祭具

三方 ・三宝 (吉野桧) 紋入り(丸に梅鉢) 

2012年4月26日 by sporder

三方(吉野桧) 紋入り(丸に梅鉢)  

正面に紋(丸に梅鉢)入りの三方を製作しました。 

三方は吉野桧製で、 寸法は7寸(約21㎝)と8寸(約24㎝)です。 

三方脚の正面は刳りを入れず、 
三方の寸法に合わせた紋を取り付けております。 

紋は一紋づつ仕上げる手彫りもできますが、
今回は製作数量が多数のため、レーザー加工で仕上げております。 

左右の刳りと紋が調和しているよう思います。

菰 イ草製(いぐさ) 長尺寸法 

2012年4月21日 by sporder

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菰 イ草製(イ菰) 長尺寸法

長尺の菰(イ草製)をお仕立てしました。

神殿に設えられるものです。

既製品は6尺×6尺(182cm角)が最大寸法となりますが、
今回は幅6尺で全長250cmの長尺寸法です。

新しい菰が敷かれることで、 神殿の雰囲気も新たになるように思います。

壁代 人絹緞子 布筋紫

2012年4月17日 by sporder

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壁代 人絹緞子 布筋紫 

壁代をお仕立しました。 

社殿の内装として、社殿の内部三面に設えられるものです。 

生地は人絹緞子で、布筋は紫胡蝶柄入り、

 仕立は単(片面)です。 

布筋は、後面に3本、側面に1本配しております。

 

戸帳 上紡緞子 布筋紫

2012年4月13日 by sporder

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戸帳 上紡緞子 布筋紫 

戸帳をお仕立しました。 

社殿の扉の内装として設えられるものです。  

生地は上紡緞子で、布筋は紫胡蝶柄入り、 仕立は裏付きです。   

生地は質感のある厚地の生地で、
派手さはありませんが、品のある戸帳に仕上がりました。

鈴緒 本麻製 

2012年4月8日 by sporder

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鈴緒 本麻製

鈴緒をお取り付けしました。
素材は、本麻製で、氏子様3名の御奉納(ブログNo.673)されるものです。

鈴緒の下がりは、賽銭箱にかからないように上部で調整しておおります。

山間の長い石段を登りきったところにある、豊かな自然に囲まれた古社に、
新しい鈴緒がしっくりと馴染んでいる様に思います。

鈴緒 本麻 8尺 直径2寸 奉納者名入り    

2012年4月6日 by sporder

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鈴緒 本麻 8尺 直径2寸 奉納者名入り    

鈴緒を製作しました。 

素材は本麻製で、
全長8尺(約240cm)、直径は2寸(約6cm)です。 

六角桐枠の後面三面に、
三名の御奉納者のお名前と、御奉納の年月日を入れております。

白みがかったベージュの本麻と同系色の桐枠は、
自然の素材そのままの色ですが、
上質な落ち着きが感じられます。

金幣 1尺  

2012年4月5日 by sporder

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金幣 1尺  

金幣をご用意しました。 

神殿に設えられるもので、全長1尺(約35cm)、
幣は真鍮製です。 

幣は、金箔を押したり、本金メッキをかけることもできます。

金幣は、神具の中でも御神鏡と並んで、特別な存在感があります。

標木 木曽桧

2012年3月25日 by sporder

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標木 木曽桧 

標木を製作しました。 
御霊様のお名前を記すもので、 
サイズは39×154mmです。 

材質は木曽桧材で、先端が尖った尖頭型です。

標木は、納める場所(社、霊璽等)や地域によって
寸法や形状が大きく異なります。

鈴緒 布三色 (布鈴緒)

2012年3月13日 by sporder

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鈴緒(布鈴緒) 布三色  

鈴緒を製作しました。 

神社の末社にしつらえられるもので、
緑黄白の三色の布でお仕立てしております。 

布鈴緒は、緑黄赤白紫の五色の他に、
赤白の二色など、神社や地域によって色の組み合わせは様々です。

布鈴緒は、単体でかけられるだけでなく、 
綱の鈴緒と合わせてしつらえることもございます。

棟板  木曽桧 

2012年3月7日 by sporder

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棟板  木曽桧  

棟札を製作しました。 
材質は木曽桧材で、ご指定寸法(55×12×1.5cm)と
形(下部が狭い尖頭型)で仕上げました。 

棟札の形は、近年先の尖った尖頭型が多く見受けれれますが、
長方形や、長方形の角を落としたものなど各種の形状があり、
寸法も、長さや幅が異なり、その割合も様々です。 

これは、棟梁が先代より引き継いでいる、伝統的なかたちであると思います。