をお祀りされ、
下段は御神饌等でございます。 

一年間神様をお預かりし、毎日御給仕するしきたりは、
地域の信仰であるとともに、
地域の伝統でもございます。

神・自然の御加護で生かされているという謙虚な気持ちと、
日々新たに迎えられることができる喜びを、
ご家族一同で確認することのできる、

地域の『美しい風習』であると思います。

八脚案 スプルース製 160×50×50㎝  ジョイント金具仕様  2段型上段 3-2

2019年10月24日 by sporder

ブログNo.3113
八脚案 スプルース製 160×50×50㎝  
ジョイント金具仕様  2段型上段 3-2

八脚案を製作しました。   

100×50×100㎝の案の前に、ご神饌用の案として据えられます。 

幅160㎝奥行50㎝高さ80㎝、
材質は天板がスプルース材、脚部が吉野桧製です。 

天板と脚は分解できるようにジョイント金具仕様でございます。

八脚案 スプルース製 100×50×100㎝  ジョイント金具仕様  2段型上段 

2019年10月23日 by sporder

ブログNo.3112 
八脚案 スプルース製 100×50×100㎝  ジョイント金具仕様  2段型上段 

八脚案を製作しました。 

村の当家で、1年間神様をお預かりされるにあたり、 
八脚案を製作いたしました。

 幅100㎝奥行50㎝高さ100㎝、材質は天板がスプルース材、脚部が吉野桧材です。 

脚と天板が分解収納できるようにジョイント金具仕様で仕上げました。

脚下部には、揺れ止めの棒をお取り付けしております。

神前幕 紫地 社紋左三つ巴 白抜き  560×100㎝ かつらぎ地   

2019年10月22日 by sporder

ブログNo.3111 
神前幕 紫地 社紋左三つ巴 白抜き  560×100㎝ かつらぎ地   

神前幕を製作しました。 

御大礼に合わせて新調され、拝殿に設えられます。 

幅560㎝丈100㎝、厚みのある『かつらぎ』地でございます。 

濃い紫に社紋と奉納者名・ 年月日を白抜きで染め上げております。 

御簾 本倭錦 麻房 75×56㎝ 

2019年10月21日 by sporder


ブログNo.3110 
御簾 本倭錦 麻房 75×56㎝   

御簾をお仕立てしました。 

秋のお祭りの前に、
社殿の御簾をお取替えされます。 

幅75㎝丈56㎝、竹は綿糸表編み、
布は正絹本倭錦、房は麻房3段染です。 

深みのある赤地の正絹の布地に多色の小葵柄が織り込まれた
『本倭錦(ほんやまとにしき)』は、神祭具の定番の文様であり、
長い年月の中で、不要なものが除かれ、洗練された『美』がございます。

 

戸帳(壁代)テトロン無地 180×284㎝ 朽木入り、布筋赤紫胡蝶柄入り 

2019年10月20日 by sporder

 

ブログNo.3109
戸帳(壁代)テトロン無地 180×284㎝ 朽木入り、布筋赤紫胡蝶柄入り 

戸帳(壁代)を製作しました。

結婚式場の正面左右に設えられます。 

幅180㎝丈284㎝、生地はテトロン無地、
朽木摺り柄入り、布筋赤紫 胡蝶柄入りでございます。 

お仕立ては、質感を出すため、
生地を二重にする引き返し 袷仕立てでございます。

Mikoshi-Renovation 11-11 子ども神輿 改修 完成(装飾付き)

2019年10月19日 by sporder

ブログNo.3108 
Mikoshi-Renovation 11-11

子ども神輿 改修 完成(装飾付き) 

鈴棒(鈴紐)と鈴の取り付けが完了し、神輿の改修が出来上がりました。  

当初のリノベーションプランを確認いたします。

①『原型にリスペクトをはらい、全体のフォルムは変えずに、各所に専門職人の技を取り入れる』 については、
外観は変えず、塗師、金具、生地等多数の職人の手業を駆使して修復を行いました。

 
②『見せ場をつくり、 メリハリを付けた補修を行う』 については、
屋根や台輪の塗りと巴紋の対比を一つの見せ場といたしました。

③『子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げる』 については、
鈴棒を華やかで初々しい朱色で仕上げ、彩り豊かにいたしました。  

約半年間お預かりいたしました御神輿の納品の際には、
一抹の寂しさも感じましたが、
御神輿を担ぐ子どもたちや取り巻く大人の笑顔に思いを馳せますと、
地域文化の継承とコミュニティの振興のお手伝いができたことが、
弊社スタッフ一同大変光栄に思います。

Mikoshi-Renovation 11-10 子ども神輿 改修  完成(装飾前)

2019年10月17日 by sporder

ブログNo.3107 
Mikoshi-Renovation 11-10

子ども神輿 改修  完成(装飾前)  

多数の職人の協力を得て、御輿の修復が完成いたしました。  

一旦外しておりました金具類は、
再度お取り付けいたしました。

胴や鳥居部分は現状と同じように戻しましたが、
屋根と台輪は、漆塗り光沢と巴紋を際立たせるため、
金具を減らしております。 

完成した神輿を、
少し離れて拝見するいたしますと、
光沢や輝き、補修箇所の納まりなど、
熟練の職人の手業が各所に盛り込まれているのがうかがえます。