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910鈴緒 3尺紅白巻き 麻芯 下垂れ網付き
鈴緒を製作しました。
全長3尺(約90cm)で、紅白二色の布巻です。 標準仕様の布巻は、藁を芯にしますが、今回は御指定のより、本麻を芯にいたしました。
また、下部の垂れ部分にも、網をかけております。
御神前に新調の鈴緒を設えて、晴れやかな気持ちで新年をお迎えされることと思います。
カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
905揚巻房 朱色 7寸
揚巻房を製作しました。
神前幕に中心に設えられるものです。
房の寸法は7寸(約21cm)、色は朱、平頭のより房です。
深みのある朱は、 品のある華やかさが感じられます。
雅やかな『朱の揚巻』は、幕房としてだけでなく、神輿の大鳥や小鳥、蕨手に掛ける鈴紐等の設えにも使用されます。
903霊璽収納桐箱用 覆
霊璽収納桐箱(ブログNo.901)の覆を製作しました。
布は、小葵の地模様の入った人絹緞子、 朽木柄を摺りこみ、布筋は紫に胡蝶柄入り、 裏付きのお仕立です。
正面は開扉できるように上部まで切り込みを入れております。
901霊璽収納用 桐箱
霊璽を収納される箱を製作しました。
材質は桐製で、正面は観音開きです。
同品の既製品(16×13×25cm 幅×奥行×高さ)がございますが、 今回は奥行きを縮めたご指定寸法で製作しております。
正面は、観音開きの他に 落とし蓋仕様でも製作できます。
900手振鈴(五色布付)
手振鈴をご用意しました。
祭典にご使用されるもので、金属製の柄の先端に鈴が一つ付いております。
小さな鈴が数個付いた『神楽鈴』の余韻のある軽やかな音に比べ、『手振鈴』は、一振りごとに出るしっかりとした音が特徴的です。
白木の八脚案に置かれた、手振鈴には神殿の設えが映り込み、ひときわ目を引くこがね色の光を放っています。
895 狛犬 陶器(瀬戸物) 1尺
陶器の狛犬をご用意しました。
全高1尺(約30cm)の大型のもので、社殿の左右に設えられます。
大型の狛犬は、近年では石材が主流となっておりますが、 古来に御奉納されたものには木彫り、木彫りに彩色されたもの、 精巧につくられた陶器などがあります。
木彫りや陶器の狛犬は、 現在では再現できないような精巧で優美なものが多く、 各所で大切に守られています。
893 玄関幕 丸に梅鉢紋入り テトロン縮緬(ちりめん)
玄関に設えられる幕を製作しました。
全幅500cm 丈94cm、 素材はテトロン縮緬です。
玄関の正面が380cmで 左右に60cmづつ折れるようにとのご指定でしたので、 紋は380cmの中でバランスがとれるように配しております。
正面で巻上げる揚巻房は、 明るい紫の平頭より房をご用意しました。
幕と房の色合いを、明るさの異なる同系色を合わせることで、 奥ゆかしさが感じられます。
890 額(白木枠) 140㎝
額を製作しました。
神殿中央に設えられるもので、 全幅140㎝、高さ55㎝の御指定寸法でおつくりしました。
縁は木曽桧材で、裂地は赤色の羽二重布です。
専門職人の手によって額縁は隅々まで綺麗に仕上げられ、 木曽桧の柔らかな色合いと、羽二重の深い赤色に、 白色の本紙が引き立っています。
カテゴリー: 神具 | コメントは受け付けていません。
888
見台の房 (白より房 平頭)
見台の房を製作しました。
地方で大切に継承されている地歌舞伎の中で、 浄瑠璃の見台に設えられるものです。
仕様は平頭のより房で、 一つの頭に二重の紐で揚巻に結ばれています。
小さい結びの揚巻房は際立ちすぎず、 黒い漆塗りの見台を引き立てるように思います。
886 扇用桐箱(6対 12本用)
扇(扇子)を収納される箱を製作しました。
材質は桐材で、9寸(約27cm)の扇が6対(12本) 納まる寸法に仕上げております。
仕様は、中板を入れた2段式、蓋は印籠蓋です。
蓋をした時に隙間が無く、精度の高い仕事は、 桐箱職人の熟練の技術です。